1 / 1
もう一つ下の階
しおりを挟む
これは僕が小学4年生の冬に体験した話です。
僕の通っていた小学校は3階建ての縦長の校舎2本を渡り廊下がつなぐ「H」みたいな形をしていました
当時サッカーを習っていた僕は学校のグラウンドで練習をしていました。
そしてその日教室に忘れ物していました。
時刻は18時半。
冬ということもありすっかり辺は暗くなっていたけど、どうしても忘れ物を回収したかった僕は練習終わりに教室まで取りに行くことにしました。
同じクラスでチームメイトのA君とBちゃんも同じ忘れ物していたことが分かり一緒に撮りに行くことに。
3人で職員玄関から警備員さんに忘れ物を取りに来たことを伝え中に入りました。
僕らはいつもと違う暗い校内にテンションが上がっていました。
僕らの教室は、職員玄関がある校舎では無く、2階の渡り廊下を挟んだ反対側の校舎の3階の端でした。
職員玄関から手前の階段を登り、2階の渡り廊下を渡り、3階へと上がって教室へ着きました。
忘れ物を回収して戻ろうとすると、A君とBちゃんがおかしな行動を始めました。
来た道では無く、校舎の奥側へ歩き始めました。
僕は
「夜の学校なんてなかなか入らないから探検するのか」
と思い2人について行きました。
そのまま奥側の階段を降り始めた僕たちは一階に着きました。
すると2人は一階の階段の裏側へ周りました。
「?」
なんだろうと思いついていくとそこには更に下へ下る階段がありました。
ありえないんです。
そこは毎日通ってる一階の校舎で窓の外は普通に地上の光景でした。
だから下へ続く階段なんてあるはずないんです。
それでもA君とBちゃんは当然のように階段を降りて行きます。
「いやいやおかしいって。こんなの無いじゃん。玄関戻ろうよ。」
と言っても2人は「?」みたいな顔して僕の方を見てまた階段を下って行きます。
その階段は5段目くらいから先がよく見えないんです。
真っ暗でした。
「絶対おかしい。俺は先戻るからね!」
と言い僕はそのまま職員玄関へ走りました。
靴を手に持って外へ飛び出すとなんとA君とBちゃんが他のチームメイトと一緒に僕を待っていました。
「遅いわ。どこ行ってたの?」
もうパニックです。
とにかく今あった事をしどろもどろに説明すると友人達は
「何言ってんだコイツは」
みたいな感じで笑いました。
2人の話によると僕が先に忘れ物を回収して勝手にどっか行ったから2人で戻って来たそうです。
そのまま外で15分くらい待ってたら僕が飛び出して来たと。
それっきりその様な体験は一度もありません。
こうやって思い出しながら書いていてもやっぱり意味がわからないです。
僕の通っていた小学校は3階建ての縦長の校舎2本を渡り廊下がつなぐ「H」みたいな形をしていました
当時サッカーを習っていた僕は学校のグラウンドで練習をしていました。
そしてその日教室に忘れ物していました。
時刻は18時半。
冬ということもありすっかり辺は暗くなっていたけど、どうしても忘れ物を回収したかった僕は練習終わりに教室まで取りに行くことにしました。
同じクラスでチームメイトのA君とBちゃんも同じ忘れ物していたことが分かり一緒に撮りに行くことに。
3人で職員玄関から警備員さんに忘れ物を取りに来たことを伝え中に入りました。
僕らはいつもと違う暗い校内にテンションが上がっていました。
僕らの教室は、職員玄関がある校舎では無く、2階の渡り廊下を挟んだ反対側の校舎の3階の端でした。
職員玄関から手前の階段を登り、2階の渡り廊下を渡り、3階へと上がって教室へ着きました。
忘れ物を回収して戻ろうとすると、A君とBちゃんがおかしな行動を始めました。
来た道では無く、校舎の奥側へ歩き始めました。
僕は
「夜の学校なんてなかなか入らないから探検するのか」
と思い2人について行きました。
そのまま奥側の階段を降り始めた僕たちは一階に着きました。
すると2人は一階の階段の裏側へ周りました。
「?」
なんだろうと思いついていくとそこには更に下へ下る階段がありました。
ありえないんです。
そこは毎日通ってる一階の校舎で窓の外は普通に地上の光景でした。
だから下へ続く階段なんてあるはずないんです。
それでもA君とBちゃんは当然のように階段を降りて行きます。
「いやいやおかしいって。こんなの無いじゃん。玄関戻ろうよ。」
と言っても2人は「?」みたいな顔して僕の方を見てまた階段を下って行きます。
その階段は5段目くらいから先がよく見えないんです。
真っ暗でした。
「絶対おかしい。俺は先戻るからね!」
と言い僕はそのまま職員玄関へ走りました。
靴を手に持って外へ飛び出すとなんとA君とBちゃんが他のチームメイトと一緒に僕を待っていました。
「遅いわ。どこ行ってたの?」
もうパニックです。
とにかく今あった事をしどろもどろに説明すると友人達は
「何言ってんだコイツは」
みたいな感じで笑いました。
2人の話によると僕が先に忘れ物を回収して勝手にどっか行ったから2人で戻って来たそうです。
そのまま外で15分くらい待ってたら僕が飛び出して来たと。
それっきりその様な体験は一度もありません。
こうやって思い出しながら書いていてもやっぱり意味がわからないです。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる