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12.ポーションを手に入れた
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カオルの案がどういうものかはハッキリしていなけど、今はそれを考えても仕方がないから、まずは薬草を依頼主の元へ届けることにした。
紙に書かれている図と内容を頼りに納品先を目指す。
「こんにちは~、依頼にあった薬草をお持ちしました!」
目的地に着いた途端、マルカが元気よくドアを開け、達成の声を上げる。勢いのありすぎる行動。でも、この方がマルカらしい。
「ありがとうねえ。自分で取りに行ければ楽だけど、もう歳で、誰かに任せるしかなかったんだよ」
薬草を求めていた相手は、人の良さそうなおばあさんだった。しかしその雰囲気とは裏腹に、彼女の家の中には毒々しい色の液体が入った瓶が並んでいる。
聞くところによると、彼女はこの町で薬屋を営んでいて、ここのポーションは値段の割に効果があると評判なんだとか。
「みんなウチの薬を買ってくれるのは良いんだけどねえ、肝心の素材を調達してくれる人が少ないのさ。庭で育ててる分がそろそろ無くなりそうだったから助かったよ」
悲しい摂理だ。危険な依頼をこなす冒険者たちはここで薬を揃える、でもそれだけ腕のある者がわざわざ原っぱで草を積む仕事なんてするはずもない。だから供給に対しての還元がほとんど無いんだ。
(ゲームで回復薬を99個まとめ買いとか平気でやってたけど、画面の向こうの店員さんは相当困ってたのかな。)
思わぬ場所で思わぬ反省を得た。もしまた触れる機会があったら今度は数に注意して買ってみよう。いつになるかは分からないけど。
「薬草の成分を抽出しただけとは思えない色をしているな、それにこの流動性……」
棚のポーションを眺めていたカオルが、その中から緑色の液が入った瓶を手に取り揺らしている。
「なんだい珍しそうな顔して、初めて見るわけでもないだろう」
「いやぁ、初めてなんだなそれが」
意外にも耳聡かったおばあさんは、カオルの呟きを聞き逃さず、それに対しカオルは正直に答えた。
~~~~~
「驚いたね、何も知らずに旅を続けようとしていたなんて、アタシの若い頃でもそんな馬鹿はいなかったよ」
マルカや支部長にでっち上げてきたことを話した結果、直球で馬鹿と言われてしまった。この先色んな人から同じような反応をされるのかと思うと、早くも気が滅入ってくる。
「私たちがいた所はそれだけ情報が無いド田舎だったんだよ。それよりおばあちゃん、このポーション、どうやって作ってるんだい?」
はぐらかしながらチャプチャプと瓶を揺らすカオル。ポーション作りを生業にしている相手にその質問はいかがなものか。隣で聞いていたマルカも「えっ」と引いた顔をしている。
「そんなもん、自分で調べな……でもまあ、これも何かの縁さね、標本はくれてやろう」
案の定拒絶しつつも、おばあさんは2つの瓶をカオルに渡してくれた。
「簡単に言えば、傷治しと毒消しってとこかね。ほれ、お嬢ちゃんも」
どこか朗らかな調子でマルカにも同じように渡す。孫に土産を持たせるご老人というのは、たぶんこんな感じだろう。
「わっ、いいんですか?」
「こんな酔狂な客人を連れてきてくれたお礼だよ。それじゃ、気が向いたらまた薬草を取ってきておくれ」
「はい! もちろんです!」
「これはこれは、予想外のボーナスを頂いてしまったね、ありがとうおばあちゃん」
~~~~~
おばあさんの優しさに触れた後、僕たちは以前マルカに教えてもらった店で昼食をとりながら作戦会議のようなものを開いていた。議題はもちろん──
「さーて、あいつらに一発かましてやるに当たってだが…...うおっ、この魚本当においしいな」
「ね? 言ったとおりでしょう。アグトスで捕れる魚は美容にも健康にも効果バツグンなんです! ......それで、一体何をするつもりなんですか……?」
白身魚と野菜がたっぷりのスープを食べながら忙しく話題を切り替える。
マルカはこれから起こることへの期待と不安を入り混ぜるようにして皿の中身を掬っていた。
