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16.僕は何のために
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「元老院……」
その言葉に、カオルは表情を険しくした。彼女の内に秘めた並ならぬ因縁が引きずり出されるようで、重苦しい空気に僕の血管がわずかに収縮する。
「そんな怖い顔しないでよ、これでも敵対する気は無いんだから。––––そうだマルカちゃん、こないだゴブリン倒したんだって? 偉いぞ~、よく頑張った!」
「ふぇっ⁉ は、はい……」
六道満と名乗った男は不穏な気配を放ったまま、この場で一番状況を飲み込めていない少女に賛辞を贈った。まさか目をつけられるとは思っていなかったのか、マルカは上ずった声を漏らす。
「新しくこの世界にやってきた相手の実力を見ようと何匹か放ってみたんだけど、なかなかあの2人が出てこなくてさ。しかも町の人に見つかってギルドに報告されちゃうし。責任取って自分で受けよっかなーって思ってたところを、マルカちゃんが片付けてくれたわけ」
「ずいぶん手荒い歓迎をするね」
ベラベラと喋る六道を脅すように、非難の色を存分に濃くして銃を向ける。今この男は、自分がゴブリンを放ったと自白した。
この男のせいでカオルは危険な目に遭ったんだ。もしかすれば、アグトスの人からも犠牲者が出たかもしれない。
「歓迎っていうか小手調べ? ああ、もちろん実害が出ないようにゴブリンのことは見張ってたよ」
ヘラヘラとした話し方は、不快感を煽る材料にしかならない。
「私は十分に害を被ったんだが。それより、サティア=ブラッドスタックという名を聞いたことはあるかな」
リュックを置き、ゆっくりと角を出しながらカオルが問う。言葉遣いは普段と変わらなくても、そこかしこに棘があるのが分かる。
僕はこれから戦闘に入ることを前提に、相手の側面を捉えるように移動した。
「サティア……あーなんか聞いたことあるかも。なんだっけ、『淫魔を堕落させた男』とか言われてたかな。それがどうかした?」
「いや、気にしなくていい。で、元老院の第七席様が何の用かな? わざわざ出向いてきて、ただ挨拶というわけでもないのだろう?」
相手との間合いを測るように尻尾をくねらせ、いつでも力を出せるように構える彼女。鋭い眼光を向けて警戒心をむき出しにする姿は、彼女の体が不思議なオーラに包まれているように錯覚させるほど勇ましい。
「当然。でもマジで敵になる気はないよー? 崎谷薫とその愉快な仲間たちがどんな人物か、それを調べに来ただけ。というかその体すごいねー、サキュバスみたいだ! リアルで見るの初めてだなぁ、ちょっとよく確かめさせてよ。あ、もしかしてサティアさんとやらのお知り合い?」
六道が手を伸ばしながら近づき、カオルの眼力が一層強くなる。奴の顔の上半分は前髪で隠れ、目線の行き先は読めない。けど、きっと合わせている
(そうだ、あいつが男である限り、あの力は通じるはず)
大気が一瞬ざわめき、発動の合図が伝わる。
六道がどんな存在であっても、これで対処できる……そう思ったのに。
ヴゥン
何かを弾くような音が鳴って、大気が静まった。六道を見ると、着ているローブに入れられた刺繍に文字が浮かび、模様の上を激しく流れているのが目に入った。
「おお⁉ え、今魔法使った⁉ やっべ、これ着てて良かった~」
六道は驚きこそするものの、まるで効いているようには感じさせない。
防がれた。
「なっ……」
カオルの頬を汗が伝う。僕もマルカも、前日その威力を目の当たりにしたばかりだったから、今起きていることが信じられない。
