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七話目
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○月○日 君がそう言うんだったら晴れなんだろうね……君の中ではね。
きょうはあたらしいおべんきょうがふえました。とってもがんばりました。
やっぱさ、5歳から社交界デビューって早くね?絶対早いと思うのあたくち。
いやね、いけると思ったんだよ。最初は、な。覚えることはあまりないって言うし?ダンスも5歳児にそこまでのことを求めてはないって聞いたのよ。ほんとよ?
だからさ、「おっしゃ余裕じゃんこれ!ルルたんも一緒にするらしいし、いっちょ良いとこ見せますかぁ!」的なさ、ノリでさ、頑張ったわけよ。
そしたらね、何か「おっ、これが簡単にできるのならこの難しいステップもできるんじゃね?」みたいな感じに思ったらしく、本気出して指導してきた。
…………まあ、よくよく考えなくても自業自得だよねー。
あああああああああ!!!!数時間前の俺ぇ!何してくれちゃってんのぉ!?
おかげで脚プルップルしてんだけど!
途中から耐えられなくなってきたから、ちろっと魔力を脚に回して身体強化で耐えたけど!よく頑張った!俺!
え?お前魔法は「水」しか使えなかったんじゃないのかって?違うんだな、これが。何でも身体強化は魔法とは違うんだって。
そもそも「魔法とは魔力を媒介として、自然現象や法則を無視した力を振るうことができる能力の総称」とか何とからしい。だから身体強化は魔法ではなく、「魔力を体内で回すことによって引き起こされる身体の変化」になるらしい。説明乙。
……………………なるほど、分からん。いったい何の違いがあるのか、この天才の頭脳をもってしても分からん。すまんな。
ま、取り敢えず今日はそんな感じで乗り切ったわけだが、正直に言っていいか?…………ありがとう、では言わせてもらいまする。え?誰も良いっていってないって?気にすんな、俺も気にしないから。
ほんと明日から俺、やってけるかねぇ?今日一日だけで結構限界きてたんだけど。明日からもっと難しくなるって言われたんだけど。
あ、でも一つだけ良いことあったわ。
ルルたんがね、尊敬の眼で俺を見てきてるの。キラキラした眼差しよ?最高だった。
それを差し引いてもしんどいけどな。
でも、ま、頑張りますかね。身体壊さんくらいに。
やれやれ、期待に応えるのも大変だねぇ。
こっちの両親も良い人だし、安心させたいからね。
でも、俺にとって本当の両親はあの人達なんだよなぁ。
そんな感情が、どうしても拭えない。
どうしようもなく、自分が穢れているような、壊れているような、そんなふうに思ってしまう。
まったく、そんな自分が嫌になる。
次のページへ続く?
きょうはあたらしいおべんきょうがふえました。とってもがんばりました。
やっぱさ、5歳から社交界デビューって早くね?絶対早いと思うのあたくち。
いやね、いけると思ったんだよ。最初は、な。覚えることはあまりないって言うし?ダンスも5歳児にそこまでのことを求めてはないって聞いたのよ。ほんとよ?
だからさ、「おっしゃ余裕じゃんこれ!ルルたんも一緒にするらしいし、いっちょ良いとこ見せますかぁ!」的なさ、ノリでさ、頑張ったわけよ。
そしたらね、何か「おっ、これが簡単にできるのならこの難しいステップもできるんじゃね?」みたいな感じに思ったらしく、本気出して指導してきた。
…………まあ、よくよく考えなくても自業自得だよねー。
あああああああああ!!!!数時間前の俺ぇ!何してくれちゃってんのぉ!?
おかげで脚プルップルしてんだけど!
途中から耐えられなくなってきたから、ちろっと魔力を脚に回して身体強化で耐えたけど!よく頑張った!俺!
え?お前魔法は「水」しか使えなかったんじゃないのかって?違うんだな、これが。何でも身体強化は魔法とは違うんだって。
そもそも「魔法とは魔力を媒介として、自然現象や法則を無視した力を振るうことができる能力の総称」とか何とからしい。だから身体強化は魔法ではなく、「魔力を体内で回すことによって引き起こされる身体の変化」になるらしい。説明乙。
……………………なるほど、分からん。いったい何の違いがあるのか、この天才の頭脳をもってしても分からん。すまんな。
ま、取り敢えず今日はそんな感じで乗り切ったわけだが、正直に言っていいか?…………ありがとう、では言わせてもらいまする。え?誰も良いっていってないって?気にすんな、俺も気にしないから。
ほんと明日から俺、やってけるかねぇ?今日一日だけで結構限界きてたんだけど。明日からもっと難しくなるって言われたんだけど。
あ、でも一つだけ良いことあったわ。
ルルたんがね、尊敬の眼で俺を見てきてるの。キラキラした眼差しよ?最高だった。
それを差し引いてもしんどいけどな。
でも、ま、頑張りますかね。身体壊さんくらいに。
やれやれ、期待に応えるのも大変だねぇ。
こっちの両親も良い人だし、安心させたいからね。
でも、俺にとって本当の両親はあの人達なんだよなぁ。
そんな感情が、どうしても拭えない。
どうしようもなく、自分が穢れているような、壊れているような、そんなふうに思ってしまう。
まったく、そんな自分が嫌になる。
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