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17章 大治防衛戦
1話 開戦
5日後、帝の元に勝成の書簡が届く。
書簡には、1週間後、奴国と開戦予定になってことが書かれている。
5日前に、九条頼之の軍と日野翔馬が出発している。
馬で向かった日野翔馬は大治についている頃である。
しかし、九条頼之の軍は大治まで2週間以上かかるはずなので開戦に間に合わない。
帝は、九条正親に増援の用意をするように言う。
さらに帝は勝成に戦の状況を毎日送るように書簡を送る。
開戦を2日に迫った大治に日野翔馬が到着する。
翔馬は勝成に会うと言う
「四條忠正に代わって軍の指揮を取りに来ました。」
「そうですか、四條殿の処遇はどのようになりましたか。」
「指示は受けておりませんので一兵卒として剣の腕を振るってもらうつもりです。」
「四條殿は納得しますか。」
「戦で功績を上げなければ立場が危ういでしょう。」
「では、戦場で償いをしてもらいましょう。」
翔馬は国府の軍が集まっているところに行く。
副隊長は翔馬に気づいて、大声を出す
「傾注!」
翔馬が兵たちに言う
「帝に指揮官として派遣されて来ました。以後指揮に従ってもらいます。」
忠正が翔馬に言う
「私はどうなる。」
「四條殿は一兵卒として軍に加わってもらいます。」
「なんだと、一兵卒とはどういうことだ。」
「嫌なら拘束します。」
「なんてことだ。」
「四條殿、戦で功績を残さないと立場が悪くなりますよ。」
「分かりました。」
忠正の顔には、悔しさがにじみ出ている。
菊姫の元に勝成の書簡が届く。
彼女は、俺たち6人と宗七、影平を呼ぶ。
彼女は俺たちに話す
「書簡には1週間後開戦するとありますので、明日開戦するはずです。」
「大治まで馬で6日かかりますよ。」
俺が言うと宗七が言う
「持ちこたえてくれるでしょう。急ぎますよ。」
俺たちは馬と馬車で出発する。
第3部隊は5日前に出発しているので、宗七は途中で合流することになる。
大治では、開戦の前日、日野翔馬は国府の軍を率いて大治を出ていく。
勝成は翔馬に大治の軍は守りに徹するように頼まれている。
翌朝、夜が明ける前に大治の軍は、塀と柵の間に布陣する。
明るくなると大治の北にある丘の上に軍勢が集まっていることが判る。
大治の兵たちは、軍勢の大きさに驚く。
佐山の軍は、2000どころかその数倍の人員がいるのだ。
翔馬は暗いうちから索敵の兵を出して、敵が北の丘に布陣していることを掴んでいる。
彼は敵から死角になる町の南側に布陣している。
佐山の軍は、太鼓が打ち鳴らされると兵1000が横陣形のまま前進してくる。
と言うより、必死に走ってくる。
後には10匹の赤鬼がおり、兵は追い立てられているのだ。
翔馬の軍も動く。
縦陣形のまま町を回り込み、前進してくる佐山の軍の前に出る。
佐山の軍は速度を緩めずに翔馬の軍にぶつかる。
翔馬は軍に言う
「相手は、素人だ落ち着いて対処しろ。」
「赤鬼には5人以上でかかれ。」
翔馬の軍は最初乱れたが、すぐに立て直し佐山の軍をつぶしにかかる。
赤鬼は敵味方関係なく兵を襲う。
四條忠正が必死に戦い、1人で赤鬼を4匹倒す。
残り6匹の赤鬼も兵に倒される。
初戦は、翔馬の軍の働きで大治側が圧勝する。
書簡には、1週間後、奴国と開戦予定になってことが書かれている。
5日前に、九条頼之の軍と日野翔馬が出発している。
馬で向かった日野翔馬は大治についている頃である。
しかし、九条頼之の軍は大治まで2週間以上かかるはずなので開戦に間に合わない。
帝は、九条正親に増援の用意をするように言う。
さらに帝は勝成に戦の状況を毎日送るように書簡を送る。
開戦を2日に迫った大治に日野翔馬が到着する。
翔馬は勝成に会うと言う
「四條忠正に代わって軍の指揮を取りに来ました。」
「そうですか、四條殿の処遇はどのようになりましたか。」
「指示は受けておりませんので一兵卒として剣の腕を振るってもらうつもりです。」
「四條殿は納得しますか。」
「戦で功績を上げなければ立場が危ういでしょう。」
「では、戦場で償いをしてもらいましょう。」
翔馬は国府の軍が集まっているところに行く。
副隊長は翔馬に気づいて、大声を出す
「傾注!」
翔馬が兵たちに言う
「帝に指揮官として派遣されて来ました。以後指揮に従ってもらいます。」
忠正が翔馬に言う
「私はどうなる。」
「四條殿は一兵卒として軍に加わってもらいます。」
「なんだと、一兵卒とはどういうことだ。」
「嫌なら拘束します。」
「なんてことだ。」
「四條殿、戦で功績を残さないと立場が悪くなりますよ。」
「分かりました。」
忠正の顔には、悔しさがにじみ出ている。
菊姫の元に勝成の書簡が届く。
彼女は、俺たち6人と宗七、影平を呼ぶ。
彼女は俺たちに話す
「書簡には1週間後開戦するとありますので、明日開戦するはずです。」
「大治まで馬で6日かかりますよ。」
俺が言うと宗七が言う
「持ちこたえてくれるでしょう。急ぎますよ。」
俺たちは馬と馬車で出発する。
第3部隊は5日前に出発しているので、宗七は途中で合流することになる。
大治では、開戦の前日、日野翔馬は国府の軍を率いて大治を出ていく。
勝成は翔馬に大治の軍は守りに徹するように頼まれている。
翌朝、夜が明ける前に大治の軍は、塀と柵の間に布陣する。
明るくなると大治の北にある丘の上に軍勢が集まっていることが判る。
大治の兵たちは、軍勢の大きさに驚く。
佐山の軍は、2000どころかその数倍の人員がいるのだ。
翔馬は暗いうちから索敵の兵を出して、敵が北の丘に布陣していることを掴んでいる。
彼は敵から死角になる町の南側に布陣している。
佐山の軍は、太鼓が打ち鳴らされると兵1000が横陣形のまま前進してくる。
と言うより、必死に走ってくる。
後には10匹の赤鬼がおり、兵は追い立てられているのだ。
翔馬の軍も動く。
縦陣形のまま町を回り込み、前進してくる佐山の軍の前に出る。
佐山の軍は速度を緩めずに翔馬の軍にぶつかる。
翔馬は軍に言う
「相手は、素人だ落ち着いて対処しろ。」
「赤鬼には5人以上でかかれ。」
翔馬の軍は最初乱れたが、すぐに立て直し佐山の軍をつぶしにかかる。
赤鬼は敵味方関係なく兵を襲う。
四條忠正が必死に戦い、1人で赤鬼を4匹倒す。
残り6匹の赤鬼も兵に倒される。
初戦は、翔馬の軍の働きで大治側が圧勝する。
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