黒猫文二のうわごと 日常の思い浮かんだことから趣味の漫画・アニメ・映画・ゲームとかの話をダラダラと語るエッセイ

黒猫文二

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凶悪事件が起こった時に「無敵の人が~」という話が出るけど実際の犯人像はそれとはちょっと違ったりするよね

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 先週に痛ましい通り魔殺人事件が起こった。
 ツイッターでは事件の報道直後には犯人の人となりも判明していない内に「失うもののない無敵の人が事件を起こした」とか「キモくて金のないおっさんがどうのこうの」というそれっぽい話をする人が結構いたけどなんかそれって違うくない? ズレてない? と思った。

 例えば、犯人は現金10万円と保険証を所持していたそうだけど、自分は今10万円も持っていなければ保険証も持っていない状態だけど無差別殺人をしたいとは思わないしそんな無駄な元気はないんだよなー。

「失うもののない社会的弱者が暴発したのだ!」という物語に、特に一部の富裕層やバリバリのフィジカルエリートの人らはあっさり納得しちゃうんだろうけど、実際に貧窮しているような人らはそんな無駄な元気ないでしょ。

 これ以前もなにか事件がある度に「無敵の人がー」という話が出てくることがあるけど、後に判明した犯人像とは違ったりする。

 去年に起こったブロガー刺殺事件の犯人も無敵の人呼ばわりされていたけど、実際は本格的に貧窮していたわけでもない元・ラーメン店の正社員の高学歴エリートだった。
 挫折したのかどうか理由は不明だが仕事を辞めてから変に考えをこじらせたのか、はてなブログで迷惑行為を繰り返す悪質な荒らしユーザーとなっていた所で運営に通報されて凍結されては新たにIDを取得して~を繰り返す内に自分を通報したユーザーを逆恨みして、その中で顔が割れていた有名ブロガーがたまたま近くでセミナーを行いに来るからというだけで刺殺したという。
 自分には視野狭窄に陥っている屈折した考えのエリートが起こした事件としか思えないし、少なくとも追い詰められた社会的弱者ではなかったことは確か。

 秋葉原通り魔事件の犯人も当初は労働環境などに追い詰められた負け組が起こした事件みたいに言われていたけど、本人から動機はそういうのではなく別のものだったのが語られたし。

 今回の事件の犯人についてはまだよくわかってないけど、やはり単純に無敵の人だのキモくて金のないおっさんの暴発だのでくくれるものではなさそう。

 どれもこれも、変な所で行動力はあるけど想像力などに欠けた人が視野狭窄に陥って幼稚な考えをこじらせていった結果モンスター化したという感じなんだよな。
 そうなるまでにそれ相応の家庭環境の問題やつらい経験があったのだろうけど、同情できる部分があっても同調は出来ないしやったことは許されない。
 少なくとも、調べてみると彼らが当初言われていたような単純な「失うもののない社会的弱者の無敵の人」だの「キモくて金のないおっさん」とかとは違うことはわかる。


 そもそも「無敵の人」という言葉、元2ちゃんねる管理人のひろゆきが提唱者となっているけどそれ以前にも今とは違う意味で使われていたような。
 鈍感で、はた迷惑で人の話を聞かないような人を指すような言葉じゃなかったかな。
 今のような意味で使われるようになったきっかけはひろゆきなんだろうけど、一見それっぽく思えるけど本質的には金持ちのボンボン特有の貧困層への偏見やズレに満ちた底の浅い認識だよな~と、思う今日このごろ。
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