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第1話 たけると鈴鹿
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人気のない寺の境内で若い男女が6人組の男たちに囲まれている。
囲まれている男の逢神たけるは、この世ならざるものを見る目で男たちを見る。
6人の男たちはこぶだらけの巨大な体をして、頭に角がある。
男たちの正体は鬼である。
たけるの血は騒ぐ早く刀を出して、その刀に鬼の血を与えろと・・・
たけるは一緒に居る女に声をかける
「鈴鹿やるぞ。」
「承知。」
女は短く答えると虚空から大通連を抜き出す。
たけるは心に呪われた鬼切りの刀の名をつぶやく
来い、羽左衛門ノ贄ノ夜叉
虚空から護符に包まれた鞘に収まった刀が虚空から浮かびあがる。
彼は刀を手に取り、抜きはらうと、心の中が鬼への憎しみで満たされる。
たけるの気配の変化に危機感を覚えた6人の男たちは、鬼の正体を現す。
彼に一番近い鬼が鋭い爪の生えた巨大な手で彼を引き裂こうと右腕を振るう
しかし、彼は次の瞬間、鬼の前に立ち刀で腹を横一文字に切り裂く。
鬼は臓物をぶちまけもがき苦しむ、普通の刀ならすぐふさがる傷が治らないどころか、体液を吸われるように干からびていく。
たけるは腹を切られ跪く鬼の首をはねる。
2匹の鬼がたけるを引き裂こうと爪を牙を振るうが、彼は揺れるようにかわし、腕を足を切り飛ばしていく。
鬼たちは入り口から手足が生えてくるはずが干からび激痛を感じ
「ぎゃゃー」
鳴き声を出す。
彼は容赦なく、怒りに満ちた顔で鬼を切り刻んでいく。
鈴鹿は大通連を抜くと神速で間合いに入り、鬼を横に一閃する。
鬼は腹から血を噴き出し、胴が分かれ倒れる。
こちらも鬼の傷はふさがらない。
鈴鹿目掛けて次の鬼が腕を振り下ろすがそこに彼女はいない。
そして、鬼は縦に切り裂かれ倒れる。
残る鬼は鈴鹿が神速で迫り首をはねる。
3匹の鬼を殺したたけるは鈴鹿の殺した鬼の死体を刀で突きさす、何度も、何度も、何度も・・・
彼の心は鬼への憎しみで満たされ、意識は憎しみに翻弄されている。
憎しみの沼は深い、彼は沼から出ようとあがく、しかし、段々もがく力が無くなっていく。
鈴鹿は言う
「刀に取り込まれたのね。」
彼の心の中で刀鍛冶が言う
「あそこにも鬼がいるぞ。」
たけるの目は、鬼姫鈴鹿を捕らえる。
彼は彼女に切りかかる。
彼女は刀を避けつつ、柄頭を大通連の柄頭で突き上げ、彼の刀をはね上げる。
たけるは刀を離し、元に戻るはずだったが、まだ心は鬼への憎しみが残り我を忘れている。
彼の憎しみに翻弄されていた意識が戻る。
憎しみの沼に光がさすが彼には動く力が残っていない。
たけるの両手が鈴鹿の首を絞める。
彼の意識はやめろと叫ぶが、体は言うことを効かない。
彼女は抵抗しない、そのまま、呼吸が止まる。。
彼は意識を失い鈴鹿の上に倒れ込み動かなくなる。
しばらくすると、死んでいた鈴鹿は心臓が動き出し、息を吹き返す。
彼女は、たけるを愛おしげに抱きしめ、哀れむ様な声でつぶやく
「また、あなたは苦しむのですね。」
鈴鹿は、自分を殺したたけるのために涙を流す。
囲まれている男の逢神たけるは、この世ならざるものを見る目で男たちを見る。
6人の男たちはこぶだらけの巨大な体をして、頭に角がある。
男たちの正体は鬼である。
たけるの血は騒ぐ早く刀を出して、その刀に鬼の血を与えろと・・・
たけるは一緒に居る女に声をかける
「鈴鹿やるぞ。」
「承知。」
女は短く答えると虚空から大通連を抜き出す。
たけるは心に呪われた鬼切りの刀の名をつぶやく
来い、羽左衛門ノ贄ノ夜叉
虚空から護符に包まれた鞘に収まった刀が虚空から浮かびあがる。
彼は刀を手に取り、抜きはらうと、心の中が鬼への憎しみで満たされる。
たけるの気配の変化に危機感を覚えた6人の男たちは、鬼の正体を現す。
彼に一番近い鬼が鋭い爪の生えた巨大な手で彼を引き裂こうと右腕を振るう
しかし、彼は次の瞬間、鬼の前に立ち刀で腹を横一文字に切り裂く。
鬼は臓物をぶちまけもがき苦しむ、普通の刀ならすぐふさがる傷が治らないどころか、体液を吸われるように干からびていく。
たけるは腹を切られ跪く鬼の首をはねる。
2匹の鬼がたけるを引き裂こうと爪を牙を振るうが、彼は揺れるようにかわし、腕を足を切り飛ばしていく。
鬼たちは入り口から手足が生えてくるはずが干からび激痛を感じ
「ぎゃゃー」
鳴き声を出す。
彼は容赦なく、怒りに満ちた顔で鬼を切り刻んでいく。
鈴鹿は大通連を抜くと神速で間合いに入り、鬼を横に一閃する。
鬼は腹から血を噴き出し、胴が分かれ倒れる。
こちらも鬼の傷はふさがらない。
鈴鹿目掛けて次の鬼が腕を振り下ろすがそこに彼女はいない。
そして、鬼は縦に切り裂かれ倒れる。
残る鬼は鈴鹿が神速で迫り首をはねる。
3匹の鬼を殺したたけるは鈴鹿の殺した鬼の死体を刀で突きさす、何度も、何度も、何度も・・・
彼の心は鬼への憎しみで満たされ、意識は憎しみに翻弄されている。
憎しみの沼は深い、彼は沼から出ようとあがく、しかし、段々もがく力が無くなっていく。
鈴鹿は言う
「刀に取り込まれたのね。」
彼の心の中で刀鍛冶が言う
「あそこにも鬼がいるぞ。」
たけるの目は、鬼姫鈴鹿を捕らえる。
彼は彼女に切りかかる。
彼女は刀を避けつつ、柄頭を大通連の柄頭で突き上げ、彼の刀をはね上げる。
たけるは刀を離し、元に戻るはずだったが、まだ心は鬼への憎しみが残り我を忘れている。
彼の憎しみに翻弄されていた意識が戻る。
憎しみの沼に光がさすが彼には動く力が残っていない。
たけるの両手が鈴鹿の首を絞める。
彼の意識はやめろと叫ぶが、体は言うことを効かない。
彼女は抵抗しない、そのまま、呼吸が止まる。。
彼は意識を失い鈴鹿の上に倒れ込み動かなくなる。
しばらくすると、死んでいた鈴鹿は心臓が動き出し、息を吹き返す。
彼女は、たけるを愛おしげに抱きしめ、哀れむ様な声でつぶやく
「また、あなたは苦しむのですね。」
鈴鹿は、自分を殺したたけるのために涙を流す。
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