50 / 118
第2章 建国
第22話 オグル
しおりを挟む
15層に降りて、トウヤたちはより慎重に進む。前方にゴブリンを2匹発見するが、どこか様子が違う。サチがみんなに言う。
「あのゴブリン、身長が高くて、筋肉質だし、顔つきも違うわ。」「あれは、ホブゴブリンだ。ゴブリンの上位種だ。ゴブリンより素早いし、力が強いぞ。」
アンドレアスが説明する。ユキコが言う。
「上位種でも、やることは変わらないわ。」「そうだな。」
トウヤが剣を構えながら答える。サチが炎熱魔法を撃ちこむ。ホブゴブリンは驚いたように動きを止める。
サチと同時に動いたケンゴが気配を隠して接近してホブゴブリン2匹の足を短剣で切りつける。トウヤ、ユキコ、ヒナタが飛び出しホブゴブリンに切りつける。
トウヤはホブゴブリンを袈裟切りにして倒す。ユキコの打ち込みはホブゴブリンの持つ棍棒で受け止められる。そこへヒナタが斧をホブゴブリンの腹へ撃ち込む。
斧は深く刺さり、腹から血を出しながら腸が飛び出る。ホブゴブリンは膝をつく。ユキコが剣で首をはねる。
トウヤたちは息を吐きだしてホッとする。すると護衛の兵の1人はうめき声を上げる。トウヤたちが見ると黒い大蛇が兵に巻き付いている。
「ブラックスネークだ。毒は無い。首をはねるんだ。」
アンドレアスが指示するとケンゴが素早く動いて首をはねる。ブラックスネークは首をはねられた後も兵を締め付け「バキ、バキ」と骨の折れる音がする。
トウヤたちはブラックスネークを引きはがしにかかる。力が強くてびくともしなかったが、やっと体の動きが止まり兵からブラックスネークを引きはがす。
セネカは、護衛の兵をハイヒールで治療する。
「こいつは天井に潜んでいて獲物が下に来ると音もなく降りて来て体に巻き付いて、獲物を絞め殺して飲み込むんだ。」
アンドレアスの説明にトウヤたちは上を見る。するともう1匹ブラックスネークがこちらを見ている。トウヤたちは足早にその場を移動する。
ダンジョンの中を進んで聞くと身長3メートル近い巨体の魔物と遭遇する。
「オグルだ。気を付けて戦うんだぞ。」「分かっています。みんなやるそ。」「「「おう」」」
オグルはトウヤたちに気づくとゆっくり近づいて来る。まだ、炎熱魔法の射程まで距離がある。オグルは勝利を確信しているのか、悠々と自然体で歩みを進める。
威嚇する必要はない。ただ、蹂躙するだけだと言わんばかりに見える。トウヤの額に汗が流れる。彼はオグルがこれまでの魔物とは全く違うと感じる。
ユキコ、ヒナタ、ケンゴ、サチも同じように感じているようだ。セネカが言う。
「いつもと同じよ。倒したら冒険者ギルドに行って報告しましょ。」
トウヤ、ユキコ、ヒナタ、ケンゴ、サチは肩の力を抜いていう。
「「「その通りだ」」」
5人の声がハモる。トウヤたちに笑顔が戻る。オグルが炎熱魔法の射程に入る。
「いくよー」
サチが炎熱魔法をオグルに撃ち込む。同時にケンゴが気配を消して走り出し、炎熱魔法に紛れてオグルの目を狙う。短剣がオグルの左目に突き刺さるが抜けなくなる。
ケンゴはとっさに短剣を手放してオグルの胸を蹴って離脱する。その瞬間、オグルの右こぶしが眼前を通過する。ケンゴは2本目の短剣を抜く。
トウヤが左腕を狙って剣で切りつける。オグルは左腕を振るとトウヤは飛ばされる。オグルの方を見たまま着地するがその姿勢で地面を5メートルほど滑る。
ユキコはオグルの右腕を狙って切りつける。ユキコは右腕を振られて、弾き飛ばされ、壁に背中から打ち付けられ地面にずり落ちる。
ケンゴは斧で右足に一撃入れると離れて、ユキコの所に駆け付けて、ユキコを引きずってオグルから離れてセネカに預ける。トウヤが言う。
「本当に化け物だな。」「もう一度、チャンスをくれ。」
ケンゴが言うとサチが答える。
