宝くじが当たったボッチの俺が高嶺の花で隠れドスケベな巨乳生徒会長を買ったら、日々エロく迫られて人生が変わった。

ファッション@スカリー

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第82話 唯先輩を守れ!飲み会ガード作戦開始!


8月もいよいよ終わりが見えてきたある日——

俺は唯先輩に頼まれていた飲み会の付き添いミッションを遂に遂行することになった。
正直、大学生の輪に入るなんて初めてで不安しかないが、それでも唯先輩のために頑張らないといけない。お世話になっているのだから。

指定された待ち合わせ場所には少し早く着いてしまい、俺はそわそわしながら先輩たちの到着を待っていた。

「恭く~ん!おまたせ~~!」

遠くから聞き覚えのある明るい声が風に乗って届く。唯先輩だ。
視線を向けると彼女が軽やかにこちらへと駆けてくる。

白のノースリーブブラウスに黒のタイトスカート、小さな鞄を肩に掛けて。
その姿は片側だけ編み込まれた栗色の髪と相まってどこかいつもより大人びて見えた。

先輩やっぱり可愛いな……これはちゃんとガードしてあげないと……
そんな気持ちがふつふつと湧いてきていた俺の元へ唯先輩が近づいてくると、『えいっ!』と声を上げながらいきなり飛びかかってくる。


     ぐにゅ……むにゅにゅにゅ♡


「っ!?先輩!?ちょっと!」

勢いそのままに俺の腕に抱きついてくる先輩に急に心がかき乱される。

俺の経験上……といっても3人だが、どんな女性よりも柔らかいおっぱいの先輩に抱きつかれると意識していなくてもムラついてしまう。
その衝動を抑えるのはなかなか大変なのだ。

そんな俺の視界に追い打ちを掛けるように飛び込んできたのはノースリーブの脇からチラッと覗いた純白のブラだ。

頼む、先輩勘弁してください……先輩も俺に彼女いるの知ってるじゃないですか……

「今日は来てくれてありがとね!今日のご飯代はおねぇさんがもう出してあるから安心してね!!」
「ええ、ありがとう御座います……それは嬉しいんですが………あの………腕が……」
「腕が??」

どことなくニヤニヤとした表情で俺を見てくる先輩。
これは、もしかして確信犯……?

「腕が……その、あたってまして……」
「えへっ……そりゃ当ててるからね。おっぱい。恭くんおっぱい好きでしょ?わたしIカップだよ?」

ああ……愛カップ!?はい!!大好きです!って言えるか!!急なカミングアウトなんなの!?なんで聞いてくるんだよ!?あっ、霞がおっぱい大きいから?そういうこと?

先輩の質問にどう答えて良いかわからず脳内だけで突っ込む俺の顔を面白そうに覗き込んでくる先輩。完全に遊ばれている。

「まぁまぁ!とりあえずみんな待ってるから行こっ!こっちこっち!!」
「ちょっと先輩!?そんな引っ張らないでください!!」

相変わらずその小さな身体に似合わない力で俺をぐいぐい引っ張る先輩に、転びそうになりながら必死でついていく。
そして少し歩いた先で、先輩の友人たちと合流し今日の飲み会の会場へと向かった——


————


レストランに到着した俺たちは広めのお座敷に通されて最初のドリンクをオーダーした。
もちろん俺は先輩を守る為、隣に陣取っている。
周囲を見渡すと今日は俺を含めて10人ほどの会のようだ。

大学生ってやっぱり垢抜けていて大人っぽい雰囲気が羨ましい。
意外だったのは、今日の参加者の中で男は俺を含めて3人だけであとは女性ばかり。
しかも皆真面目そうな人たちでそこまで警戒は必要なさそう……なんて思ったが、やっぱり唯先輩はその中でも圧倒的に可愛い。気を抜いたら危険かもしれない。

なにより、先輩は微量のお酒でも口にしたらド淫乱になってしまう特殊体質。
そうなったら男どもが放っておくわけがない。

周囲をこっそり警戒しながらキョロキョロしていると、ちょうどタイミングよくドリンクが到着する。
それを順番に回して全員の手元にグラスが行き渡った頃、会の中心っぽい女性が立ち上がり明るく乾杯の音頭を取った。

「それじゃみんな、夏コミお疲れ様でした!かんぱ~い!!」
「「「かんぱーい!!」」」

全員の声が重なり、それぞれが思い思いにグラスに口をつけ始める。
そのタイミングで座敷のドアが開き、店員さんが入ってくると料理をテーブルに並べながら簡単な説明をはじめた。

「こちら前菜の白ワインビネガーのジュレドレッシングサラダと鴨のグリルの赤ワインソースがけです」

………あっ……これは!?絶対に先輩に食べさせたらいけないやつぅ!

ここから俺の戦いが始まったのだ——

料理の説明に耳を傾けながら俺はひたすら先輩のためにチェックを入れていた。
アルコールを使った香り付け、隠し味……少しでも可能性があるものはすぐさま店員さんに確認。先輩の皿に乗る前に俺がガードする。

そんな俺の気遣いを知ってか知らずか、先輩もアルコール入りの名前の料理には手を伸ばさなかった。
やっぱり少しは自分の体質をわかってるのかもしれない。それでも油断はできないが。

そして、せわしなく対応しているうちに気づけばもうデザートの時間になっていた。
先輩に言い寄る男性はひとりもおらず、俺はただのアルコールチェック係になっていた。
時々、先輩の友人の女性たちから話しかけられる場面もあったが、正直あまり記憶に残っていない。

……流石に疲れたな。少しトイレに行こ……

場の空気はすっかり和んでいて先輩も楽しそうに女子同士で談笑している。
その様子に安堵して俺は席を立った。

用を済ませて戻ってくると自分の席には美味しそうなティラミスがひとつ置かれている。
俺は席に着くとご褒美のようにそこに置かれたティラミスを何の気なしに手に取り、スプーンで一口。

……ん?これ……!?ヤバい、スポンジにラム酒がしっかり染みてる!!

目を丸くしながら慌てて横にいる先輩の方を見ると、そこにはすでに空になった器がポツンと置かれていた——



次回:唯先輩、暴走モード突入!
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