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第63話 神族・魔族狩り
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魔族との戦闘後2日目、ジェームス・アラン提督の艦隊が地球の軌道上にに到着した。しかし、フレイムランドを警戒する自衛隊と米軍を刺激しないため、艦隊には、このまま軌道上で待機してもらうことになる。
艦隊はステルススクリーンを展開しているので見つかる恐れはない。地球側の最大戦力であるシャドウズには動きが見られなかった。各国が戦火の拡大を恐れたのかもしれない。
フレイムランドでは、位相空間発生装置の作り直しがロア博士によって行われている。
「こーんな古いものではいけません、あーたらしくしましょ。」
ロア博士の一言で決まった。
東京での魔族や神族の活動は、戦闘後ますます顕著化している。一般人の目撃や動画に撮影されるなどしてマスコミが騒いでいる。
フレイムランドの戦闘で魔族や神族の存在が明らかになったのが大きい。防衛大臣から依頼が入る。
「フレイムランドの滞在を認める代わりに、秘密裏に魔族と神族を排除して欲しい。」「分かりました。魔族と神族の討伐を行います。」
軍司令のアーリィが返答する。
要望を受け入れ部隊を編成することになる。カイル・ウィーク騎士をドニィーシャが推薦する。俺はカイルに任務に何人欲しいか聞く。
「人数はいりません、ケイティとヴァンスをお願いします。」
カイルが答える。俺はドニィーシャに聞く。
「3人で大丈夫か。」「ケイティ、ヴァンスともに適任と思います。この3人なら連携が取れます。」
俺はドニィーシャの言葉と信じる。任務にあたるのは3人と決まる。また、中位以上の神族と魔族が現れた場合、俺、ドニィーシャ、サイーシヤで戦うことになる。
カイルたちは、東京の拠点に移り、活動を始める。カイルたちは、はじめ1人で動く神族と魔族を狙う。カイルが正面からあたりケイティとヴァンスが隙を突き始末するやり方をする。
死体は自衛隊に連絡し回収してもらう。一晩に4、5人のペースで始末していく。神族と魔族たちは、仲間が狩られているのに気づくと3人以上のグループで動くようになる。
神族と魔族の対策は、カイルたちに関係なかった。カイルがアクセルを使って相手のリーダ核を始末すると気配を消していたケイティとヴァンスが襲いかかる。ほとんどのグループがまともに反撃できずに始末されていった。
ある日、1つの大きな気配がカイルたちを追い始めている。カイルは戦っても負ける気はしなかったが、中位以上は相手にしないことになっていたので、連絡を入れる。
「こちらK1、中位以上と遭遇指示を願う。」「了解、このまま南方へ向かえ。」
俺とドニィーシャが東京に向かう。俺は、カイルたちの進む先で気配を消し網を張る。カイルたちが来る。そして女の神族が追って来ている。
俺は拳銃オルカルで魔力弾を3発撃ち込み動きを止める。ドニィーシャがアクセルを使って神族に迫り、剣を下から切り上げる。神族は避けるが、右腕を切り落とされる。
その時、俺は魔剣マノーブルを槍に変え魔力弾の魔力を収束させ撃ちだす。収束した魔力は、神族のシールドを突き破り、神族の上半身を消し飛ばす。
「カイルが注意を引き付けておいてくれて、優位に戦えたよ。」「いえ、陛下のお力です。」
カイルはそう言うが、ドニィーシャがいなかったら苦戦していた。魔力を打ち出して神族に当てることが出来たのも、彼女が隙を作ってくれたからだ。
艦隊はステルススクリーンを展開しているので見つかる恐れはない。地球側の最大戦力であるシャドウズには動きが見られなかった。各国が戦火の拡大を恐れたのかもしれない。
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俺はドニィーシャの言葉と信じる。任務にあたるのは3人と決まる。また、中位以上の神族と魔族が現れた場合、俺、ドニィーシャ、サイーシヤで戦うことになる。
カイルたちは、東京の拠点に移り、活動を始める。カイルたちは、はじめ1人で動く神族と魔族を狙う。カイルが正面からあたりケイティとヴァンスが隙を突き始末するやり方をする。
死体は自衛隊に連絡し回収してもらう。一晩に4、5人のペースで始末していく。神族と魔族たちは、仲間が狩られているのに気づくと3人以上のグループで動くようになる。
神族と魔族の対策は、カイルたちに関係なかった。カイルがアクセルを使って相手のリーダ核を始末すると気配を消していたケイティとヴァンスが襲いかかる。ほとんどのグループがまともに反撃できずに始末されていった。
ある日、1つの大きな気配がカイルたちを追い始めている。カイルは戦っても負ける気はしなかったが、中位以上は相手にしないことになっていたので、連絡を入れる。
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