書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第六章 ミネルヴァ姫の呪いと邪神召喚

第154話 ソフィとお話②(秘密作戦)

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「それでは準備をします。少々お待ちを」
 俺は数枚の札と筆を懐から出し。
札を地面に撒き筆で空中に呪文を描く。

「それでは準備が出来ましたので
ミネルヴァ姫から出てこちらの
魔法陣の中へどうぞ!」

「はい、今行きます」
 ソフィさんがスーッとミネルヴァ姫
から抜けてる。ミネルヴァの身体は
大きく傾き倒れそうになったところを
俺は優しく受け止めた。

 よ~し順調順調、
 そろそろジャンヌ達も見つけれたかな~

……………………▽

◆ジャンヌの視点
 ご主人様の命により、呪具もしくは
それに使われた魔法陣の破壊をするため、
アルバート団長達と共に捜索を行っている。
すでにいくつかの呪術を構成している
魔法陣を破壊、残りは今目の前にある
いくつもの岩に囲まれた魔法陣で最後と
思うのだが、周りにアンデッドの魔物が
多数徘徊しておりその処理を行っていた。

「はぁー」骸骨の魔物を一刀両断にして倒す。

「次は貴方ですか!」

 西洋の鎧を着た騎士が大剣を肩に置き
馬に乗りこちらに歩いてくる。

「頭がありませんね。デュラハンですか」
 騎士には頭がなく、そこから黒いモヤの
ようなものが立ち上っている。

 デュラハンは大剣を片手にこちらに
走ってくる。私はこの悪しき騎士を
消し去るため剣に魔力を込める。

「貴方はたくさんの人の首を斬り
殺したのですね!私には見えます。
苦しい、痛いと叫ぶ人達の顔が」
 首から出るモヤには多数の亡霊が
叫びながら湧いて出ている。この者たちを
解放するため。私は剣を振るう。

 デュラハンの胴体は真っ二つに
斬り裂かれ地面に落ちる。

「安らかに眠りなさい。
『ターンアンデッド』」
 光の柱が立ち上り亡霊達の歓喜の
声が聞こえた。

「早くあの魔法陣を破壊しなければ!」
 私の前には数百のアンデッドが
向かってくる。ここは戦死者が多数
出た場所、多くの魔物が発生してしまい。
またそれが呪いを強くした原因、
この魔物達を倒す事も呪いの弱体化に
繋がる。面倒ではありますが
すべて処理しましょう。

 私はアンデッドの魔物の群に
向かって走った。

………………▽

◆ミネルヴァ姫の視点

 ん……目が覚めると蒼字(そうじ)の
胸の中にいました。悪くない目覚めです。
少しだけもう一度目を瞑り余韻に
浸ってから起きることにしました。

「蒼字(そうじ)私はどうしていたの
でしょうか?」
 私の記憶は途中から飛んでいました。
一体ここはどこで私は何をやっていたので
しょうか?

「ミネルヴァ姫お目覚めですか、
体調の方は大丈夫ですか」

「え~大丈夫です…少し頭がボーっと
していますが」

「そうですか、良かった~後遺症みたいな
ものはなさそうですね。そこの場所なら
腰かけれそうなんで休んでいて下さい」
 
 蒼字(そうじ)が優しく気遣って
休むよう言ってくれた。それはとても
嬉しい事ではあるけれど、その言葉には
私に関わらないように離そうとしている
気がした。

「ありがとう蒼字(そうじ)大丈夫だから、
私にも手伝わせて」

 なぜこの言葉が出たか私にも分から
ないけど、蒼字(そうじ)が困ってそう
だから私も力になりたいと思った。
 
「ん~そうでか、無理しないで良い
ですけど」
 なぜかより困らせてしまった。

「ま~大丈夫だろう!ミネルヴァ姫俺の
後ろに居て下さい」
 蒼字(そうじ)は少し透けて見える
女性の前に立ち話をしている。あの女性
見覚えがあるような……

 その瞬間まるで走馬灯を見るような
感覚で思い出した。彼女の記憶の一端を
……そして思わず声をかけてしまった。

「ソフィさん、お辛かったでしょ。
あなたの悲しみが私にもヒシヒシと
伝わってきました」
 彼女が私の中に入ってきた時見て
しまった。真実を!彼女は幼い子供達は
思い自ら何が出来るか考え戦場に出た。
素晴らしい才能と弛まない努力によって
魔術師としての才能を覚醒、戦争で
多大な活躍をし戦争を終結させる事に
貢献した。その後、平和な世界を作り
たいと、そのために新しい国造りを
手伝って欲しいと声をかけたのがアーサー王
であった。

…………そこまでは良かった!

 ソフィさんあなたは純粋でとても
優しい人だった。ゆえに知らなかった。
世の中には色んな男がいる事を
 アーサー王はカッコよく、優しく、
気配りの出来る男、魔王を倒す偉業を
たて誰よりも強いかった。誰が見ても
素敵で惚れるのも無理はなかった。
しかし男性経験もなく奥手の彼女は
何もする事が出来ない。彼女はそっと
その思いを心の中にしまって置こうと
した。しかし転機が訪れた!アーサー王が
ソフィさんを好きだと告白し口説いた。
彼女の心は舞い上がりアーサー王の事しか
考えられなくなってしまいアーサー王を
愛し身を任せた。
 彼女は今までに味わった事のない
幸せに酔いしれ、自分の夢、願いで
あった。子供達が平和に暮らす世界を
作るすべて思いを忘れてしまっていた。
もしもそれが続くのであればそれでも
良かったのかも知れない。けど
そうはならなかった。

「あーの~色ボケオヤジ~ソフィに謝れ~」
 私は怒りをぶち撒けるように叫んでいた!


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