戦場で死ぬはずだった俺が、女騎士に拾われて王に祭り上げられる(改訂版)

ぽとりひょん

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第202話 ダバオ湾の戦い1

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 フィリピンのダバオの拠点から神族の動きが活発になっているとの情報がフレイムランドに伝えられる。
 近衛騎士団からカミル・ヒューゲル、レオン・ジールマン、ユリア・テールマンの3人の騎士が調査に向かう。
 カミルたちは気配を消しながら神族の動きを追う。彼らの一報としてかなりの数の神族が動いていることがわかる。
 彼らはさらに神族の動きを追い、パナポという都市を中心に動いていることがわかる。
 幹部会が開かれ、ティグラトが発言する。
 「すぐに部隊を編成して駆逐するべきです。」「まだ、神族の目的がわからない、うかつに動くべきではない。」
アサドが反対する。
 「機先を制しないと勝てませんよ。」
ドニィーシャはティグラトの意見に賛同する。
 幹部会の意見は分かれる。今の時点で神族の規模も目的もはっきりしていない。
 俺は、カミルの情報を待つことにして、同時に各騎士団に出撃できるように準備を求めることにする。
 カミルたちは下位の神族だけでなく、中位の神族もかなりの数が動いていることに気づく。
 彼らは、それを第二報として送ってくる。彼らには神族の目的を探るように指示を出す。
 カミルたちは下位の神族を気づかれないようにとらえて目的を聞き出すことにする。
 彼らは単独で動いている下位の神族を気配を消してほかの神族がいないところで襲う。
 神族を抵抗できないように半殺しにしてさらい、人目のない所で尋問する。カミルが捕えた神族に聞く。
 「何をやっている。」「何のことだ。」
神族は口を割らない。
 カミルたちは神族を拷問して聞き出そうとするが、神族は口を割らず死んでしまう。
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