書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第一章 異世界暮らし

第12話 書道が神級に昇級してました。

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「あの~すいませんやめてもらえますか?」

「やめる訳ね~だろうが!コケにされたまま黙ってられるわけね~んだよ!オラ~死ねや!」

 殴りかかって来たので取り敢えず軽く躱し、ちょっとだけ足を出し引っ掛けると見事に顔面を地面に殴打、痛ったそう~

「テメェーやりやがったな!」

 いや~そんな事言われても、こっちとしては放っておいてほしいのに……… 

「ま~仕方ない!襲ってくるならやるだけだ!」
 
 1分後全員地面でおねんねしている。さっきのでわかってはいるが俺のほうが強い!さて商業ギルドに…………

「ちょっと君、これはなんなんだね!」
「うん?」声がする方を見ると兵士の格好をした人が5人立っていた。

 これはヤバい、まさか捕まることはないよな~

「なんと言いますか襲われまして、それを返り討ちみたいな!」
 しばらく不審な目で見られながら周りを兵隊さん達は確認する。しばらくして兵士の中で隊長と思われる男が俺の前に立った。

「確認はした。全員怪我はしているが、死人は出ていないようだね!こう言っては失礼だが、君は見た目によらず随分と強いようだ!ここで寝ている連中はBランク冒険者なんだが」

「そんな、全然大したことありませんから、この人達が弱かっただけですよ!」

「そうかい!しかし何にしても路上で暴力行為が行われた以上話を聞きたい。すまないが詰所まで来てもらう」

 え~と思ったが、ここで断ると良くないよな。

「蒼字(そうじ)さん、ここは従いましょう。兵士の方もすでに周りの通行人に話を聞いて状況は把握しています。捕まったりはしないと思います」
 リルが小声で教えてくれた。

「分かりました。行きます」
 リルの助言もあり、詰所に向かうことにした。

…………▽

 詰所に行くと先程の隊長さんがお茶を出してくれた。ちなみにこの人はサクさんと言う名前。雑談交じりに調書を取られ何事もなく終った。

「時間取らせてごめんね!一応仕事なんだよね!取り敢えずあいつらはこってり絞っとくから安心してくれ」

「サクさんも大変ですね!結構こういう事あるんですか?」
「う~んま~な!この町は治安が良いとは言われているが、これだけデカイ町だと必ず何かしらのほころびがあるもんさ。だからそれなりにな!」

「そうなんですか!頑張って下さい」
「お~ありがとよ!」

 サクさんに出口まで案内してもらっていると、外から大男が入ってきた。手錠を付けられて数人の男に連行されている。

「お!あいつが先日酒のんで暴れていた獣人の男だな!」
 サクさんが隣でそんな事を言っている。
 
 どこの世界にも迷惑な人がいるんだな~思ったより元の世界と異世界に差がないと感じていると「ガシャン」と大きな音がした。見ると兵士が鎖に振り回されて壁や物に叩きつけられていた。

「あの野郎ふざけた真似しやがって!」
 サクさんが暴れている獣人の男に向かっていくが、かなりの怪力のようで、なかなか止めることが出来ない。

「仕方ない」俺はこっそり手伝うことにした。

 筆を取り出すと、筆先から黒い帯のようなものが下がり、それが地面を伝って走っていく。

 暴れている男の股の下に行くと拳の形に変形させ「クラッシュ」
 
「アーーー」
 男は叫び声をあげ悶絶している隙に兵士達は男を抑えて捕まえた。

「うん、これで良し」
「痛そうでしたね……」
「大丈夫手加減したから、使い物にならないってことはないよ」
「そ、そうですか………でも蒼字(そうじ)さん力の制御が上手く行かないようなこと言ってませんでしたか」

「ふふふっ、昨日の実は練習をしたから感覚が掴めてきたんだよね!」

………………▽
 
 昨日の夜の事、パンさんの家に泊めてくれたので、今の現状を整理していた。

「やっぱりこっちの世界に来て身体能力が上っているし今まで使ってた術も能力が進化している。たぶん他にも色々出来るぞ!これは!

 筆を振るとブンブン鞭みたいになる。前も実は出来たけどこんなに簡単には出来なかった。恐らく霊力がかなりの向上している。ここは制御出来るように練習あるのみだ!

 他にも試していたのだが、逆に試してみたくて試していないことがあった。それは………

「ステータスとか見れないかな~異世界だもんなステータスオープンとかしたいんだけどな~」

 リルに聞くとステータスを確認するには教会に行って、教会にお布施を払って司祭様に見せてもらうとのことだ。俺もあとで見てもらおうかな~。

 そんな事を考えているとふと頭の中で何かがよぎった。
 俺はカバンから紙を取り出し、筆を紙の中心点に持って行き。

『ステータス 転記』
 
 筆からポタリと墨が落ちると、紙にはみるみると広がり字が浮かび上がってくる。

「お~出来た。これが俺のステータス」


……………………………………………………………………………

『ソウジ サナダ』 Lv:1

種族:ヒト族
年齢:17
職業:冒険者 ランクE
称号:女神のうっかりの産物
  ∶霊能力者
  ∶筆使い
加護∶特になし
魔法:なし

HP:2500/2500(+0)
MP∶1000000/1000000(+0)
気力∶2500/2500(+0)
魔力(霊力):15000(+0)
筋力:1500(+0)
耐久:2000(+2)
敏捷:1800(+2)
運 ∶100(+0)
スタミナ∶1200(+0)

技能:固有スキル『書道神級』
        『霊との対話』Lv.8
        『除霊』Lv.8
   ∶コモンスキル『剣術、槍術、体術等……』
         Lv.3
         『言語理解』Lv.1

……………………………………………………………………………


「……気になるのは三つかな

  …………なにこれ?」

 まず一つ目『称号』
 うっかりってなんだよ!ふざけんなよ!
 あの駄女神~⁄⁠(⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠•⁠⁄⁠-⁠⁄⁠•⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠)⁠⁄。

 二つ目『MP、魔力』
 両方とも他のステータスに比べて桁違いに高い、何でだ?あと(霊力)は魔力と同じカテゴリーってことか?なら鍛えていたから高いのもわかるかも?

 三つ目『書道神級』
 これが一番分からん!神級ってなんだろう?俺は書道は初段なんたけど……さっぱり分からん

 取り敢えずステータスが確認できたのは良かった。レベルもあるみたいだし鍛えれば強くなれるんだ!ゲームみたいで面白いかも……

「よっしゃーやったるぞ~」
 
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