黒い狼と赤い赤ずきん

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14.あれから

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あれから気まずくなって私の心はかき乱されたみたいだ。

本当に好きなのは……そんなことを考えていると

『やっぱ好きなんだね』
カルマだった。
「いや、そうゆうんじゃなくてー!」
必死に否定した。
 『もう、遅いよ。雄登いやハルはもうじき殺されるかと思うけど。』
言葉が読み込めなかった。
「は?何言ってんの!」それをさえぎるように
『狼族の狼達に、もうばれてるよ。あれ?ハル言ってなかった?人間と恋したら死刑だって。まさか、本気の恋だったなんて。言ってなかったんだー。バカだね。』
私は走って龍我と雄登の家へ走った。
『待って。これだけは言っとく。もし君が狼族に踏み込むようなバカな行動とったら間違いなく死ぬよ。』


走った。


「雄登ー!雄登!」
やっと着いた。


そこには
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