「流水纏装がここまでの反応を……詠唱も陣もない地味なモーションの割には、なかなか高等な術だな。仕掛けはその眼か? 食らったらどうなるか気になるが、自分で試すのは怖いな」
動きを止められたのはほんの数秒だけで、それはあくまで初見の技に驚いただけのこと。もう同じ手は通用しないはずだ。
「まだ他にもある? どんな能力を持ってる? その体に何を隠してる?」
余裕の態度で腕を広げながら六道が距離を詰める。カオルは技を弾かれ、次の一手を探りながらも思考がまとまっていない。
──カオルが、穢される。
その思いがよぎった瞬間、僕は奴の頭に狙いを定め、引き金を引いていた。
マルカが目を強張らせて僕を見る。
切迫した状況とはいえ、本来人を撃つ行為は理性の放棄を伴う。僕の実年齢を知っていても、既に何人も殺していることを知っていても、「少年が躊躇いなく人を撃つ様」は彼女にとって衝撃的なようだ。
だけど、僕は撃つ。これまでにしてきた事と何も変わらない。僕は僕の意思に従って人を殺せる、何よりカオルを救うためだ。
だから、撃てる。
「っと」
弾丸が届くまでに要する時間はほんの瞬き程度、それでも、六道はそのわずかな隙に手のひらをこちらに向け、空中に謎の図を展開させた。いくつもの文字が書き込まれた図は、弾丸を受け止めながら淡く発光する。
(あれは……魔法陣⁉)
ローブの事と言い、相手は確実に魔法を使用している。それもこれほどの練度で。今の僕に、対抗する術は──
「その銃、この世界のものじゃないね。君も転生してきたの? 何のために?」
調べる対象を僕に変えた六道が、「興味本位」程度の感覚で聞いてきた。だけどそれは、僕の存在意義に関わる質問だった。
「ぼ、僕は……」
答えられない。僕は元々崎谷薫を捉えるために生み出され、今はそのカオルと一緒に行動している。
転移してからの全ては成り行きに過ぎず、彼女のことを守ろうとしているのは、一方的に植え付けられた価値観で彼女を襲ってしまったことへの罪滅ぼしだ。
なんて都合の良い、独善的な行動理念。──それは本当に、目的と言えるものなのか?
「何のためだと? ……そんなのッ! 私とイチャラブ生活を送るために決まってるだろッ!!!」
沈黙を切り裂き、カオルが気の抜けるような台詞に満身の気合と全霊の力を込めて六道に襲いかかった。
いつの間にか白衣を脱ぎ去り、その下に着ていた服を突き破って翼を出している。
そして手に持っているのは、彼女が学生の頃に遊びで作ったという新兵器だった。
「うわ、なんかさっきよりエロくなってる……てかコレってビームサーベル⁉ そんなの作るバカが他にもいたのか!」
六道は少なからず困惑を表に出しながらも、振り下ろされた剣を『素手』で受け止めた。
やはりダメージは通らない、でも、今防御に使われているのは魔法陣ではなく腕だ。不意打ちなら、この男にも届く。
僕は腰元に備えていたナイフを取り出し、最短距離で心臓を突きにいった。
予想通り防がれる。だけどこれで両腕は押さえた。
「──ッ、子どものくせにやるじゃないか。かなりヒヤッとしたよ」
楽しむように笑った六道は、僕とカオルの攻撃を押さえながら、空中にもう一つ魔法陣を展開した。
(手を向けなくても出せるのか……っ)
陣の中心が光り、何らかの攻撃が来ることを予感させる。それが誰を狙っているのか、どういう攻撃なのかまでは分からない。
今押し当てているナイフを離せば回避できる可能性は上がる、だけどそうすれば、相手の攻撃手段が増えるだけだ。
光が、強くなっていく。
(せめて、僕が犠牲に!)