「2射目行くよ。」「おう。」
炎熱魔法をオグルに撃ち込む。ケンゴは再び炎熱魔法に紛れてオグルの右目を狙う。短剣を右目に刺すと離脱しようとするがオルグの右手に捕まってしまう。
オグルは手にしたケンゴを地面にたたきつける。トウヤたちが思わず叫ぶ。
「ケンゴーーー」
ケンゴは血を吐きその場から動かない。オグルはケンゴを踏みつぶそうとする。セネカがケンゴの所に滑り込み、防御シールドを張る。
セネカは唯一冷静に判断して、ユキコの治療を中断して飛び出していた。防御シールドを張りながらハイヒールでケンゴを治療する。
「右足をやるぞ。」「分かっている。」
トウヤとヒナタは防御シールドを壊そうとするオグルの右足を狙う。トウヤが剣で足の筋肉を切り付け、ヒナタが斧でアキレス腱を断ち切ろうとする。
オグルは右足の痛みに後ずさる。その時、アキレス腱が切れる。ヒナタの斧の一撃が効いたのだ。ケンゴは、セネカのハイヒールで賦活する。
セネカはユキコの治療に戻る。オグルは両眼をつぶされ、右足も使えなくなり、仰向けに倒れたまま両腕を振り回す。
オグルの腕は当たればただでは済まない凶器だが、足をつぶされて動けないので、あとはとどめを刺すだけだ。トウヤとヒナタはオグルが振り回している両腕を封じることにする。
トウヤとヒナタは、剣と斧で腕を切りつけるが振り回しているため、手こずる。復活したケンゴがオグルの胸に飛び乗ると同時に3本目の短剣で首をかき切る。
ケンゴは左腕にはじかれて飛ばされるが受け身を取ってけがを防ぐ。オグルの首から多量の血が噴き出す。そして、動きが緩慢になり、腕を振り回すことをやめる。
ヒナタが斧をケンゴに渡して言う。
「オグルを倒せるのはケンゴのおかげだ。止めを刺してくれ。」「僕がとどめを刺すけど、倒したのはみんなが協力したからだよ。」
ケンゴは斧でオグルの首をはねる。トウヤはホッと胸をなでおろす。戦いが終わって緊張が解けたのだ。
「あのゴブリン、身長が高くて、筋肉質だし、顔つきも違うわ。」「あれは、ホブゴブリンだ。ゴブリンの上位種だ。ゴブリンより素早いし、力が強いぞ。」
アンドレアスが説明する。ユキコが言う。
「上位種でも、やることは変わらないわ。」「そうだな。」
トウヤが剣を構えながら答える。サチが炎熱魔法を撃ちこむ。ホブゴブリンは驚いたように動きを止める。
サチと同時に動いたケンゴが気配を隠して接近してホブゴブリン2匹の足を短剣で切りつける。トウヤ、ユキコ、ヒナタが飛び出しホブゴブリンに切りつける。
トウヤはホブゴブリンを袈裟切りにして倒す。ユキコの打ち込みはホブゴブリンの持つ棍棒で受け止められる。そこへヒナタが斧をホブゴブリンの腹へ撃ち込む。
斧は深く刺さり、腹から血を出しながら腸が飛び出る。ホブゴブリンは膝をつく。ユキコが剣で首をはねる。
トウヤたちは息を吐きだしてホッとする。すると護衛の兵の1人はうめき声を上げる。トウヤたちが見ると黒い大蛇が兵に巻き付いている。
「ブラックスネークだ。毒は無い。首をはねるんだ。」
アンドレアスが指示するとケンゴが素早く動いて首をはねる。ブラックスネークは首をはねられた後も兵を締め付け「バキ、バキ」と骨の折れる音がする。
トウヤたちはブラックスネークを引きはがしにかかる。力が強くてびくともしなかったが、やっと体の動きが止まり兵からブラックスネークを引きはがす。
セネカは、護衛の兵をハイヒールで治療する。
「こいつは天井に潜んでいて獲物が下に来ると音もなく降りて来て体に巻き付いて、獲物を絞め殺して飲み込むんだ。」
アンドレアスの説明にトウヤたちは上を見る。するともう1匹ブラックスネークがこちらを見ている。トウヤたちは足早にその場を移動する。
ダンジョンの中を進んで聞くと身長3メートル近い巨体の魔物と遭遇する。
