生徒会転移〜今度の会議は異世界ですか!?〜

くもつき

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プロローグ

プロローグ これから始まる生徒会

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桜の木がピンクから鮮やかな緑色に変わろうとしている頃、生徒会室にけだるげな声がこだまする。

「あー、もう疲れた…。」

僕はこの高校の副会長を務めている川崎 シン。俗に言う器用貧乏というやつで可もなく不可もなくといった感じだ。これが僕の唯一の悩みであることは秘密でお願いしたい。

「何言ってんの!これからやでこれから!」

コイツは麻木 マイ。この高校の会長をしている。関西弁が特徴的で男勝りな性格は正直リーダー向きだと思う。

「まあ週の始めにこういう時間があると複雑な気持ちになるよな…。」

そう言って麻木を見ているこのメガネは磯部 ハルキ。努力家で人望も厚い、頼りがいのある男だ。そのおかげか生徒会メンバーで唯一の彼女持ちだ、憎い。

「おはよー!久しぶり!」

このハイテンションは松原 ヒカリ。常にテンションが高いバケモノだ。こいつのテンションが低いところを生徒会に入ってから3ヶ月間、見たことが無い。

「おはよーでもないし久しぶりでもないだろ。」

冷静にツッコミを入れているのは金井 ショウ。野球部のキャプテン、成績優秀、高身長でイケメンというモテる要素のバーゲンセールのような男だ。実際モテているのだがこいつは彼女を作ろうとしない。作らないなら顔だけでも分けてくれればいいのにと思う。

「全員揃ったな。そろそろ準備しよか!」

みんなマイにならって続々と会議の準備を始める。かくいう僕は会議の司会も務めているので早々に準備は終わっているが。
あっそうだ。ハルキの恋人関係が最近危ないと聞いたな。聞いてみるか。

「ハルキ、最近彼女とはどうよ。」
「どうって…別に何ともないよ。」
「本当は?最近良くないって噂聞くけど。」
「誰だよそんな噂ながす輩は…。ほんとに何もないよ。」
「ふーん。」

何気ない時間が過ぎてゆく。

(暇だなぁ。まだ準備かかりそうなのかな。)

「みんな、あとどれくらいで準備終わりそう?」
「もうそろそろ…おっけ!」

周りを見渡すと他のみんなは準備万端のようだ。

「それじゃあ…これから会議を始めます。」
この言葉を最後に、僕達はこの世界から居なくなった。
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