そう思ったとき
「てやあああああああっ!」
先程まで立ち尽くしていたマルカが剣を抜き、六道の足めがけて切りかかった。
奴は素早く飛び退いてそれを避ける。
マルカのおかげで眼前の危機が去り、3人でかかれば対処は可能だということが判明した。
「ハァ、ハァ……カオルさんに、ユウくんに……私の仲間に! 手出しはさせません!」
彼女は僕らを庇うように前に立ち、剣を構える。
震えを隠しきれていない後ろ姿は、とても誰かを守れるようなものには見えない。しかし、確実に勇気を与える背中だ。
「ゴメンゴメン、調子に乗りすぎた。ここまでするつもりは無かったんだけど、3人のことが気になっちゃってさ。いや~良いパーティーだ。……もう少し知りたいな」
再び僕たちと相対した六道は、不気味さを増しながらローブの埃を払った。
その言葉に、カオルは表情を険しくした。彼女の内に秘めた並ならぬ因縁が引きずり出されるようで、重苦しい空気に僕の血管がわずかに収縮する。
「そんな怖い顔しないでよ、これでも敵対する気は無いんだから。––––そうだマルカちゃん、こないだゴブリン倒したんだって? 偉いぞ~、よく頑張った!」
「ふぇっ⁉ は、はい……」
六道満と名乗った男は不穏な気配を放ったまま、この場で一番状況を飲み込めていない少女に賛辞を贈った。まさか目をつけられるとは思っていなかったのか、マルカは上ずった声を漏らす。
「新しくこの世界にやってきた相手の実力を見ようと何匹か放ってみたんだけど、なかなかあの2人が出てこなくてさ。しかも町の人に見つかってギルドに報告されちゃうし。責任取って自分で受けよっかなーって思ってたところを、マルカちゃんが片付けてくれたわけ」
「ずいぶん手荒い歓迎をするね」
ベラベラと喋る六道を脅すように、非難の色を存分に濃くして銃を向ける。今この男は、自分がゴブリンを放ったと自白した。
この男のせいでカオルは危険な目に遭ったんだ。もしかすれば、アグトスの人からも犠牲者が出たかもしれない。
「歓迎っていうか小手調べ? ああ、もちろん実害が出ないようにゴブリンのことは見張ってたよ」
ヘラヘラとした話し方は、不快感を煽る材料にしかならない。
「私は十分に害を被ったんだが。それより、サティア=ブラッドスタックという名を聞いたことはあるかな」
リュックを置き、ゆっくりと角を出しながらカオルが問う。言葉遣いは普段と変わらなくても、そこかしこに棘があるのが分かる。
僕はこれから戦闘に入ることを前提に、相手の側面を捉えるように移動した。
「サティア……あーなんか聞いたことあるかも。なんだっけ、『淫魔を堕落させた男』とか言われてたかな。それがどうかした?」
「いや、気にしなくていい。で、元老院の第七席様が何の用かな? わざわざ出向いてきて、ただ挨拶というわけでもないのだろう?」
相手との間合いを測るように尻尾をくねらせ、いつでも力を出せるように構える彼女。鋭い眼光を向けて警戒心をむき出しにする姿は、彼女の体が不思議なオーラに包まれているように錯覚させるほど勇ましい。
「当然。でもマジで敵になる気はないよー? 崎谷薫とその愉快な仲間たちがどんな人物か、それを調べに来ただけ。というかその体すごいねー、サキュバスみたいだ! リアルで見るの初めてだなぁ、ちょっとよく確かめさせてよ。あ、もしかしてサティアさんとやらのお知り合い?」
六道が手を伸ばしながら近づき、カオルの眼力が一層強くなる。奴の顔の上半分は前髪で隠れ、目線の行き先は読めない。けど、きっと合わせている
(そうだ、あいつが男である限り、あの力は通じるはず)
大気が一瞬ざわめき、発動の合図が伝わる。
六道がどんな存在であっても、これで対処できる……そう思ったのに。
ヴゥン
何かを弾くような音が鳴って、大気が静まった。六道を見ると、着ているローブに入れられた刺繍に文字が浮かび、模様の上を激しく流れているのが目に入った。
「おお⁉ え、今魔法使った⁉ やっべ、これ着てて良かった~」
六道は驚きこそするものの、まるで効いているようには感じさせない。
防がれた。
「なっ……」
カオルの頬を汗が伝う。僕もマルカも、前日その威力を目の当たりにしたばかりだったから、今起きていることが信じられない。
「流水纏装がここまでの反応を……詠唱も陣もない地味なモーションの割には、なかなか高等な術だな。仕掛けはその眼か? 食らったらどうなるか気になるが、自分で試すのは怖いな」
