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第2章 ポンコツ冒険者とダンジョン孤児
第9話 エンカウント
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エアハルトとアルマは3階層を進んで行くが魔物が出てこない。アルマがエアハルトに言う。
「これは、冒険者が通ったばかりかな。」「魔物はどうやって出てくるんだい。」
「モンスターラッシュの時、見ていなかったのか。」「あの時は戦いに集中していたんだ。」
「魔物はダンジョンの壁から生まれてくるんだ。」「ダンジョンは生きているのか。」
「分からない。でもダンジョンが魔物を供給しているから魔物はいなくならない。」「そうだよな。冒険者が討伐してしまうといなくなるはずだものな。」
エアハルトは何かが走って近づいて来ることに気づく。
「何かが走って近づいてくるぞ。」「そこのくぼみに隠れて奇襲できるようにしよう。」「そうだね。」
エアハルトとアルマはくぼみに身を潜めて、奇襲に備える。エアハルトは剣を構え、アルマはナイフを抜く。
足音が近づいて来る。足音から数匹いると判断する。エアハルトは数メートルに近づいたところから飛び出して剣を振り下ろす。アルマが近づいてきたものが冒険者だと気づく。
「まて、冒険者だ!」「え・・・」
エアハルトは剣を止める。剣はぎりぎりのところで止まる。アルマが冒険者たちに言う。
「危ないだろ。ダンジョン内を走るなんて何を考えているんだ。」「逃げろ!化け物が来るぞ。」
「化け物?」「ああ、コボルトの異常種だ。爪に毒を持っていて、体が大きい。たぶん、パーティーが2つ全滅したぞ。」
「追われているのか。」「分からない。俺たちはギルドに報告して討伐隊を出してもらうつもりだ。」
エアハルトはもう1体近づいてくることに気づく。
「もしかして、今、近づいているのは、その化け物か。」「えっ、もう来たのか。追いつかれるぞ。」
冒険者パーティーが青くなる。エアハルトは緊張しているが、なぜか口元が上がって来る。化け物と戦いたい。僕がどこまで通用するのか試したい。
パーティーリーダーはエアハルトを見て言う。
「もしかして戦うつもりか。1人では勝てないよ。もう1人はポーターだろ。」「エアハルト、やめておけ、逃げよう。」
「足止めがいるだろ。アルマも逃げてくれ。」「おいて逃げることなどできるか。俺も残る。」
「お前たちどうかしているよ。俺たちは逃げるぞ。」
冒険者パーティーが逃げようとした時、それが姿を現す。
「「「うわわわわわーーーーー」」」
冒険者パーティーのメンバーたちは叫び声を上げて、慌てて逃げ出す。エアハルトはそれの前に立ちはだかる。それは人間は1人では弱いと学習している。
それはエアハルトに突進する。エアハルトは構える。間合いに入った瞬間、一閃する。しかし剣は空を切る。それはエアハルトを飛び越えてアルマに迫ってきた。
それはアルマが魔法を使うと考えて先に排除しようと考える。アルマを鋭い爪の一撃が繰り出される。アルマは地面に伏せて爪をかわす。
「僕が相手だーーーーー」
エアハルトはそれを後ろから切りつける。それはエアハルトの反応の速さに驚く。これまでの相手でここまで動く者はいなかった。背中の痛みに吠える。
「うおおおおおおおおーーーー」
それは剣を後ろに大きく振る。剣を濡らしていた毒がしぶきになって飛ぶ。エアハルトはしぶきをまともに浴びてしまう。
これでこいつの動きは封じた。後は同じように殺すだけだ。本能が人間を殺せと叫ぶ。
エアハルトは毒のしぶきが口や目に入る。なんだ気持ち悪い。毒耐性47のアビリティが毒の効果を無効にする。
それはエアハルトが動けないと考え、目標をアルマに向ける。
