書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

文字の大きさ
339 / 346
第九章 邪神降臨

第319話 駄女神の異常事態!?

しおりを挟む

◆テュケの視点

 誰かが私のことを駄女神だと言った。
 私は女神様よ!そんなこと言われたら許しておくわけにはいかないでしょ!

 私は声の方が聞こえる方へ向かって行くと、景色が急に変わり瞬間移動していた。そこには邪神と生意気な男が居て、私を呼んだのは生意気な男の方だった。

 コイツに力を貸してほしいと言われたが、はぁ?そんなの面倒くさいから断った。

 そしたら、え!?え!?えーーー~!?
 あんまりしつこく頼むから冗談で犬のマネをさせようとしたらその男がキレた。逆に私に犬のマネをしろと言ってくる。ふざけんじゃないわよ!いくらなんでも調子に乗り過ぎよ!

 私は激怒したのになぜか身体が勝手に動き私が犬のマネをする。どういう事!?
 男が言うには、私を召喚した際に使い魔の契約が結ばれたたと……私が使い魔?ハハッ、何をバカなことを言っているのよ!そんなのあり得ない!私は女神なのよ!地上の民なんかに……でも、ワンと鳴かされたのは事実だった。

 今の私はコイツに命令されたら逆らえない。
 いきなり真っ二つになるところだった。

 本当に腹が立った!なんで私がただの人間の言うことを聞かないといけないのよ!

 しかも断るごとに私を駄女神扱い!
 キィーーイラつく!

 でも不思議、喋っている間に少し楽しくなってる。
 今まで私と対等に話せる相手はサラキアとフレイヤ
だけ、あとのみんなはよそよそしく大きな壁を感じていた。ま~私は女神なんだから当たり前だけど。

 私は蒼字(そうじ)と話をして、言い合いをして、協力して邪神と戦っている。

 頼ってくれて!褒めてくれて!嬉しかった!
 自分でも知らないうちにワクワクしてる。
 こんな感じ初めて、私どうしたんだろう?

 テュケの中で蒼字(そうじ)と言う人間を認知していた。


 その頃、蒼字(そうじ)とバアル・ゼブルが激しい戦いをするのかと思われたが、戦いは一方的になる。

 蒼字(そうじ)は改めて実感していた。『運』とはこれほど重要かつ恐ろしい力なんだと。

 バアル・ゼブルは身体能力も高く、多彩な魔術を扱う。それにも関わらず攻撃が面白いように当たる。理由は様々であるが、間違いなく『運』の力が作用していた。

 蒼字(そうじ)は今こそ好機と強気に出る。一直線にバアル・ゼブルに向かって突っ込む。バアル・ゼブルは激しい電撃を放つが、向かってくる途中急激に曲がり地面に突き刺さる。理由は分からなかったが避雷針みたいな物があって雷撃が誘導したのだと思う。

 蒼字(そうじ)はバアル・ゼブルの真正面に立ち筆を振る。破魔の筆払い無間(むげん)の一筆書き一閃 乱、相当な力を消費するが全回復した今なら出来る。バアル・ゼブルも流石にこれは厳しいのか、魔力で分厚い結界を張る。しかしここでも運の効果かあっさりと結界を破壊、筆による連撃バアル・ゼブルを削る。

 身体の大部分を魔力で形成しているバアル・ゼブルにはかなりキツイ攻撃、形勢は完全に蒼字(そうじ)に傾いていた。

「オッシャーやってやる!」
 蒼字(そうじ)は更に追撃する。それに対しバアル・ゼブルはいくつものトラップ魔法を空中に張りながら後退する。しかし運を味方にしている蒼字(そうじ)にとってそれはないに等しくそのまま一直線、一方的に攻撃する。


 そんな状況を見て私はマズイと思った。
 あの邪神、思っていたよりやるはね。
 運気がまだ上昇している。

 この戦い、長引けば、もしかすると蒼字(そうじ)の運気『天運』を超えてしまうかもしれない。そうなれば蒼字(そうじ)の優位性はなくなり勝負は分からなくなる。

 私はそれを教える為に、急ぎ蒼字(そうじ)達が戦っている場所に飛んで向かう。

 そこで意外な出来ごとが起こった。私が通った先にさっき邪神が放ったトラップ魔法があり爆破、私は弧を描くように浮き飛び地面に突き刺さる。

 私は痛い!と言う思いより驚きを隠せなかった。
 私のスキルが発動していればまずこんなことは起こり得ない!

 これは何か異常な事態が起きていることを意味していた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に降り立った刀匠の孫─真打─

リゥル
ファンタジー
 異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!  主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。  亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。  召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。  そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。  それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。  過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。 ――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。  カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】 その攻撃、収納する――――ッ!  【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。  理由は、マジックバッグを手に入れたから。  マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。  これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

処理中です...