動きを止められたのはほんの数秒だけで、それはあくまで初見の技に驚いただけのこと。もう同じ手は通用しないはずだ。
「まだ他にもある? どんな能力を持ってる? その体に何を隠してる?」
余裕の態度で腕を広げながら六道が距離を詰める。カオルは技を弾かれ、次の一手を探りながらも思考がまとまっていない。
──カオルが、穢される。
その思いがよぎった瞬間、僕は奴の頭に狙いを定め、引き金を引いていた。
マルカが目を強張らせて僕を見る。
切迫した状況とはいえ、本来人を撃つ行為は理性の放棄を伴う。僕の実年齢を知っていても、既に何人も殺していることを知っていても、「少年が躊躇いなく人を撃つ様」は彼女にとって衝撃的なようだ。
だけど、僕は撃つ。これまでにしてきた事と何も変わらない。僕は僕の意思に従って人を殺せる、何よりカオルを救うためだ。
だから、撃てる。
「っと」
弾丸が届くまでに要する時間はほんの瞬き程度、それでも、六道はそのわずかな隙に手のひらをこちらに向け、空中に謎の図を展開させた。いくつもの文字が書き込まれた図は、弾丸を受け止めながら淡く発光する。
(あれは……魔法陣⁉)
ローブの事と言い、相手は確実に魔法を使用している。それもこれほどの練度で。今の僕に、対抗する術は──
「その銃、この世界のものじゃないね。君も転生してきたの? 何のために?」
調べる対象を僕に変えた六道が、「興味本位」程度の感覚で聞いてきた。だけどそれは、僕の存在意義に関わる質問だった。
「ぼ、僕は……」
答えられない。僕は元々崎谷薫を捉えるために生み出され、今はそのカオルと一緒に行動している。
転移してからの全ては成り行きに過ぎず、彼女のことを守ろうとしているのは、一方的に植え付けられた価値観で彼女を襲ってしまったことへの罪滅ぼしだ。
なんて都合の良い、独善的な行動理念。──それは本当に、目的と言えるものなのか?
「何のためだと? ……そんなのッ! 私とイチャラブ生活を送るために決まってるだろッ!!!」
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いつの間にか白衣を脱ぎ去り、その下に着ていた服を突き破って翼を出している。
そして手に持っているのは、彼女が学生の頃に遊びで作ったという新兵器だった。
「うわ、なんかさっきよりエロくなってる……てかコレってビームサーベル⁉ そんなの作るバカが他にもいたのか!」
六道は少なからず困惑を表に出しながらも、振り下ろされた剣を『素手』で受け止めた。
やはりダメージは通らない、でも、今防御に使われているのは魔法陣ではなく腕だ。不意打ちなら、この男にも届く。
僕は腰元に備えていたナイフを取り出し、最短距離で心臓を突きにいった。
予想通り防がれる。だけどこれで両腕は押さえた。
「──ッ、子どものくせにやるじゃないか。かなりヒヤッとしたよ」
楽しむように笑った六道は、僕とカオルの攻撃を押さえながら、空中にもう一つ魔法陣を展開した。
(手を向けなくても出せるのか……っ)
陣の中心が光り、何らかの攻撃が来ることを予感させる。それが誰を狙っているのか、どういう攻撃なのかまでは分からない。
今押し当てているナイフを離せば回避できる可能性は上がる、だけどそうすれば、相手の攻撃手段が増えるだけだ。
光が、強くなっていく。
(せめて、僕が犠牲に!)
そう思ったとき
「てやあああああああっ!」
先程まで立ち尽くしていたマルカが剣を抜き、六道の足めがけて切りかかった。
奴は素早く飛び退いてそれを避ける。
マルカのおかげで眼前の危機が去り、3人でかかれば対処は可能だということが判明した。
「ハァ、ハァ……カオルさんに、ユウくんに……私の仲間に! 手出しはさせません!」
彼女は僕らを庇うように前に立ち、剣を構える。
震えを隠しきれていない後ろ姿は、とても誰かを守れるようなものには見えない。しかし、確実に勇気を与える背中だ。
「ゴメンゴメン、調子に乗りすぎた。ここまでするつもりは無かったんだけど、3人のことが気になっちゃってさ。いや~良いパーティーだ。……もう少し知りたいな」
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