「僕の相手をしろおおおおーーーー」
エアハルトがそれに切りかかる。それはエアハルトの剣をかわす。こいつ、動けるのか。他の人間と違うぞ。それの目がエアハルトを映す。
そうだ、それでいい。僕が相手だ。
それは一瞬で間合いを詰めて、エアハルトに剣を振り下ろす。エアハルトは剣を受けるが重い。それは力にものを言わせて押してくる。
エアハルトは半身ずらして剣を斜めに受けるようにして、力を受け流す。さらに右横から切り上げる。しかし、またしても空を切る。エアハルトよりそれの方が早いのだ。
それはエアハルトが自分より力で劣っていると見て、右手の片手剣で打ち込む。エアハルトは剣を受けてつばぜり合いになる。それは左手の鋭い爪でエアハルトの右腕を切り裂く。
アルマがボウガンを取り出してそれの背中を撃つ。矢が背中に刺さるが背中の筋肉が矢を押し出す。エアハルトがアルマに言う。
「こいつは普通じゃない。逃げるんだ。」「逃げることなんかできないよ。」
「バカ、さっさと逃げろ。」「死ぬなよ。応援を呼んでくる。」
アルマは、エアハルトがそれにやられる前に応援を連れてくる決心をする。冒険者を探して走り続ける。
エアハルトは、それが自分より早く動き、力も強いとわかっている。状況は最悪である。でも、負ける気がしない。根拠はないが闘志が心と体を支えている。
エアハルトは突っ込み袈裟切りにするが、それは横に飛びかわしてしまう。それが攻撃に移る。横から剣で切りつけてくるが剣はおとりで、左の爪でエアハルトの首を狙う。
エアハルトはのけぞりかわすが爪が皮膚をかすめる。エアハルトの攻撃は届かないが、それは少しづつエアハルトを追いつめていく。
首のキズの出血はひどくないと判断して、下段からそれを切り上げる。それは片手剣で受け止めると左の爪をエアハルトの胸に突き入れる。金属製の防具がガキッと音を立てて爪を防ぐ。
「うおおおおおおおおーーーー」
それは吠えてエアハルトを威嚇する。しかし、神経がマヒしているのか、恐ろしさは感じない。
「これは、冒険者が通ったばかりかな。」「魔物はどうやって出てくるんだい。」
「モンスターラッシュの時、見ていなかったのか。」「あの時は戦いに集中していたんだ。」
「魔物はダンジョンの壁から生まれてくるんだ。」「ダンジョンは生きているのか。」
「分からない。でもダンジョンが魔物を供給しているから魔物はいなくならない。」「そうだよな。冒険者が討伐してしまうといなくなるはずだものな。」
エアハルトは何かが走って近づいて来ることに気づく。
「何かが走って近づいてくるぞ。」「そこのくぼみに隠れて奇襲できるようにしよう。」「そうだね。」
エアハルトとアルマはくぼみに身を潜めて、奇襲に備える。エアハルトは剣を構え、アルマはナイフを抜く。
足音が近づいて来る。足音から数匹いると判断する。エアハルトは数メートルに近づいたところから飛び出して剣を振り下ろす。アルマが近づいてきたものが冒険者だと気づく。
「まて、冒険者だ!」「え・・・」
エアハルトは剣を止める。剣はぎりぎりのところで止まる。アルマが冒険者たちに言う。
「危ないだろ。ダンジョン内を走るなんて何を考えているんだ。」「逃げろ!化け物が来るぞ。」
「化け物?」「ああ、コボルトの異常種だ。爪に毒を持っていて、体が大きい。たぶん、パーティーが2つ全滅したぞ。」
「追われているのか。」「分からない。俺たちはギルドに報告して討伐隊を出してもらうつもりだ。」
エアハルトはもう1体近づいてくることに気づく。
「もしかして、今、近づいているのは、その化け物か。」「えっ、もう来たのか。追いつかれるぞ。」
冒険者パーティーが青くなる。エアハルトは緊張しているが、なぜか口元が上がって来る。化け物と戦いたい。僕がどこまで通用するのか試したい。
