元英雄 これからは命大事にでいきます

銀塊 メウ

文字の大きさ
161 / 226
第五章 長寿薬ノア 

ルビーの武器を探しにダンジョンへ

しおりを挟む

 ドラゴニュートの里ヘブンに向かう。
 八雲一向、到着までにルビー(車)に乗って
 約二週間かかるらしく、いくつかの町、村を
 経由するのだが、ルビーが寄りたいところが
 あるとのことで話を聞くことになった。

「ルビーそのダンジョンなのか遺跡なのか
 分かんないけどなんで行きたいんだ?」
 ※八雲

「お答えします(¬_¬)
 そこにはガイア様の倉庫があります」
※ルビー

「ルビーちゃんそこに取りに行きたい
ものでも?」※凛
 
 凛は修行の為、火の鳥を何十羽と飛
ばしながら話に加わる。ここ最近凛が
メキメキと実力を上げている。

「そこにわたしが使用できる武器が
あるのです。今後の闘いを想定するなら、
武器を取りに行くことをお勧めしますと
お答えします」※ルビー

「なるほどね!ルビーの戦力アップは
ありがたい、特にルビーは地の属性の
魔法が得意で守りの力があるから、
もしかしたら僕らの中で一番足りてない力の
 気がするし取りに行くのもありかな~」
※八雲

 チラチラっと先生を見る。

「いちいち我を見んでいいのじゃ
 八雲が決めよ!別に反対はせん!
 ただし、『ライフ』は使うなよ
 ダンジョンに行くからには戦闘に
 なるからのう~やや不安じゃ!」※リーム

「よし、先生の許可も得られたことで、
 そこに行ってみるか!」※八雲

「了解しました(。・ω・)ゞ
 ダンジョンへと向かいます。
 一時間ほどで到着すると思います!」

……………▽

一時間後ダンジョンに到着したのだが………

「なんでこんなに人がいるんだ( ・д・)」
※八雲

 ダンジョンの入口ではお祭りでも
起きるのではないかと思うくらい人がいる。
ざっと見て五百から七百人くらいだろうか?

「あなたも参加者かい?」
 近くで旗を持っている人が声をかけてきた。

「あ、いえこれなんですか('_'?)」※八雲
 
「うん?あんたら話を聞いてここに来たん
 じゃないのか」※係員?

「はい、全然知らないし、ここって
もしかして人気なダンジョン何ですか?」
※八雲
 
「人気というか、どちらかと言うと
難度高めのダンジョンでモンスターから
良い防具の材料が取れるくらいの人気
具合かな、今回は特別さ」※係員?

「何があったんですか?」※八雲

「この辺にいれば聞いたことはあると思うぜ
 姫騎士がリーダーを勤める『鉄壁の氷牙』が
 新進気鋭のチーム先日Aランクにあがって
 このダンジョン『デスアイアン』の深部に
 向かったらしんだが戻ってこない。それで
 救出のため集められた冒険者がこの集団って
 ことさ!」※係員?

「それだけではあるまい、1チームの
冒険者が行方不明くらいでこれだけの
冒険者は集まらんのじゃ」※リーム

「お~妖精かい初めて見たよ!フフ
妖精さんは気づいたみたいだね!
一応冒険ギルドの制度に行方不明者が出た
場合クエストが発注されるのがあるが、
いくらなんでもおかしい、こんなには
集まらない、つまり他にメリットが
あるわけさ、それがこれ!」※係員?

 依頼書みたいなものをみしてくれた。

「伯爵家令嬢 コリン・デイヴィスの救出
 賞金 白金貨100枚…………すごっ~」

「そうだろ白金貨100枚だぜ!
まさに一攫千金で集まったわけだ!
本来だとCランク以上じゃないと危険
なんだかこの人数明らかにランク外の
やつもいるな死人がかなり出るかも
しれないが冒険者は自己責任だ!
あんたらはどうする?」※係員?

 一度全員ではなしあうことにした。
「…………なんか面倒くさいことに
なりましたね」※八雲

「八雲といると面倒事に巻き込まれる
 ようになっているのか?」※赤城

「それはあるかもしれんワン( ・ω・)」
※ポチ

「おい!そこの1人と1匹適当なこと言うん
 じゃない」※八雲

「八雲、で行くの?」※凛

「行くしかないかな!ルビーには
パワーアップして欲しいし、ついでに
助ける感じで!」※八雲

「目的が変わりそうな予感がするのじゃ!」
 ※リーム

「大丈夫ですよ先生、両方やるんで!」
※八雲

「…………アホが、ま~良い、そもそも
そいつが生きているがどうかも分からん
からの~取りあえず倉庫を目指せば良い」
※リーム


「おっ話はついたみたいだな!
 あんたらも行くのかい?」※係員?

「え~行きます!なにか入るために
必要なこととかありますか?」※八雲

「ああ、奥のあそこにいる人に声を
かけてくれ一応入る人間を管理するために
名前とかギルドカードの提示をお願い
するからさ」※係員?

 僕達は言われるがままに入場の登録を
 するのだが、大騒ぎになる。

「失敗したわ。
 ギルドカード見せるんじゃなかった」
※八雲

  僕達は今大きな天幕が設置されている
場所に向かっている。伯爵が会いたい
とのことだ。ついついSランクのカードを
見せるんじゃなかった。時間が取られそうだ。
ガクッ

「どうぞ、こちらにお入り下さい」
 綺麗なお辞儀をされ入りと中には
 立派で豪華な服を着た壮年の男性がいた。
 随分と疲れた顔をしている。

「お~すまないわざわざ来てもらって!」
 ※伯爵

「いえ、気にしないで下さい。
 呼ばれたのは娘さんの救出の件ですね!」
 ※八雲

「ああ、その通りだ!どうか娘を
助けて欲しい」

「はい、分かりました。ダンジョンの
最下層には行こうと思っていますので、
しっかりと捜しては来ます。しかし、
お辛いこととは思いますが手遅れの
可能性もあります。それについては
ご容赦ください」※八雲

 伯爵はぐっと堪えるようにして、
「もちろん分かっている。娘は冒険者だ
 いつ亡くなってもおかしくない職業……フッ
 昔、冒険者になりたいと言われた時、
 止めるべきであったか………フッ、
ま~言っても聞くような娘ではないがね!」
※伯爵

 一瞬優しい父親の顔になった伯爵
 
「すまないが宜しく頼む!」※伯爵
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜

仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。 森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。 その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。 これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語 今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ! 競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。 まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました

久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。 魔法が使えるようになった人類。 侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。 カクヨム公開中。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...