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1章 魔法剣士
14話 赤鬼
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俺と清音は町に向かって歩いている。
この前行った町に行く予定だ。
清音は俺が慣れるまで旅は短い方が良いと言い。
一番近い町ということで元の町に戻ることになったのだ。
昼は村長が持たせてくれた弁当を食べる。
俺は合間を見て、刀に直接力を乗せる練習をする。
丹田に力を込めてから刀に力を乗せていては時間がかかるのである。
清音は休憩を取りながら、俺に剣術を教えてくれる。
そのため、俺たちの旅はゆっくりである。
夕方になり、手ごろな木の下に陣を張る。
そして、俺たちは木の上で眠る。
この夜は化け物は通りかからなかった。
朝になり、俺たちは朝食を食べ、出発する。
しばらく歩くと川に出る。
俺と清音は、川を渡ってから水浴びをすることにする。
川を渡り、上流に向かって歩くと水浴びに適した場所に出る。
清音は仮面を外し、着物を脱ぎ全裸になる。
俺は清音の裸に慣れてきたと思うが、何度見ても彼女は金髪碧眼に白い肌の美少女である。
この水浴びは天国である。
俺たちはゆっくり旅を続ける。
夕方になり寝る場所を決め陣を張る。
暗くなると木の上で眠る。
深夜、振動を感じて目を覚ます。
清音も起きている。
彼女は言う
「手ごわいわよ。」
俺は腹に冷たいものを感じる。
緊張しているのだ。
相手は3メートル位の高さがある。
清音は俺に
「赤鬼よ、私がおとりになるから動きを止めて。」
と言うと返事を待たず木から降りる。
俺は丹田に力を籠め、その力を刀に乗せる。
赤鬼は清音に気づき捕まえようとするが、彼女の動きは早い。
彼女は赤鬼の手を刀で切りつけて挑発する。
俺は静かに木から降り、赤鬼の後ろに回る。
清音は赤鬼の指を切り落とす。
赤鬼は怒り、こぶしを振るう、彼女は間一髪でかわす。
俺は赤鬼の右足を太ももから切り落とす。
赤鬼はバランスを崩し倒れる。
しかし、赤鬼は腕を振り回すので容易に近づけない。
俺は力で刀の刀身を伸ばし左腕を切り落とす。
清音は右腕を切り落とす。
俺は刀の刀身を伸ばしたまま赤鬼の首を切り落とす。
清音は短剣で赤鬼の頭に生えている角を2本切り取る。
清音は俺に言う
「魔法を使いこなせるようになれば、赤鬼も楽勝になるね。」
俺は清音が命を危険にさらしていることが気に入らない
「清音、危なかっただろ。」
「そうね。」
「もうそんなことはやめてくれ。」
「大丈夫よ、悲しむ人はいないわ。」
「俺は悲しむぞ。」
「ごめんなさい。」
「俺は清音と一緒にいたいんだ。」
「本気にするわよ。」
「俺は本気だ。」
清音は黙り込む。
彼女は俺がうそを言っているとでも思っているのだろうか。
この前行った町に行く予定だ。
清音は俺が慣れるまで旅は短い方が良いと言い。
一番近い町ということで元の町に戻ることになったのだ。
昼は村長が持たせてくれた弁当を食べる。
俺は合間を見て、刀に直接力を乗せる練習をする。
丹田に力を込めてから刀に力を乗せていては時間がかかるのである。
清音は休憩を取りながら、俺に剣術を教えてくれる。
そのため、俺たちの旅はゆっくりである。
夕方になり、手ごろな木の下に陣を張る。
そして、俺たちは木の上で眠る。
この夜は化け物は通りかからなかった。
朝になり、俺たちは朝食を食べ、出発する。
しばらく歩くと川に出る。
俺と清音は、川を渡ってから水浴びをすることにする。
川を渡り、上流に向かって歩くと水浴びに適した場所に出る。
清音は仮面を外し、着物を脱ぎ全裸になる。
俺は清音の裸に慣れてきたと思うが、何度見ても彼女は金髪碧眼に白い肌の美少女である。
この水浴びは天国である。
俺たちはゆっくり旅を続ける。
夕方になり寝る場所を決め陣を張る。
暗くなると木の上で眠る。
深夜、振動を感じて目を覚ます。
清音も起きている。
彼女は言う
「手ごわいわよ。」
俺は腹に冷たいものを感じる。
緊張しているのだ。
相手は3メートル位の高さがある。
清音は俺に
「赤鬼よ、私がおとりになるから動きを止めて。」
と言うと返事を待たず木から降りる。
俺は丹田に力を籠め、その力を刀に乗せる。
赤鬼は清音に気づき捕まえようとするが、彼女の動きは早い。
彼女は赤鬼の手を刀で切りつけて挑発する。
俺は静かに木から降り、赤鬼の後ろに回る。
清音は赤鬼の指を切り落とす。
赤鬼は怒り、こぶしを振るう、彼女は間一髪でかわす。
俺は赤鬼の右足を太ももから切り落とす。
赤鬼はバランスを崩し倒れる。
しかし、赤鬼は腕を振り回すので容易に近づけない。
俺は力で刀の刀身を伸ばし左腕を切り落とす。
清音は右腕を切り落とす。
俺は刀の刀身を伸ばしたまま赤鬼の首を切り落とす。
清音は短剣で赤鬼の頭に生えている角を2本切り取る。
清音は俺に言う
「魔法を使いこなせるようになれば、赤鬼も楽勝になるね。」
俺は清音が命を危険にさらしていることが気に入らない
「清音、危なかっただろ。」
「そうね。」
「もうそんなことはやめてくれ。」
「大丈夫よ、悲しむ人はいないわ。」
「俺は悲しむぞ。」
「ごめんなさい。」
「俺は清音と一緒にいたいんだ。」
「本気にするわよ。」
「俺は本気だ。」
清音は黙り込む。
彼女は俺がうそを言っているとでも思っているのだろうか。
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