「一言でいえば恥をかかせてやるってことなんだけど、色々条件が整ってなきゃいけないんだよね。マルカ、あいつらが普段どこにいるか分かる?」
「普段ですか? うーんと、ギルド……の他には……あ! 酒場です酒場。ここらで名を上げるようになってからは、毎晩のように飲んでいるって聞いたことがあります」
「お、いいねぇ好都合。酒が入っていればコトが進みやすくなる。じゃあ後は夜になるの待つだけかな、その時は軽く芝居を打ってもらうからよろしくね」
「? はあ……」
~~~~~
しばらく打ち合わせをした後、一度切り上げる。時間にはまだ余裕があって、適当な依頼なら片付けられそうだったけど、無理は禁物ということで、空いた時間で僕たちは町を散策していた。
「僕たちも装備はちゃんと整えた方がいいのかな」
通りがかった武具屋の前でなんとなく聞いてみる。今のところ困りはしなくても、この先必要になってくるのは間違いないはすだ。
「そういえば、ユウくんの武器は銃でしたね。確かにそのサイズのものだと心許ないかもしれません」
「サイズ……」
その言葉に疑問を抱きながら、並べられている武具を見回してみた。中心に据えられているのは剣や鎧ばかりで、銃は奥か端に追いやられていた。そしてそれらは見るからに大きく、無骨で、この世界の銃がまだまだ発展途上であることを思わせる。
マガジンらしいものは無くて、銃身も基本は木造で、かろうじて留め具に金属が使われていた。
(一発ごとに火薬と弾を込めるタイプか、これならマルカの反応も頷ける。銃に対する意識が違いすぎるんだ)
「でも、どれもユウくんが使うには大きすぎますね。所持金も多くはありませんし、また今度にしましょう」
言われてみればその通りだ。今持っているハンドガンとナイフでさえ、この体では多少持て余す。あそこに並べられているものは尚更に決まってる。
「まあ何かあったら私がユウくんを守るから、何も心配することは無いよ」
ここぞとばかりにカオルが割り込んでアピールする。一応、あのときゴブリンを倒したのは僕なんだけど。
「そうですね、私たちでユウくんを……あれ? でも昨日はユウくんがカオルさんを守ったんじゃ……」
(ほらやっぱり突っ込まれた)
「アッハッハ、細かいことは気にしない! さあ行こう行こう!」
(さすがだなぁこの人は……)
紙に書かれている図と内容を頼りに納品先を目指す。
「こんにちは~、依頼にあった薬草をお持ちしました!」
目的地に着いた途端、マルカが元気よくドアを開け、達成の声を上げる。勢いのありすぎる行動。でも、この方がマルカらしい。
「ありがとうねえ。自分で取りに行ければ楽だけど、もう歳で、誰かに任せるしかなかったんだよ」
薬草を求めていた相手は、人の良さそうなおばあさんだった。しかしその雰囲気とは裏腹に、彼女の家の中には毒々しい色の液体が入った瓶が並んでいる。
聞くところによると、彼女はこの町で薬屋を営んでいて、ここのポーションは値段の割に効果があると評判なんだとか。
「みんなウチの薬を買ってくれるのは良いんだけどねえ、肝心の素材を調達してくれる人が少ないのさ。庭で育ててる分がそろそろ無くなりそうだったから助かったよ」
悲しい摂理だ。危険な依頼をこなす冒険者たちはここで薬を揃える、でもそれだけ腕のある者がわざわざ原っぱで草を積む仕事なんてするはずもない。だから供給に対しての還元がほとんど無いんだ。
(ゲームで回復薬を99個まとめ買いとか平気でやってたけど、画面の向こうの店員さんは相当困ってたのかな。)
思わぬ場所で思わぬ反省を得た。もしまた触れる機会があったら今度は数に注意して買ってみよう。いつになるかは分からないけど。
「薬草の成分を抽出しただけとは思えない色をしているな、それにこの流動性……」
棚のポーションを眺めていたカオルが、その中から緑色の液が入った瓶を手に取り揺らしている。
「なんだい珍しそうな顔して、初めて見るわけでもないだろう」
「いやぁ、初めてなんだなそれが」
意外にも耳聡かったおばあさんは、カオルの呟きを聞き逃さず、それに対しカオルは正直に答えた。
~~~~~
「驚いたね、何も知らずに旅を続けようとしていたなんて、アタシの若い頃でもそんな馬鹿はいなかったよ」
マルカや支部長にでっち上げてきたことを話した結果、直球で馬鹿と言われてしまった。この先色んな人から同じような反応をされるのかと思うと、早くも気が滅入ってくる。
「私たちがいた所はそれだけ情報が無いド田舎だったんだよ。それよりおばあちゃん、このポーション、どうやって作ってるんだい?」
はぐらかしながらチャプチャプと瓶を揺らすカオル。ポーション作りを生業にしている相手にその質問はいかがなものか。隣で聞いていたマルカも「えっ」と引いた顔をしている。
「そんなもん、自分で調べな……でもまあ、これも何かの縁さね、標本はくれてやろう」
案の定拒絶しつつも、おばあさんは2つの瓶をカオルに渡してくれた。
「簡単に言えば、傷治しと毒消しってとこかね。ほれ、お嬢ちゃんも」
どこか朗らかな調子でマルカにも同じように渡す。孫に土産を持たせるご老人というのは、たぶんこんな感じだろう。
「わっ、いいんですか?」
「こんな酔狂な客人を連れてきてくれたお礼だよ。それじゃ、気が向いたらまた薬草を取ってきておくれ」
「はい! もちろんです!」
「これはこれは、予想外のボーナスを頂いてしまったね、ありがとうおばあちゃん」
~~~~~
おばあさんの優しさに触れた後、僕たちは以前マルカに教えてもらった店で昼食をとりながら作戦会議のようなものを開いていた。議題はもちろん──
「さーて、あいつらに一発かましてやるに当たってだが…...うおっ、この魚本当においしいな」
「ね? 言ったとおりでしょう。アグトスで捕れる魚は美容にも健康にも効果バツグンなんです! ......それで、一体何をするつもりなんですか……?」
白身魚と野菜がたっぷりのスープを食べながら忙しく話題を切り替える。
マルカはこれから起こることへの期待と不安を入り混ぜるようにして皿の中身を掬っていた。
「一言でいえば恥をかかせてやるってことなんだけど、色々条件が整ってなきゃいけないんだよね。マルカ、あいつらが普段どこにいるか分かる?」
「普段ですか? うーんと、ギルド……の他には……あ! 酒場です酒場。ここらで名を上げるようになってからは、毎晩のように飲んでいるって聞いたことがあります」
「お、いいねぇ好都合。酒が入っていればコトが進みやすくなる。じゃあ後は夜になるの待つだけかな、その時は軽く芝居を打ってもらうからよろしくね」
「? はあ……」
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しばらく打ち合わせをした後、一度切り上げる。時間にはまだ余裕があって、適当な依頼なら片付けられそうだったけど、無理は禁物ということで、空いた時間で僕たちは町を散策していた。
「僕たちも装備はちゃんと整えた方がいいのかな」
通りがかった武具屋の前でなんとなく聞いてみる。今のところ困りはしなくても、この先必要になってくるのは間違いないはすだ。
「そういえば、ユウくんの武器は銃でしたね。確かにそのサイズのものだと心許ないかもしれません」
「サイズ……」
その言葉に疑問を抱きながら、並べられている武具を見回してみた。中心に据えられているのは剣や鎧ばかりで、銃は奥か端に追いやられていた。そしてそれらは見るからに大きく、無骨で、この世界の銃がまだまだ発展途上であることを思わせる。
マガジンらしいものは無くて、銃身も基本は木造で、かろうじて留め具に金属が使われていた。
(一発ごとに火薬と弾を込めるタイプか、これならマルカの反応も頷ける。銃に対する意識が違いすぎるんだ)
「でも、どれもユウくんが使うには大きすぎますね。所持金も多くはありませんし、また今度にしましょう」
言われてみればその通りだ。今持っているハンドガンとナイフでさえ、この体では多少持て余す。あそこに並べられているものは尚更に決まってる。
「まあ何かあったら私がユウくんを守るから、何も心配することは無いよ」
ここぞとばかりにカオルが割り込んでアピールする。一応、あのときゴブリンを倒したのは僕なんだけど。
「そうですね、私たちでユウくんを……あれ? でも昨日はユウくんがカオルさんを守ったんじゃ……」
(ほらやっぱり突っ込まれた)
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