167 / 244
12章 宗七の働き
10話 帝、結婚を認める
しおりを挟む
俺たちの行列は、町の門を通り、大通りをまっすぐ進んで城の外門に突き当たる。
達郎が門兵に言う
「菊姫である。」
門兵は大声で言う
「開門。」
木製の両扉がゆっくり開く。
100メートルほど進むと中門に着く。
俺たちは牛車を降りる。
中門を通り、建物の入り口で履物を脱ぎ中へ入る。
菊と俺、清音、弥次郎、千代音、達郎、美代は、建物の中を進む。
階段を2階登り、何もない部屋に入る。
清音、弥次郎、千代音、美代が面を外す。
菊が部屋を守る2人の兵に言う
「帝にお目通りを願います。」
兵は黙ってふすまを開ける。
俺たちは、中に入ると部屋の中央に進み、正座をする。
部屋の1段高くなったところに帝が座っている。
帝の後ろには、正虎と勝時が控えている。
俺たちは平伏する。
帝が声をかける
「面を上げなさい。菊、今日は何の用ですか。」
「ご存じだと思いますが、私はつな様と結婚しようと思います。」
俺は結婚のために国府に来たことを理解しているが、打ち合わせなしで結婚の話になり慌てる。
帝は俺に話しかける
「菊と結婚、つなは承知しているのか。」
「はい。」
俺は言葉が出ない
「菊と結婚するということは国を背負うことに等しいぞ、そなたに覚悟はできているか。」
「私は、大切な人を守るだけです。」
俺は本音を言ってしまう。
「その中に菊は入っているのですね。」
「はい。」
「菊を守るということは、国を守ることに等しいと考えます。」
「仰せの通りです。」
「よろしい、結婚を認めましょう。」
俺は冷や汗をかいている。
帝の部屋を出ると菊の部屋に行く。
俺は菊に抗議する
「姫様、いきなり結婚の話をするとは聞いていませんよ。」
「それ以外に話すことがありましたか。」
「鬼柳の話とかはどうですか。」
「そんな話はしたくありません。」
菊はそっぽを向く。
菊は清音、千代、日奈に言う
「これから結婚式の準備をしますから忙しくなりますよ。」
清音が質問をする
「結婚するのは姫様でしょ。私たちは何の準備をするの。」
千代が言う
「花嫁は4人だからよ。」
日奈が説明する
「側室も一緒に式を挙げるのです。」
菊たち4人が俺を見る。
花嫁が4人である。
俺は幸せ者なのだろうが、結婚式にお義父さんが3人である。
素直に喜べないでいる。
達郎が門兵に言う
「菊姫である。」
門兵は大声で言う
「開門。」
木製の両扉がゆっくり開く。
100メートルほど進むと中門に着く。
俺たちは牛車を降りる。
中門を通り、建物の入り口で履物を脱ぎ中へ入る。
菊と俺、清音、弥次郎、千代音、達郎、美代は、建物の中を進む。
階段を2階登り、何もない部屋に入る。
清音、弥次郎、千代音、美代が面を外す。
菊が部屋を守る2人の兵に言う
「帝にお目通りを願います。」
兵は黙ってふすまを開ける。
俺たちは、中に入ると部屋の中央に進み、正座をする。
部屋の1段高くなったところに帝が座っている。
帝の後ろには、正虎と勝時が控えている。
俺たちは平伏する。
帝が声をかける
「面を上げなさい。菊、今日は何の用ですか。」
「ご存じだと思いますが、私はつな様と結婚しようと思います。」
俺は結婚のために国府に来たことを理解しているが、打ち合わせなしで結婚の話になり慌てる。
帝は俺に話しかける
「菊と結婚、つなは承知しているのか。」
「はい。」
俺は言葉が出ない
「菊と結婚するということは国を背負うことに等しいぞ、そなたに覚悟はできているか。」
「私は、大切な人を守るだけです。」
俺は本音を言ってしまう。
「その中に菊は入っているのですね。」
「はい。」
「菊を守るということは、国を守ることに等しいと考えます。」
「仰せの通りです。」
「よろしい、結婚を認めましょう。」
俺は冷や汗をかいている。
帝の部屋を出ると菊の部屋に行く。
俺は菊に抗議する
「姫様、いきなり結婚の話をするとは聞いていませんよ。」
「それ以外に話すことがありましたか。」
「鬼柳の話とかはどうですか。」
「そんな話はしたくありません。」
菊はそっぽを向く。
菊は清音、千代、日奈に言う
「これから結婚式の準備をしますから忙しくなりますよ。」
清音が質問をする
「結婚するのは姫様でしょ。私たちは何の準備をするの。」
千代が言う
「花嫁は4人だからよ。」
日奈が説明する
「側室も一緒に式を挙げるのです。」
菊たち4人が俺を見る。
花嫁が4人である。
俺は幸せ者なのだろうが、結婚式にお義父さんが3人である。
素直に喜べないでいる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる