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本編
10.出発準備
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「「「「は?」」」」
君は友達が宝くじを拾ってきたことがあるだろうか
さらに、その宝くじが100万円の当選券だったことがあるだろうか。
日本全国を探してもそんなやつはいないだろう。
「シン、冗談なら怒るよ…」
「ならハルキは怒らないな。」
「シン。お前やったな。装備買い放題じゃねぇか!」
「確認していい?100万やんな?100万Gやんな?」
「ああ。1ひとつに0がむっつの100万Gだ。」
「すごい!私前言ってた服のお店行きたい!」
「僕も服欲しいな。」
相変わらずヒカリだけ適応力が半端じゃない。
今はヒカリの適応力に感謝しよう。
「じゃあ服を買いに行った後に依頼も受けようか。」
「今日は休みにして買い物しないか?」
「じゃあついでに防具も買おう!」
「いいな!」
「服は分かれて買おう!12時に再集合ね!」
「どんな服があるかな~。」
僕は服屋を見ながら呟く。
こんなことを言っているが僕にはファッションセンスがない。ダサい着こなしになる訳ではないが、決して格好よくもならない。普通の着こなししか出来ないのだ。
故に僕はの助っ人を用意した。
そう、ハルキだ。
ハルキは相変わらず頼りがいがあるなぁ。僕が女だったらハルキに惚れてる自信がある。
「シンは服装は冒険しないタイプだよね。」
「服装『は』って含みがあるな。」
「ははっ。どうだろうね。」
「この服なんてどうだい?持ってるズボンと合わせるとカジュアルでいいんじゃないかな?」
「ふむふむ。」
「あっ!この服もかわいいね!シンに似合うと思うよ。」
ハルキの提案する服は全て僕好みだ。こいつ何者なんだ?
「合計で1万8000Gになります。」
3セット分の服を買って1万8000Gか。1セット6000G…安いのか?
「助かったよハルキ。俺はハルキに服選んであげられないけど借りはどこかで返すよ。」
「いいよいいよ。じゃあ僕は僕の服を探してくるよ。またね!」
風のように去っていった。
ほんとに何者なんだろうハルキは。ショウもセンスありそうだし、もしかしてセンスないの僕だけ…?
集合場所へ向かう途中、道具屋へ寄ってみた。
「いらっしゃい。」
棚にはヒモ、カバン、ランプなどが並んでいた。
しかし、僕が求めているものは他でもない、ポーションだ。
前に来た時はポーションの値段まで分からなかったからな。
「すいません、HPポーションって大体幾らくらいしますか?」
「そうだねぇ。効果にもよるけど1本5000Gくらいだよ。」
「じゃあ、5000GくらいのHPポーション2本ください。」
流石に今何本も買うほどのものじゃないだろう。2本くらいで様子見だな。それに高いしね。
「はいよ。じゃあこの2本で1万Gだよ。」
「質問なんですけど、HPポーションって飲めばいいんですか?」
「飲むのが主流だよ。傷口に直接かける方法もあるけど滅多に使われないねぇ。毒を回復するポーションは飲むしかないけどね。あんた、知らないのに買おうとしてたのかい?」
「恥ずかしながら…。」
聞いておいてよかった。
でも飲むのかぁ。この色の液体をなぁ。
「ポーションが欲しけりゃいつでも来な!」
「ありがとうございます。」
ポーションも買えたことだし、集合場所に向かうか!
僕は12:50分に集合場所へと到着した。
そこにはショウとハルキがいた。
「早いな。…ってハルキ!?もう服買ってきたのか!?」
「うん。目星は付けてたんだ。」
ハルキ、恐ろしい子…!
「あとは女子を待つだけだな。」
ショウがそわそわしている。さては期待してるな?
「ショウ、あんまり期待してたら後でガッカリするぜ。」
「ん?どういうことや?」
「そりゃあ、期待通りになるか分からないからな。ここは期待しないで待つようにしたらグンッとかわいくみえ、…ん?関西弁?」
血の気が引いていくのが分かる。
HP減ってるんじゃないか?ポーション飲みたくなってきた。
「なんや、そういうことか。私らが見るに堪えへん格好してくる言うてるんかと思たわ。」
ブレーキがかかったような首を無理やり動かすとそこには阿修羅がいた。
「そうなんか?シン。」
まさか異世界で2番目に出会うモンスターが阿修羅とはな!早く鎮めないととんでもないことになってしまう。どうやって鎮めるか…。思考加速をフル活用しろ!考えるんだ…!
「なな、何を言っているんだい。そ、そそ、そんなの違うに決まってるじゃないか。は、はははは。」
「そうかそうか。なら良かったわ。」
「ちょっとマイ~!待ってよ~!」
「ごめんな。急に走って。」
「びっくりしたよ~。」
「運が悪かったね。」
「そんなこと言うからだぞ。」
漏らさなかっただけでも偉いと思うんだけど。
「じゃあ次は防具見に行こうか。」
防具売り場には、革防具、鎖防具、鉄防具の3種類があった。
違うのは素材だけで他は同じとのことだったので、みんな革防具を頼んだ。
明日には出来るとのことだった。
5着を半日で作るって早すぎないか?基準が分からないからアレだけど。
「防具ってオーダーメイドなんだね。」
「そう考えると5人で10万Gっていうのも安く感じるな。」
「明日が楽しみだね!」
僕達の異世界初めての休日はとても良い息抜きになった。
君は友達が宝くじを拾ってきたことがあるだろうか
さらに、その宝くじが100万円の当選券だったことがあるだろうか。
日本全国を探してもそんなやつはいないだろう。
「シン、冗談なら怒るよ…」
「ならハルキは怒らないな。」
「シン。お前やったな。装備買い放題じゃねぇか!」
「確認していい?100万やんな?100万Gやんな?」
「ああ。1ひとつに0がむっつの100万Gだ。」
「すごい!私前言ってた服のお店行きたい!」
「僕も服欲しいな。」
相変わらずヒカリだけ適応力が半端じゃない。
今はヒカリの適応力に感謝しよう。
「じゃあ服を買いに行った後に依頼も受けようか。」
「今日は休みにして買い物しないか?」
「じゃあついでに防具も買おう!」
「いいな!」
「服は分かれて買おう!12時に再集合ね!」
「どんな服があるかな~。」
僕は服屋を見ながら呟く。
こんなことを言っているが僕にはファッションセンスがない。ダサい着こなしになる訳ではないが、決して格好よくもならない。普通の着こなししか出来ないのだ。
故に僕はの助っ人を用意した。
そう、ハルキだ。
ハルキは相変わらず頼りがいがあるなぁ。僕が女だったらハルキに惚れてる自信がある。
「シンは服装は冒険しないタイプだよね。」
「服装『は』って含みがあるな。」
「ははっ。どうだろうね。」
「この服なんてどうだい?持ってるズボンと合わせるとカジュアルでいいんじゃないかな?」
「ふむふむ。」
「あっ!この服もかわいいね!シンに似合うと思うよ。」
ハルキの提案する服は全て僕好みだ。こいつ何者なんだ?
「合計で1万8000Gになります。」
3セット分の服を買って1万8000Gか。1セット6000G…安いのか?
「助かったよハルキ。俺はハルキに服選んであげられないけど借りはどこかで返すよ。」
「いいよいいよ。じゃあ僕は僕の服を探してくるよ。またね!」
風のように去っていった。
ほんとに何者なんだろうハルキは。ショウもセンスありそうだし、もしかしてセンスないの僕だけ…?
集合場所へ向かう途中、道具屋へ寄ってみた。
「いらっしゃい。」
棚にはヒモ、カバン、ランプなどが並んでいた。
しかし、僕が求めているものは他でもない、ポーションだ。
前に来た時はポーションの値段まで分からなかったからな。
「すいません、HPポーションって大体幾らくらいしますか?」
「そうだねぇ。効果にもよるけど1本5000Gくらいだよ。」
「じゃあ、5000GくらいのHPポーション2本ください。」
流石に今何本も買うほどのものじゃないだろう。2本くらいで様子見だな。それに高いしね。
「はいよ。じゃあこの2本で1万Gだよ。」
「質問なんですけど、HPポーションって飲めばいいんですか?」
「飲むのが主流だよ。傷口に直接かける方法もあるけど滅多に使われないねぇ。毒を回復するポーションは飲むしかないけどね。あんた、知らないのに買おうとしてたのかい?」
「恥ずかしながら…。」
聞いておいてよかった。
でも飲むのかぁ。この色の液体をなぁ。
「ポーションが欲しけりゃいつでも来な!」
「ありがとうございます。」
ポーションも買えたことだし、集合場所に向かうか!
僕は12:50分に集合場所へと到着した。
そこにはショウとハルキがいた。
「早いな。…ってハルキ!?もう服買ってきたのか!?」
「うん。目星は付けてたんだ。」
ハルキ、恐ろしい子…!
「あとは女子を待つだけだな。」
ショウがそわそわしている。さては期待してるな?
「ショウ、あんまり期待してたら後でガッカリするぜ。」
「ん?どういうことや?」
「そりゃあ、期待通りになるか分からないからな。ここは期待しないで待つようにしたらグンッとかわいくみえ、…ん?関西弁?」
血の気が引いていくのが分かる。
HP減ってるんじゃないか?ポーション飲みたくなってきた。
「なんや、そういうことか。私らが見るに堪えへん格好してくる言うてるんかと思たわ。」
ブレーキがかかったような首を無理やり動かすとそこには阿修羅がいた。
「そうなんか?シン。」
まさか異世界で2番目に出会うモンスターが阿修羅とはな!早く鎮めないととんでもないことになってしまう。どうやって鎮めるか…。思考加速をフル活用しろ!考えるんだ…!
「なな、何を言っているんだい。そ、そそ、そんなの違うに決まってるじゃないか。は、はははは。」
「そうかそうか。なら良かったわ。」
「ちょっとマイ~!待ってよ~!」
「ごめんな。急に走って。」
「びっくりしたよ~。」
「運が悪かったね。」
「そんなこと言うからだぞ。」
漏らさなかっただけでも偉いと思うんだけど。
「じゃあ次は防具見に行こうか。」
防具売り場には、革防具、鎖防具、鉄防具の3種類があった。
違うのは素材だけで他は同じとのことだったので、みんな革防具を頼んだ。
明日には出来るとのことだった。
5着を半日で作るって早すぎないか?基準が分からないからアレだけど。
「防具ってオーダーメイドなんだね。」
「そう考えると5人で10万Gっていうのも安く感じるな。」
「明日が楽しみだね!」
僕達の異世界初めての休日はとても良い息抜きになった。
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