異世界では平穏な生活を目指します!チートスキル『ツールボックス』を活用した平和な国作り

銀塊 メウ

文字の大きさ
131 / 359

第130話 娘が出来ました

しおりを挟む

「まったく、お前がここまで非常識だとは思わなかったよ」

「アポロンその言い方なくない。ボクだってびっくりしてるんだよ。まさかカンナにこんなことが出来るなんて」

「タクト、父さんからも一つ良いかな、そこのカンナさんとの関係はなんなんだい?」

「うがぁ!………父さん、質問の言い方がやらしいよ!気をつけてくれる」
 未だに俺の腰の辺りに抱き着いている母さんの締め付けが強くなった。このままだと絞め殺される。

「カ、カンナについては、みんなには説明してなかったけど、ボクのユニークスキルから生まれた。いわば相棒かな、ある意味ではボク自身とも言える」

「な!?」
 父さんが珍しく大きく表情を崩して驚いている。ま~他のみんなもそうなんだけど。

「つまり……私には娘が出来たということか!」
 
「……………はぁ!?」
 いや、違うし驚くところそこなの?多分みんなと驚くところが違うんたけど。

「そうか私には娘まで出来たのか」
 父さんは涙を流して喜んだ。いやいや違うから

「おとん!」

「お~我が娘よ!」

 カンナは父さんに駆け寄り、そして父さんは優しくカンナを抱き締めた。
 
 おいカンナ!悪乗りすんな。

「タクトくん、家族でお楽しみ中のところすまないが、話をしても良いかな」

「あ!すいません。まだ話の途中でした。バロン様は何か聞きたいことがあるんですね」

「あぁ、君としてはこの後どうするつまりかな」

「まずは一週間、そのくらいは休みましょう。追われるのはやっぱり疲れました。皆さんもまずは休息を取って下さい。その後についてはまた後で考えましょう」

「分かった。今は休もう。私としても一度落ち着きたかった」
 バロン様はそれ以上は何も言わなかった。

 それからそれぞれに家を割り当てる。
 ボクと父さんと母さん、ニキと先生で一軒、
 バロン様、スカーレット様、ノルンで一軒、
 神父さまとアポロンで一軒
 魔導ショップのおっさんとエルシーさんで一軒、
 イグニスとジェーさんで一軒、

 基本的には家族ごとに分けた。
 しばらくはこの家に住んで貰うことになる。

……………▽

 それぞれ家に入り休息を取ることになり、「あ~疲れた~もうこのまま寝ちゃおっかな~」俺はベットにダイブ、ゴロゴロ転がり、そこにニキが飛びついたのでじゃれて遊んだ。

「の~タクトよ!ちと確認してほしんじゃが、地の精霊魔法のレベルはいくつになったのじゃ」

「へぇ?いくつって、ここ最近はツールボックスも使いましたけど地の精霊にもたくさん助けられましたからね。もしかしたら結構上がってるかも」

 国王軍から逃げる時にはかなり助けられた。この間の戦いでLv4に上がったばかりだけど期待出来るかもしれない。ワクワク。

 ステータスを確認する。

「せ、先生!?これどう言うことですか!?」
 俺はアタフタする。

「バカもん落ち着かんか!我らではお前のステータスが見えんのじゃ!一体何があった!」

「あ、すいません、落ち着きます!すぅ~はぁ~……先生落ち着きました!」

「良し言ってみよ!」

「Lv9です!」

「レベル9じゃと~ーー」
 先生は驚き過ぎて天井に衝突……落下した。

「先生気持ちは分かりますけど、落ち着きましゃね」

「すぅ~はぁ~落ち着いたのじゃ!じゃないのじゃ!落ち着いてられるかなのじゃ、見た目から明らかにレベルが上がっているとは思ったがこれほどじゃったとは………」

「いや~びっくりですよね~でもボクはどちらかと言うと先生の動揺ぷりにびっくりですけど。

「煩いのじゃ!お前は分かっとらんのか、その凄さの意味を!レベル9じゃぞ!最大値いくつか知っとるのか!」

「知りませんね!」

「10じゃ10、レベル10、あと一つじゃぞ!ヒト族では我が知る限り未到達領域じゃぞ!偉業じゃぞ!」

「なるほど、先生が驚き過ぎて、イマイチ冷静になっちゃうんですよね!確かに凄いです」

 しかしこれでタクトも我と同じく地の大精霊をも扱えるじゃろう。とうとうと言うか大分早いが我の奥義を受け渡すことが出来るやもしれんな。

「それにしても何故?ここまで急激にレベルが上がるのじゃ、我がそこまで行くのに軽く百年はかかったのじゃぞ!」

「知りませんよ。逆に教えて下さい」

「う~ん…………もしや肥料のおかげやも知れん。あれをきっかけに急に仲良くなっていた様に見えたのじゃ。しかもどうやらタクト、お前の名は地の精霊達で噂までされておったのじゃ、精霊魔法極める最も難しくそして手っ取り早い方法は仲良くなること、それをタクト、お前はやってのけたのじゃ」

「その可能性が一番高そうですね。それはラッキーでした。これでしばらく修行はなしということで」

「なわけあるか!今まで以上に厳しく行くのじゃ覚悟しておれ……クックック」

「へーい、分かってましたよ先生、宜しくお願いしま~す」

……………………………………………………………

『タクト』 Lv:50

【種族】ヒト族
【年齢】15
【職業】庭師(お手伝い)
【称号】神の使徒  悪魔の王を倒せし者
    勇者を倒せし者
【加護】イリスの加護

【HP】1520/1520(+0)
【MP】6000/6000(+0)宝魔の薬(魔力十倍)
【魔力】1820(+0)
【筋力】130(+0)
【耐久】180(+2)
【敏捷】229(+2)
【運】 100(+0)


【ユニークスキル】ツールボックス Lv.2(人化)
【レアスキル】 地の精霊魔法 Lv.up4→9
        雷魔法 Lv.1→3
【コモンスキル】剣術 Lv.2 体術 Lv.up2→3
        生活魔法 Lv.2 
        魔力操作 Lv.3→5
        言語理解 Lv.1 料理 Lv.up5    
        掃除 Lv.2 採取 Lv.2 
        隠密 Lv.2
                                      M Lv.1(ブタ野郎!)

道具 プラスドライバー
            マイナスドライバー(貫通追加)
            精密ドライバー
   ニッパー
   絆創膏
   ハンマー
   メガネ 
   ライト 
   作業手袋  
   ヘルメット 
   タブレット
   配管
   バーナー
   蛇口
   エアコン
   ドリル
             安全靴
            テスター
             バッテリー
            ナイフ
            携行缶 
……………………………………………………………
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件

さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ! 食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。 侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。 「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」 気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。 いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。 料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

処理中です...