再生の星のアウレール

ぽとりひょん

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第162話 デニス司令官

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 両扉の前に立つと扉が開かれる。兵が2人いて扉を開けたのだ。中に入ると広い指令室になっていた。トニーが説明する。
 「ここは浮島の指令所になっていて、地球で起こっていることの情報はすべてここに入ってきます。」「ここが艦橋なんですよね。」
 「そうです。ユグドラシルの艦橋でもあります。」「指揮官かいないようですが。」
 「デニス司令官は別室であなた方を待っています。」
トニーが指令室の外側の通路を通って指令室の左側にある部屋に案内する。部屋の中に入ると部屋の中央に大きなテーブルが置いてあり、ソファで囲まれている。
 そこに20歳代後半の男性で白い軍服を着た精悍な顔つきの者がいる。トニーは紹介するように言う。
 「こちらがデニス司令官です。」「私はデニス・オーマンと言います。あなた方と会える日を楽しみにしていました。どうぞお座りください。」
 「はい。私はブルーノ・ハルトマン、ハンティング・ウルブズの団長をしています。」「私はクルト・バール、副団長をしています。」
 「俺はアウレール・へリング、ワルカのパイロットをしています。」「お嬢さんも紹介していただけますか。」
 「私はクリスタ・ランセル、クリスのパイロットです。」「素晴らしい、ハンティング・ウルブズの主要なメンバーに来ていただいたのですね。クリスタさんのことも知っていますよ。優秀なパイロットだ。」
ブルーノがデニスに聞く。
 「どうして我々を呼んだのですか。フレイムランドは基本アースランドに不介入のはずです。」「あなた方はレーガを知っていますか。」
 「噂程度に知っています。ハンティング・ウルブズへの依頼の多くがレーガに関わっていると思っています。」「我々はレーガにクリスを供給しています。」
 「なぜ、そのようなことをするのですか。」「レーガは軍を排除しようとしている。その点で利害が一致しているのです。」
 「軍が無くなったら、武力を持つのは傭兵団だけになってしまいます。」「その通りです。レーガは傭兵団を私兵にするつもりです。」
 「それではレーガの独裁になってしまう。」「そうです。彼らに民衆を統べる資格はありません。」
 「矛盾していませんか。レーガに協力しているのでしょ。」「そうですが、私は傭兵団と手を組むつもりです。」
 「あんた、地球を支配するつもりか。」
ブルーノはレーガを踏み台にしようとしているデニスに不快感を感じる。
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