居場所を無くした孤独女子は、エリート上司に甘く囲われる〜二人で美味しい同棲生活〜《R-18》

第三章

アサリのお味噌汁と、甘い一夜⑨☆R-18

大澤係長は私を凄くよく見てて、少しでも反応があったところを執拗に攻めてくる。

優しく、丁寧に。

なのに、簡単に追いつめられる。

「も…っ、無理…っ」

「胸こうされるの、嫌？」

「そ、じゃなくて…っ」

「そうじゃなくて？」

意地悪なトーンでそう言いながら、執拗に敏感なところを指で弄ばれる。

「あ…っ」

なんの前触れもなくパクンと食べられて、自分でも聞いたことのないような高い声が漏れた。

「ゃ、ダメ…です…っ」

「本当に？本当に嫌？」

きっと、わざとだ。大澤係長が喋るたびに息がかかって、それにすら反応してしまう。

「いじ、わる…ぅ…」

「それ、聞きたかった」

「っ」

もうダメだ。係長の低くて甘い声が、私の頭をおかしくする。

気持ちよくて、理性がポロポロと零れ落ちていく。

片方はねっとりと舌で愛撫されて、片方は指で転がされて。

体を捻って逃げようとして、いとも簡単に捕まってしまった。

「大丈夫。全部受け止めるから、俺に見せて」

「大澤、係長…っ」

「山田さん、気持ちいい？」

「…は、い」

「よかった」

ふわり、嬉しそうに笑うから。

恥ずかしいのも全部、この人にならいいかなって思えた。

「ん、ぁ…っ」

「これ、いい？」

「は、い…っ」

「ん。可愛い」

チュッとおでこにキスされて、それが凄く嬉しくて。

「…へへ」

頬が緩む。そんな私を見て、大澤係長がキュッと眉根を寄せた。

何かを耐えてるみたいな表情が、セクシーでドキドキする。