「オグルだ。気を付けて戦うんだぞ。」「分かっています。みんなやるそ。」「「「おう」」」
オグルはトウヤたちに気づくとゆっくり近づいて来る。まだ、炎熱魔法の射程まで距離がある。オグルは勝利を確信しているのか、悠々と自然体で歩みを進める。
威嚇する必要はない。ただ、蹂躙するだけだと言わんばかりに見える。トウヤの額に汗が流れる。彼はオグルがこれまでの魔物とは全く違うと感じる。
ユキコ、ヒナタ、ケンゴ、サチも同じように感じているようだ。セネカが言う。
「いつもと同じよ。倒したら冒険者ギルドに行って報告しましょ。」
トウヤ、ユキコ、ヒナタ、ケンゴ、サチは肩の力を抜いていう。
「「「その通りだ」」」
5人の声がハモる。トウヤたちに笑顔が戻る。オグルが炎熱魔法の射程に入る。
「いくよー」
サチが炎熱魔法をオグルに撃ち込む。同時にケンゴが気配を消して走り出し、炎熱魔法に紛れてオグルの目を狙う。短剣がオグルの左目に突き刺さるが抜けなくなる。
ケンゴはとっさに短剣を手放してオグルの胸を蹴って離脱する。その瞬間、オグルの右こぶしが眼前を通過する。ケンゴは2本目の短剣を抜く。
トウヤが左腕を狙って剣で切りつける。オグルは左腕を振るとトウヤは飛ばされる。オグルの方を見たまま着地するがその姿勢で地面を5メートルほど滑る。
ユキコはオグルの右腕を狙って切りつける。ユキコは右腕を振られて、弾き飛ばされ、壁に背中から打ち付けられ地面にずり落ちる。
ケンゴは斧で右足に一撃入れると離れて、ユキコの所に駆け付けて、ユキコを引きずってオグルから離れてセネカに預ける。トウヤが言う。
「本当に化け物だな。」「もう一度、チャンスをくれ。」
ケンゴが言うとサチが答える。
「2射目行くよ。」「おう。」
炎熱魔法をオグルに撃ち込む。ケンゴは再び炎熱魔法に紛れてオグルの右目を狙う。短剣を右目に刺すと離脱しようとするがオルグの右手に捕まってしまう。
オグルは手にしたケンゴを地面にたたきつける。トウヤたちが思わず叫ぶ。
「ケンゴーーー」
ケンゴは血を吐きその場から動かない。オグルはケンゴを踏みつぶそうとする。セネカがケンゴの所に滑り込み、防御シールドを張る。
セネカは唯一冷静に判断して、ユキコの治療を中断して飛び出していた。防御シールドを張りながらハイヒールでケンゴを治療する。
「右足をやるぞ。」「分かっている。」
トウヤとヒナタは防御シールドを壊そうとするオグルの右足を狙う。トウヤが剣で足の筋肉を切り付け、ヒナタが斧でアキレス腱を断ち切ろうとする。
オグルは右足の痛みに後ずさる。その時、アキレス腱が切れる。ヒナタの斧の一撃が効いたのだ。ケンゴは、セネカのハイヒールで賦活する。
セネカはユキコの治療に戻る。オグルは両眼をつぶされ、右足も使えなくなり、仰向けに倒れたまま両腕を振り回す。
オグルの腕は当たればただでは済まない凶器だが、足をつぶされて動けないので、あとはとどめを刺すだけだ。トウヤとヒナタはオグルが振り回している両腕を封じることにする。
トウヤとヒナタは、剣と斧で腕を切りつけるが振り回しているため、手こずる。復活したケンゴがオグルの胸に飛び乗ると同時に3本目の短剣で首をかき切る。
ケンゴは左腕にはじかれて飛ばされるが受け身を取ってけがを防ぐ。オグルの首から多量の血が噴き出す。そして、動きが緩慢になり、腕を振り回すことをやめる。
ヒナタが斧をケンゴに渡して言う。
「オグルを倒せるのはケンゴのおかげだ。止めを刺してくれ。」「僕がとどめを刺すけど、倒したのはみんなが協力したからだよ。」
ケンゴは斧でオグルの首をはねる。トウヤはホッと胸をなでおろす。戦いが終わって緊張が解けたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる