書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第九章 邪神降臨

第265話 親友クレスとレビィ

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「クレス、レビィ会いたかったよ~」
 レイチェルがいかにも勇者ぽい白を基調
とした軽装の鎧を着た男と魔法使いの様な
ローブの女性に抱きついて喜んでいる。

 クレスとレビィ確かにレイチェルから
良く聞かされた親友だっけ、こんなところ
で会えるなんて驚きだな。

「レイチェル二人が苦しそうだから、
そこら辺にしとけよ」
 レイチェルの肩をポンポンと叩く。

「アハハ、ごめんね久しぶりだったから、
ついつい、蒼字(そうじ)ありがとう」

「いや、良いさ。それより二人を
待たせちゃうからさ」
 
「いや、僕達のことはそんなに気に
しないでくれよ。レイチェルに友達が
出来たみたいで驚いているんだ」

「本当よね!レイチェルってコミュ力
ありそうで案外人見知りなところが
あるから、私達以外なかなか
友達作れなかったもんね~」

「もう~変なこと言わないでよ!二人共、
私はつまんない奴とは友達にならないの!」

「はいはい、そんなこと言ってるけど、
どうやったら友達出来るかな~って
相談したのはどこどなたかしら?」

「あ~レビィヒドイよ!それは内緒だよ~」

「あら~ごめんなさいついつい」
 レイチェルとレビィがじゃれてる。

「でも本当に驚いたよ。レイチェルは
なかなか気難しいし何より危なったかしい
から、付き合うのはなかなか楽じゃない。
君はその実力があるってことかな」

「えっとクレスさんですかね。どうも
レイチェルの友達の蒼字(そうじ)です。
実力はそれなりですかね。確かに
レイチェルって無茶苦茶な
ところがあるからお察しします」

「アハハ、その感じからすると分かっている
みたいだ。それでも一緒にいるってことは
実力もそれに見合うだけあるってことか、
君には興味が出てきたよ」

「それはどうも、それよりあっちは
良いんですか?」
 俺が指を差した先には二人は服を
引っ張りあって、じゃれ合いからケンカに
ランクアップ、そろそろ
止めないと服が破れるぞ。

「あ~いつものことだから、懐かしいな~
あ~やってケンカに発展するんだ、
服が破れて下着姿になるのは見ものだよ」

 おいおい楽しそうに笑ってないで止めろよ。
勇者志望だろ。ムッツリさんかこの野郎?

 服が破れる前に二人を止めた。
 ちょっと残念な気もしたけど……

 ムスッとしているレイチェルとレビィは
置いといて、クレスと話を続ける。

「レイチェルがここにいるってことは、
20階層はもうバレてしまったのかな?」

「あれはそのままだよ。一般冒険者には
伝わってないから安心してくれ、
ま~前よりかは知られてはいるけどな」

「そうか、それなら安心だ。あの場所まで
行ける冒険者はそうそう居ないと思うけど、
あの場所が間違っても解放される訳には
いかないからね」

「あ~なるほど、それを気にしてたのか、
邪神アストローネ、アイツは確かに解放
出来ないな」

「君はアストローネを知っているのか、
まさか下まで行ったのか?」  
 クレスは驚いていた。

「いや、下には言ってないよ。ジャンヌが
教えてくれたんだ」

「お呼びですかご主人様」
 ジャンヌが颯爽と現れる。
 そしてその姿を見たクレスとレビィは
すごく驚いていた。

「君はあの時の……」
「もしかして解放出来たの?どうやって」

「ふふ~ん、驚いた~うちの蒼字(そうじ)
はすごいんだよ!」
 誰がうちのだよ!それに何故レイチェル
が偉そうなんだ!

「蒼字(そうじ)はジャンヌの呪いを
解いたどころか、ジャンヌを生き返ら
せたんだよ!すごいでしょ!すごいで
しょ~」
 だから何で偉そうなんだよ。
それに生き返らせた訳では無い。

「これは驚いたよ。レイチェルが君と
一緒にいるのが何故か良く分かったよ!
凄いんだな君は!」
 
「えぇクレス、私もよ!彼女を救う方法は
あれから探し続けていたけど未だに見つけ
られていないわ。ね~ね~君~お姉さんと
お話しな~い」

「レビィやめておいた方が良いよ。
蒼字(そうじ)の周り可愛くて
スタイル抜群の子がいっぱいだから、
……レビィと違って胸あるし」

「なんですって~一言多いのよ!それに
あんただって私と似たようなもんでしょ~」

「そんなことないも~ん、私のほうが
レビィより胸あるも~ん」

 レイチェルとレビィがまた取っ組み合い
に、あ~あ~また服が伸びてる。脱げる
から止めなさい。


「良かったよ。ジャンヌさんと言うのかい、
呪いが解けて良かった。君のことは心残り
だった」

「そうですか、申し訳ありませんがあの時の
ことはあまり覚えておりません。心配をおかけ
しました」

「いや、良いんだ。あなたが助かったのなら」
 クレスにしてもレビィにしても本当に
ジャンヌが助かって嬉しそうだ。この二人は
良い人そうで良かった。

「そう言えばさ~二人はどうしてここに
いるの?クレスは勇者を目指してたよね~
魔王とか倒しちゃった?」
 レイチェルはレビィと取っ組み合いを
しながら唐突に思い出したようで聞いて
いるけど待てよ。魔王を倒した勇者、
そして大魔導師の女性の二人組。

「驚けレイチェル、俺は魔王を倒して
勇者になったんだ!それにレビィも
大魔導師と呼ばれている。俺達は夢を
叶えたんだ!」

「凄いや!二人共おめでとう~」
 レイチェルは自分のことのように大喜び、
それは良いことなんだけど、覚えていない
のかレイチェル!つまりクレスが使徒様で
聖女殺しの容疑者だぞ!

 頭が痛い話が出て来てしまった。
これには俺もどうして良いかまったく
分からず頭をかかえることになった。
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