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ガンツさんの…………○○……だ、と…
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武器を手にし、慣らし、もとい修行としてギルドの修練場を借りて鍛錬しているとガンツさんに絡まれた。
「 よう。お二人さん!いっちょ俺も混ぜてくれ」
若い方の姿でやってきたガンツさんと見知らぬ女性、ガンツさんの声のする方を向こうとする海を容赦なくぶっ飛ばした。
「あれ?ガンツさ……へぶら!!」
ぶっ飛ばした海を眺めつつ、ガンツさんに声お掛けた。
「ガンツさん。混ぜるのはいいですけど邪魔はしないでくださいね」
棍を振り、残心の構えでにこやかに笑うとガンツさんは引きつった顔で答えた。
「よ、容赦ねぇな。ミチル……」
「それで?隣の女性は誰ですか?例のクエストの同行者ですか?それともガンツさんの片想い相手ですか?」
冗談半分で言うとガンツさんは顔を赤く染めて反論した。
「ば!ちげぇよ!クエスト同行者なのはあってるが片想いじゃねぇ!両想いだ!!」
胸を張って答えるガンツさんに引きつつ海を起こしに向かう。
「そうですか。ごちそうさまです。…ほら、海。起きろ」
いつまでも寝そべる海に手を伸ばし立たせた。
「いつつ、師匠ぉ~強すぎですぅ、死ぬかと思いました」
「こんなんで死んだとしたら基礎訓練を怠ったとみなし、訓練メニュー2倍にする」
後頭部を撫でながら言ってくる海に本気で2倍にしょうかと考えながら答えると慌てて懇願してきた。
「勘弁してください」
「おい!こら!無視するなよ!」
存在を忘れようとしていたガンツさんが起こったので仕方なくガンツさん達の方に戻った。
その後、ガンツさんと海をボッコボッコにして今日の訓練を終わりにした。
「いてぇ~、少しは手加減しろよなぁ」
女性から手当てを受けつつガンツさんが阿保な事を言うので真面目に答えた。
「修行と訓練は手加減してもいいことなんてないですから。戦闘は手加減したほうがいいこともあるかもですけど」
「同感だ。クエストの種類によっては捕獲の場合生きてないといけないからな。その為には相手より強くなければならない。訓練は厳しくしなければより強くなれない」
ガンツさんの手当てをしていた女性が腕を組みうんうんと頷きながら言った。
「お姉さん……」
同じ考えの方がいることに少し感動してポツリと声に出た。
「ん?あぁ自己紹介が遅れたな。私はこの馬鹿の妻のサーシャ・シルフィ・ドルカイド。エルフだ。例のクエストのに同行させて貰うことになっている。ギルドランクはA、よろしく頼む」
「「………え?」」
「 よう。お二人さん!いっちょ俺も混ぜてくれ」
若い方の姿でやってきたガンツさんと見知らぬ女性、ガンツさんの声のする方を向こうとする海を容赦なくぶっ飛ばした。
「あれ?ガンツさ……へぶら!!」
ぶっ飛ばした海を眺めつつ、ガンツさんに声お掛けた。
「ガンツさん。混ぜるのはいいですけど邪魔はしないでくださいね」
棍を振り、残心の構えでにこやかに笑うとガンツさんは引きつった顔で答えた。
「よ、容赦ねぇな。ミチル……」
「それで?隣の女性は誰ですか?例のクエストの同行者ですか?それともガンツさんの片想い相手ですか?」
冗談半分で言うとガンツさんは顔を赤く染めて反論した。
「ば!ちげぇよ!クエスト同行者なのはあってるが片想いじゃねぇ!両想いだ!!」
胸を張って答えるガンツさんに引きつつ海を起こしに向かう。
「そうですか。ごちそうさまです。…ほら、海。起きろ」
いつまでも寝そべる海に手を伸ばし立たせた。
「いつつ、師匠ぉ~強すぎですぅ、死ぬかと思いました」
「こんなんで死んだとしたら基礎訓練を怠ったとみなし、訓練メニュー2倍にする」
後頭部を撫でながら言ってくる海に本気で2倍にしょうかと考えながら答えると慌てて懇願してきた。
「勘弁してください」
「おい!こら!無視するなよ!」
存在を忘れようとしていたガンツさんが起こったので仕方なくガンツさん達の方に戻った。
その後、ガンツさんと海をボッコボッコにして今日の訓練を終わりにした。
「いてぇ~、少しは手加減しろよなぁ」
女性から手当てを受けつつガンツさんが阿保な事を言うので真面目に答えた。
「修行と訓練は手加減してもいいことなんてないですから。戦闘は手加減したほうがいいこともあるかもですけど」
「同感だ。クエストの種類によっては捕獲の場合生きてないといけないからな。その為には相手より強くなければならない。訓練は厳しくしなければより強くなれない」
ガンツさんの手当てをしていた女性が腕を組みうんうんと頷きながら言った。
「お姉さん……」
同じ考えの方がいることに少し感動してポツリと声に出た。
「ん?あぁ自己紹介が遅れたな。私はこの馬鹿の妻のサーシャ・シルフィ・ドルカイド。エルフだ。例のクエストのに同行させて貰うことになっている。ギルドランクはA、よろしく頼む」
「「………え?」」
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