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第48話 人喰いペンション1
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古馬沙也加の探偵事務所に東海警察署の中山刑事が訪れる
「紹介状を持ってきました、お世話になります。」
「叔母様からの紹介状ですね。」
「はい」
一応中身を確認する
「引き受けなさい」
やはり命令書だった。
「今日はどんな依頼ですか、古馬先生が一度断られた依頼なのですが、県外の曽我警察署からの依頼です。」
「覚えていますわ、お断りしたはずです。」
「それが先生の名前は警察では結構有名でして、東海警察署の方から頼んでもらえないかと連絡があったのです。」
「それで舟戸沙姫に泣きついたのですね。」
「いいえ、こういうことは沙姫先生に依頼することになっているんです。」
「そうですか、私から曽我警察署に連絡します。」
「断られるんですか。」
「叔母様の指示ですから、引き受けます、とても嫌ですけど。」
「どうか、お願いします。」
中山刑事は苦笑いしながら帰っていく。
曽我警察署の依頼は行方不明者がらみである、沙也加にとって行方不明は戻らすの森へ行って以来、トラウマとなっている。
依頼の内容は
「数十人の行方不明者が出ており、その全てがあるペンションに泊まっていることが判明しているが調べても不審点は無く、行方不明者の荷物は山の中で発見されている。」
「しかし、山中を探しても不明者は出てこない。」
「旅行客に偽装した警察官がそのペンションに宿泊したが行方不明になってしまう」。
「最後の頼みとして、戻らずの森から行方不明になりつつ帰還した古馬沙也加に頼むことにした。」
というものである。
沙也加は曽我警察署の鈴木刑事に連絡を入れる、そして明日、曽我警察署へ行くことになる。
沙也加とたすくは気分が重かったが、彼女の愛車アルファロメオスパイダーは、その年式に関わらす快調である。
曽我警察署に着くと鈴木刑事と面会する
「そのペンションは以前から何か噂があるのですか。」
「いいえ、曽塚という名前なんですが、10年ほど前からある普通のペンションです。」
「行方不明者はいつ頃から増えたのですか。」
「ここ1年くらいです。」
「そうですか、いつそこに泊まれますか。」
「今から電話して予約を取ります、嘘の名前で予約しますのでよろしくお願いします。」
「今日、泊まれるところはありますか。」
「それはホテルを予約してあります、しかし、男性の助手がおられるとは知りませんでしたので、同じ部屋で大丈夫でしょうか。」
「大丈夫です。」
沙也加は即答する。
鈴木刑事は曽塚に電話する
「予約取れました、明日泊まれます。」
そして、鈴木刑事は、刑事課直通の電話番号を教える。
ホテルはビジネスホテルであるベットは2つある。
たすくはホッとする、ベットが1つなら床に寝るつもりでいたのだ。
しかし、沙也加はたすくのベットに入って来た
「沙也加どうしたの。」
「一緒に寝よ、でもエッチなことしたら部屋からたたき出すわよ。」
たすくには我慢できそうにない、とりあえずキスだけでもと思うが、急に冷静になる。
沙也加に触れていることで壁が真っ赤に血で染まり、刃物が胸に刺さった男性が立っているのが見えてしまったのだ。
「紹介状を持ってきました、お世話になります。」
「叔母様からの紹介状ですね。」
「はい」
一応中身を確認する
「引き受けなさい」
やはり命令書だった。
「今日はどんな依頼ですか、古馬先生が一度断られた依頼なのですが、県外の曽我警察署からの依頼です。」
「覚えていますわ、お断りしたはずです。」
「それが先生の名前は警察では結構有名でして、東海警察署の方から頼んでもらえないかと連絡があったのです。」
「それで舟戸沙姫に泣きついたのですね。」
「いいえ、こういうことは沙姫先生に依頼することになっているんです。」
「そうですか、私から曽我警察署に連絡します。」
「断られるんですか。」
「叔母様の指示ですから、引き受けます、とても嫌ですけど。」
「どうか、お願いします。」
中山刑事は苦笑いしながら帰っていく。
曽我警察署の依頼は行方不明者がらみである、沙也加にとって行方不明は戻らすの森へ行って以来、トラウマとなっている。
依頼の内容は
「数十人の行方不明者が出ており、その全てがあるペンションに泊まっていることが判明しているが調べても不審点は無く、行方不明者の荷物は山の中で発見されている。」
「しかし、山中を探しても不明者は出てこない。」
「旅行客に偽装した警察官がそのペンションに宿泊したが行方不明になってしまう」。
「最後の頼みとして、戻らずの森から行方不明になりつつ帰還した古馬沙也加に頼むことにした。」
というものである。
沙也加は曽我警察署の鈴木刑事に連絡を入れる、そして明日、曽我警察署へ行くことになる。
沙也加とたすくは気分が重かったが、彼女の愛車アルファロメオスパイダーは、その年式に関わらす快調である。
曽我警察署に着くと鈴木刑事と面会する
「そのペンションは以前から何か噂があるのですか。」
「いいえ、曽塚という名前なんですが、10年ほど前からある普通のペンションです。」
「行方不明者はいつ頃から増えたのですか。」
「ここ1年くらいです。」
「そうですか、いつそこに泊まれますか。」
「今から電話して予約を取ります、嘘の名前で予約しますのでよろしくお願いします。」
「今日、泊まれるところはありますか。」
「それはホテルを予約してあります、しかし、男性の助手がおられるとは知りませんでしたので、同じ部屋で大丈夫でしょうか。」
「大丈夫です。」
沙也加は即答する。
鈴木刑事は曽塚に電話する
「予約取れました、明日泊まれます。」
そして、鈴木刑事は、刑事課直通の電話番号を教える。
ホテルはビジネスホテルであるベットは2つある。
たすくはホッとする、ベットが1つなら床に寝るつもりでいたのだ。
しかし、沙也加はたすくのベットに入って来た
「沙也加どうしたの。」
「一緒に寝よ、でもエッチなことしたら部屋からたたき出すわよ。」
たすくには我慢できそうにない、とりあえずキスだけでもと思うが、急に冷静になる。
沙也加に触れていることで壁が真っ赤に血で染まり、刃物が胸に刺さった男性が立っているのが見えてしまったのだ。
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