パーティーリーダーはエアハルトを見て言う。
「もしかして戦うつもりか。1人では勝てないよ。もう1人はポーターだろ。」「エアハルト、やめておけ、逃げよう。」
「足止めがいるだろ。アルマも逃げてくれ。」「おいて逃げることなどできるか。俺も残る。」
「お前たちどうかしているよ。俺たちは逃げるぞ。」
冒険者パーティーが逃げようとした時、それが姿を現す。
「「「うわわわわわーーーーー」」」
冒険者パーティーのメンバーたちは叫び声を上げて、慌てて逃げ出す。エアハルトはそれの前に立ちはだかる。それは人間は1人では弱いと学習している。
それはエアハルトに突進する。エアハルトは構える。間合いに入った瞬間、一閃する。しかし剣は空を切る。それはエアハルトを飛び越えてアルマに迫ってきた。
それはアルマが魔法を使うと考えて先に排除しようと考える。アルマを鋭い爪の一撃が繰り出される。アルマは地面に伏せて爪をかわす。
「僕が相手だーーーーー」
エアハルトはそれを後ろから切りつける。それはエアハルトの反応の速さに驚く。これまでの相手でここまで動く者はいなかった。背中の痛みに吠える。
「うおおおおおおおおーーーー」
それは剣を後ろに大きく振る。剣を濡らしていた毒がしぶきになって飛ぶ。エアハルトはしぶきをまともに浴びてしまう。
これでこいつの動きは封じた。後は同じように殺すだけだ。本能が人間を殺せと叫ぶ。
エアハルトは毒のしぶきが口や目に入る。なんだ気持ち悪い。毒耐性47のアビリティが毒の効果を無効にする。
それはエアハルトが動けないと考え、目標をアルマに向ける。
「僕の相手をしろおおおおーーーー」
エアハルトがそれに切りかかる。それはエアハルトの剣をかわす。こいつ、動けるのか。他の人間と違うぞ。それの目がエアハルトを映す。
そうだ、それでいい。僕が相手だ。
それは一瞬で間合いを詰めて、エアハルトに剣を振り下ろす。エアハルトは剣を受けるが重い。それは力にものを言わせて押してくる。
エアハルトは半身ずらして剣を斜めに受けるようにして、力を受け流す。さらに右横から切り上げる。しかし、またしても空を切る。エアハルトよりそれの方が早いのだ。
それはエアハルトが自分より力で劣っていると見て、右手の片手剣で打ち込む。エアハルトは剣を受けてつばぜり合いになる。それは左手の鋭い爪でエアハルトの右腕を切り裂く。
アルマがボウガンを取り出してそれの背中を撃つ。矢が背中に刺さるが背中の筋肉が矢を押し出す。エアハルトがアルマに言う。
「こいつは普通じゃない。逃げるんだ。」「逃げることなんかできないよ。」
「バカ、さっさと逃げろ。」「死ぬなよ。応援を呼んでくる。」
アルマは、エアハルトがそれにやられる前に応援を連れてくる決心をする。冒険者を探して走り続ける。
エアハルトは、それが自分より早く動き、力も強いとわかっている。状況は最悪である。でも、負ける気がしない。根拠はないが闘志が心と体を支えている。
エアハルトは突っ込み袈裟切りにするが、それは横に飛びかわしてしまう。それが攻撃に移る。横から剣で切りつけてくるが剣はおとりで、左の爪でエアハルトの首を狙う。
エアハルトはのけぞりかわすが爪が皮膚をかすめる。エアハルトの攻撃は届かないが、それは少しづつエアハルトを追いつめていく。
首のキズの出血はひどくないと判断して、下段からそれを切り上げる。それは片手剣で受け止めると左の爪をエアハルトの胸に突き入れる。金属製の防具がガキッと音を立てて爪を防ぐ。
「うおおおおおおおおーーーー」
それは吠えてエアハルトを威嚇する。しかし、神経がマヒしているのか、恐ろしさは感じない。
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