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第十九話
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エルディンテから離れてか8日経ち、シキ達は馬車を止めて休憩をしていた。
シキは昼食の用意をしており今作っているのはシチューだ。
リゼットは自身愛用の武器である太刀の手入れをしていた。その愛用の太刀は見た目は赤いものだ。
彼女の両親は幼い頃にモンスターに襲われて亡くなっている。だが彼女は父親の母である祖母に引き取られたらしい。
その祖母は昔名の知れた冒険者だったらしく当時8歳のリゼットは祖母の指導の戻、毎日修行に明け暮れていた。
だが最近その師でもある祖母は病気で亡くなってしまう。病気になって病弱していた祖母から自分が亡くなったら冒険者になるようにと勧められていたので近くのギルドで冒険者になったということだ。
ーーーガサガサッ!
近くの草むらが揺れると何かが飛び出してきた。
既に動いていたのはリゼットだ。
ーーーキシャャャーーー!!!
飛び出してきたのは一体の緑色の大きな蜥蜴だ。地球ならコドモドラゴンよりかは大きい。
「はぁっ!」
リゼットは瞬時にリトルリザードを太刀で切り裂くとドサリっと二つに分かれた死体が出来上がる。
「リトルリザードか。ここら辺多いよな。」
ーーーヒヒーンッ!!!
バコンッ!
ーーーキシャ……。
その近くでは草を食べていた馬、ランスロットは襲いかかってきたリトルリザードを後ろ足で蹴り飛ばしていた。
蹴り飛ばされたリトルリザードは仰向けになって暫く痙攣するが息絶えたのか動かなくなってしまった。
「おぉ!よくやったぞ、ランスロット!」
ーーーヒヒーン♪
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名前 リゼット
性別 女
種族 人族
職業 侍・武闘家
レベル 15
体力 4700
魔力 3600
筋力 4500
耐久 4200
俊敏 5000
ーーー
[固有スキル]
侍
ーーー
[スキル]
刀術.4
剣術.2
体術.3
強化.2
火魔法.2
ーーー
[称号]
ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名前 ランスロット
性別 雌
ランク E
種族 ノーマエクウス
職業 馬車引き
レベル 17
体力 1300
魔力 900
筋力 1000
耐久 800
俊敏 900
ーーー
[固有スキル]
魔力適応
ーーー
[スキル]
強化.2
風魔法.0
雷魔法.0
木魔法.0
**.0
ーーー
[称号]
シキの仲間
可能性を秘めし者
ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
彼女達もリトルリザード等のモンスターを倒しているのでレベル、ステータスも上がっていた。それに同じ女同士なのか仲が良いみたいだ。
ーーーブルルル♪
ランスロットはリゼットから離れるとシキに近づいて甘える様に頬を擦り寄せていた。
『モンスター倒したよ!ほめてほめて!』といった感じだ。
「よくやった、ランスロット」
ーーーーーーヒヒーン♪
シキに撫でられるのが嬉しいのか長い尻尾をフリフリさせている。
「なあなあ!俺も倒したんだぜ?何かねぇのかよ」
リゼットはランスロットだけ褒められるのが不満なのかシキの元へと言い寄ってきた。
シキは黒ローブではあるがフードは脱いでいて癖っ毛のある長い金髪は後で結って幼さが残る美しい小顔をさらけ出している。
最初の日に顔を見せろ!としつこく言われて渋々脱いだシキだったがギルドマスターのダスクや宿屋の娘サラの様な反応ではなく、第一声が。
『お前、女みたいに綺麗な顔だな!』
と言われただけでそれからは別に態度を変える事はなかったのだ。
「リゼットも凄いな、一瞬で倒せるなんて」
「いや~、照れるぜ~!あれ位のモンスターなら任せろって!」
素直に褒めてみるとかなり照れた様に頭をかいていた。
「でよ、このリトルリザードはどうするんだ?」
「今日の夕飯にするか」
「次はどんな料理にすんだ?」
「ん~、材料はまだ残ってるから……ハンバーグにするか?」
「ハンバーグ?わかんねぇけど美味そうだな!」
そんな事を言ってる中、シキは何者かが自分達を見ている盗賊の存在に気がついていた。
だが既にリゼット達がリトルリザードを相手をしている中に放った[漆黒]のナイフは見ていた盗賊の一人の額に直撃して絶命させていたのだった。
シキは昼食の用意をしており今作っているのはシチューだ。
リゼットは自身愛用の武器である太刀の手入れをしていた。その愛用の太刀は見た目は赤いものだ。
彼女の両親は幼い頃にモンスターに襲われて亡くなっている。だが彼女は父親の母である祖母に引き取られたらしい。
その祖母は昔名の知れた冒険者だったらしく当時8歳のリゼットは祖母の指導の戻、毎日修行に明け暮れていた。
だが最近その師でもある祖母は病気で亡くなってしまう。病気になって病弱していた祖母から自分が亡くなったら冒険者になるようにと勧められていたので近くのギルドで冒険者になったということだ。
ーーーガサガサッ!
近くの草むらが揺れると何かが飛び出してきた。
既に動いていたのはリゼットだ。
ーーーキシャャャーーー!!!
飛び出してきたのは一体の緑色の大きな蜥蜴だ。地球ならコドモドラゴンよりかは大きい。
「はぁっ!」
リゼットは瞬時にリトルリザードを太刀で切り裂くとドサリっと二つに分かれた死体が出来上がる。
「リトルリザードか。ここら辺多いよな。」
ーーーヒヒーンッ!!!
バコンッ!
ーーーキシャ……。
その近くでは草を食べていた馬、ランスロットは襲いかかってきたリトルリザードを後ろ足で蹴り飛ばしていた。
蹴り飛ばされたリトルリザードは仰向けになって暫く痙攣するが息絶えたのか動かなくなってしまった。
「おぉ!よくやったぞ、ランスロット!」
ーーーヒヒーン♪
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名前 リゼット
性別 女
種族 人族
職業 侍・武闘家
レベル 15
体力 4700
魔力 3600
筋力 4500
耐久 4200
俊敏 5000
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[固有スキル]
侍
ーーー
[スキル]
刀術.4
剣術.2
体術.3
強化.2
火魔法.2
ーーー
[称号]
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名前 ランスロット
性別 雌
ランク E
種族 ノーマエクウス
職業 馬車引き
レベル 17
体力 1300
魔力 900
筋力 1000
耐久 800
俊敏 900
ーーー
[固有スキル]
魔力適応
ーーー
[スキル]
強化.2
風魔法.0
雷魔法.0
木魔法.0
**.0
ーーー
[称号]
シキの仲間
可能性を秘めし者
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彼女達もリトルリザード等のモンスターを倒しているのでレベル、ステータスも上がっていた。それに同じ女同士なのか仲が良いみたいだ。
ーーーブルルル♪
ランスロットはリゼットから離れるとシキに近づいて甘える様に頬を擦り寄せていた。
『モンスター倒したよ!ほめてほめて!』といった感じだ。
「よくやった、ランスロット」
ーーーーーーヒヒーン♪
シキに撫でられるのが嬉しいのか長い尻尾をフリフリさせている。
「なあなあ!俺も倒したんだぜ?何かねぇのかよ」
リゼットはランスロットだけ褒められるのが不満なのかシキの元へと言い寄ってきた。
シキは黒ローブではあるがフードは脱いでいて癖っ毛のある長い金髪は後で結って幼さが残る美しい小顔をさらけ出している。
最初の日に顔を見せろ!としつこく言われて渋々脱いだシキだったがギルドマスターのダスクや宿屋の娘サラの様な反応ではなく、第一声が。
『お前、女みたいに綺麗な顔だな!』
と言われただけでそれからは別に態度を変える事はなかったのだ。
「リゼットも凄いな、一瞬で倒せるなんて」
「いや~、照れるぜ~!あれ位のモンスターなら任せろって!」
素直に褒めてみるとかなり照れた様に頭をかいていた。
「でよ、このリトルリザードはどうするんだ?」
「今日の夕飯にするか」
「次はどんな料理にすんだ?」
「ん~、材料はまだ残ってるから……ハンバーグにするか?」
「ハンバーグ?わかんねぇけど美味そうだな!」
そんな事を言ってる中、シキは何者かが自分達を見ている盗賊の存在に気がついていた。
だが既にリゼット達がリトルリザードを相手をしている中に放った[漆黒]のナイフは見ていた盗賊の一人の額に直撃して絶命させていたのだった。
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