死にたい私は恋をする

とあ

文字の大きさ
1 / 1

消えたい

しおりを挟む
はじめまして
わたくしの名前は春野冬華はるのとうかと申します。
ぜひ覚えて貰えたら嬉しいですね。
まあ、わたくしのことはただの進行役だと思っていてください。
とりあえず、これからの話の主人公について、少々お話致します。彼女の名前は美来雪乃みらいゆきのさん。現在彼女は東京都に住んでおりますが、近々転校する予定があります。彼女は自分に自信がございませんので、常にネガティブ思考な女子中学生でございます。そして、人を信用するのが苦手であり、いつも陰ながら人を警戒してるようなめんどくさい人間でございます。まあ、基本情報はこれくらいでしょうかね。ああ、あと彼女は昼と夜は別人かのように変わってしまうことをお忘れなく。
では、これから話すお話は彼女がが転校したあとのお話です。死にたい私は恋をする   第1話「消えたい」   

疲れた
毎日が苦しい
呼吸をするのもなんかだるく感じる
助けて
そんなふうに思っても誰も助けてくれない
私は知っている


人は信用してはならないことを


私の名前は美来雪乃。ただの中学二年生。今は春休みだから中学二年生って言っていいのかも怪しいけどね。新学期始まったら本当に二年生だから別にいいよね。そんな私は今日引越しをします!場所は人生で言ったのことのなかった大阪!とっても楽しみなんだ~

「雪乃、もう出発するわよ」
「わかった!今行くねお母さん!」

お母さんに呼ばれたからそろそろ行かなきゃ!どんな日々が待ってるんだろう。楽しみで仕方がないよ!
きっとたくさん友達ができて、恋愛もして、、、って私恋愛してこなかった歴=年齢だ!中学生こそ恋愛するんだから!頑張るぞー!

自宅到着後
「雪乃~自分の荷物片付けなさ~い」
「わかってるよ。も~お母さんってなんでこんなに口うるさいの。」
「片付け終わったらきっともう夜になってるだろうから、今日はこれで1日終わりね。」
「お母さん夜ご飯楽しみにしてるね!」
「はいはい。分かったから早く片付けてきなさい」
「はーい。やってきま~す」

時刻は20時頃、、、
「お母さん美味しかった~片付け頑張った分余計に美味しく感じたよ」
「そんなに頑張ったのね。じゃあ、お風呂入って早く寝なさい」
「はーい」
さっきご飯の前にお風呂入ったから、後は寝るだけ、、、じゃないんだよね。
改めて考えてみると、ここが私の部屋になる場所なのか。
白い壁、木の床、ふかふかベッド。
私にふさわしくない場所だな。
可愛くも綺麗でもなくて、運動神経悪くて、頭も悪くて、ただただいらない存在の私がいるべき場所じゃない。
誰かに相談出来る訳でもない。だってこれは自己肯定感が低いだけだもの。何度死のうと思っただろう。親がそれで喜んでくれるかな。みんな喜んでくれるかな。何度も考えてしまう。
この部屋が赤い鮮血で染まるのは綺麗なのかな。
けど多分この思いは死にたいっていうとちょっと違うんだよな。多分これは消えたい。消えてなくなりたいって思いなんだろうな。存在丸ごと抹消したいだけ。
明後日から始業式か。新しい学校では友達できるかな。今までみたいな友達できるかな。できるのが普通であってるよね。怖くなってきたわ。大丈夫。今まで辛くても私は普通だって思って頑張ってきたもん。私は消え去りたい。この世からもあの世からも全てから消えてなくなりたい。けど、そんなことできないし、こんなこと思ってるのは周りにバレてはいけない。
私、美来雪乃はできるはずだから。明後日頑張ろう。学校では普通の女子中学生でいるんだ。どんなにストレスが溜まっても苦しくても頑張るんだ。私は消えてもいい存在であれるように。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

親同士の決め事でしょう?

泉花ゆき
恋愛
伯爵令嬢であるリリアーナは学園で知り合った侯爵令息のアルフレッドから婚約を申し込まれる。 リリアーナは婚約を喜んで受け、家族からも祝福された。 長期休みの日、彼の招待で侯爵家へ向かう。 するとそこには家族ぐるみで仲良くしているらしいカレンという女がいた。 「あなたがアルの婚約者?へえー、こんな子が好みだったんだあ」 「いや……これは親同士が決めたことで……」 (……ん?あなたからプロポーズされてここへ来たんだけど……) アルフレッドの、自称一番仲のいい友達であるカレンを前にして、だんだんと疑問が溜まってきたころ。 誰よりもこの婚約を不服に思うリリアーナの弟が、公爵令息を連れて姉へと紹介しにくる。

結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました

ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。 ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。 王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。 そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。 「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。

あなたの片想いを聞いてしまった夜

柴田はつみ
恋愛
「『好きな人がいる』——その一言で、私の世界は音を失った。」 公爵令嬢リリアーヌの初恋は、隣家の若き公爵アレクシスだった。 政務や領地行事で顔を合わせるたび、言葉少なな彼の沈黙さえ、彼女には優しさに聞こえた。——毎日会える。それだけで十分幸せだと信じていた。 しかしある日、回廊の陰で聞いてしまう。 「好きな人がいる。……片想いなんだ」 名前は出ない。だから、リリアーヌの胸は残酷に結論を作る。自分ではないのだ、と。

私の人生に、おかえりなさい。――都合のいい「お姉ちゃん」は、もうどこにもいません

しょくぱん
恋愛
「お姉ちゃんなんだから」 ――それは私を縛る呪いの言葉だった。 家族の醜い穢れを一身に吸い込み、妹の美しさの「身代わり」として生きてきた私。 痛みで感覚を失った手も、鏡に映らない存在も、全ては家族のためだと信じていた。 でも、、そんな私、私じゃない!! ―― 私は、もう逃げない。 失われた人生を取り戻した今、私は、私に告げるだろう。 「私の人生に、おかえりなさい。」

貴方なんて大嫌い

ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い

ニュクスの眠りに野花を添えて

獅子座文庫
恋愛
過去のトラウマで人前で声が出せなくなった伯爵令嬢ラニエラ・アンシルヴィアは辺境の男爵、オルテガ・ルファンフォーレとの政略結婚が決まってしまった。 「ーーあなたの幸せが此処にない事を、俺は知っています」 初めて会った美しい教会で、自身の為に一番美しく着飾った妻になる女の、真っ白なヴェールを捲る男は言う。 「それでもあなたには此処にいてもらうしかない」 誓いの口づけを拒んだその口で、そんな残酷なことを囁くオルテガ。 そしてラニエラの憂鬱な結婚生活が始まったーーーー。

お姫様は死に、魔女様は目覚めた

悠十
恋愛
 とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。  しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。  そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして…… 「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」  姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。 「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」  魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……

「やはり鍛えることは、大切だな」

イチイ アキラ
恋愛
「こんなブスと結婚なんていやだ!」  その日、一つのお見合いがあった。  ヤロール伯爵家の三男、ライアンと。  クラレンス辺境伯家の跡取り娘、リューゼットの。  そして互いに挨拶を交わすその場にて。  ライアンが開幕早々、ぶちかましたのであった。  けれども……――。 「そうか。私も貴様のような生っ白くてか弱そうな、女みたいな顔の屑はごめんだ。気が合うな」

処理中です...