俺の妹が最高のオカズだった

Stjimmy182

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妹のルール

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 完全に妹でしか抜けなくなった。

 

 オナニーの現場を見られて以来、妹をオカズにし続けているのは、当初より変わりないのだが……。

 以前と違うのは、他の女とセックスするのを考えるだけで苦痛を感じ始めたというところだ。

 

 エロゲなんて立ち上げる気にもならず、システムファイルから削除してしまおうかなんて物騒なことを考えてしまうくらいには、俺は妹しかオカズにできなくなっていた。

 

 世間的に見てそれが異常であることは、俺も自覚している。

 だが、これは本当に俺の責任だろうか?

 

 たしかに、美優に愛嬌はないし、射精を受け止めてくれとお願いしたのは俺の方だ。

 

 それでも、俺としてはこの主張を変えるつもりはない。

 

 妹は、俺のことを誘っている。

 

「美優。ちょっといいか」

 

 ノックをして、ドアを半開きにし、部屋の中にいる妹に俺は話しかける。

 

 放課後の妹の行動パターンは大体決まっていて、買い物に寄って帰ってくるか、直帰して部屋で勉強するかのどちらかだ。

 

 男はおろか、女友達ともそれほど遊ぶ方ではないのだろう。

 兄のオナニーに遭遇して動じなかった妹には驚いたが、こんな出不精な女に彼氏がいるはずがないのだ。

 

 あるいは──これは本当に気持ち悪い仮定かもしれないが──場合によっては、実は美優は俺のことが好き、ということも考えられなくはない。

 

 だってそうだろう。

 少なくとも、嫌いな男の精液を飲む女なんているはずがないんだ。

 

「どうしたの?」

 

 美優の間延びした返事を聞いて、俺はゆっくりとドアを開ける。

 

 予想通り、美優は机に向かってテキストを開いていた。

 女の子らしいと言うべきか、白基調の部屋にほんのり赤みが掛かっていて、ベッドには触り心地のよさそうなポリエステル生地のクッションが置いてある。

 

「溜まってきたから抜きに来た」

 

 思いのほか淀みなく口から出てきた言葉に、美優は俺の股間の膨らみを認めると、予想外に美優は怪訝な顔をした。

 

「お兄ちゃんさ」

 

 椅子をくるっと回して、美優は俺の正面を向く。

 

 トーンの低い声音。

 これはお説教モードの妹だ。

 

「お風呂入ってるときに、ゴミ出し行ってきてって言われたらどう思う?」

 

 真顔で、至極真っ当な正論を、突きつけられる。

 

「それは、まあ……困るな」

 

 俺は部屋に入ってきたときの勢いを完全に逸し、局部も一緒にシュンとしてしまう。

 

 やってしまった。

 勘違いしたとはいえ、やりすぎたか。

 もしこれで嫌われるようなことにでもなったら、最悪だ。

 

「すぐ出せるようにしてくれるなら、21時きっかりにお兄ちゃんの部屋に行くけど」

 

 真顔で見つめてくる美優と、目が合う。

 こいつは堂々と精液を飲みに来ると宣言してるわけだが、どうしてそんな無感情でいられるんだ。

 

「わかった。よろしく」

 

 俺は素直に提案に乗って美優の部屋を出た。

 

 21時ってなると、だいたい後30分か。

 今まで美優が精液の受け止めをオーケーしてくれたのは、ベッドやソファーで暇そうにしているときだけだった。

 俺から頼みにいったとはいえ、わざわざ部屋に来てくれるなんて初めてだな。

 

 ……本当に、来るんだよな。

 

 来なかったとしても恨むことはできないけど。

 とりあえず、部屋に戻ってシコっておくか。

 

「はぁ」 

 

 パンツを脱いで、自分の部屋のベッドの縁に座る。

 むくむくと育ち始めた肉棒の素直さを恨めしく思いながら、包むようにして右手を添えた。

 

 これから妹がこの部屋にきて、尿道の先に口を開けて構えて、精液を飲みに来てくれる。

 なんてエロいシチュエーションだと思う一方、やはり別の欲望が芽生えるのを抑えられない。

 

(フェラ、してもらえないかなぁ)

 

 AVでしか見たことないけど、めっちゃ気持ち良さそうだし。

 出る直前の一瞬とか、出た後のお掃除くらいなら、美優にとっても負担にならないと思うけど。

 排泄器官に直接触れるのには抵抗があるんだろうか。

 俺は別に、美優に舐めろって言われたら喜んで舐めるけどな。

 

「…………」

 

 実の妹のあそこを舐めたいって、どんな欲望だ。

 

 情けない。

 情けないのに、想像すると焼けるくらいに勃起する。

 

 美優のアソコってどんな色してるのかな。

 漠然とセックスしてる妄想はしたことあったけど、割れ目がどんな風になってるのか考えたことはなかった。

 

 見るくらいなら、させてもらえないかな。

 

 オナニーをしていると、願いは欲深くなっていった。

 あんな思わせぶりな態度を取るからいけないんだ。

 最初から拒絶してくれていれば、こんなことにはならなかったのに。

 

「こんこーん。お兄ちゃん、入るよ」

 

 ノックの擬音を口にする妹の声が聞こえてきた。

 

 もう時間になっていたのか。

 ちょうどいい。

 そろそろ出したかったところだ。

 

「どうかな? 出そう?」

 

 ドアから顔だけを出して尋ねてくる妹。

 もはや俺のオナニーを見ても特別な反応など何もない。

 

「うん。もう出るよ」

 

 俺は右手を扱くスピードを速めながら、美優に入室を促した。

 美優は音がしないように丁寧にドアを開け閉めをして、俺の前までやってくる。

 

 そして、美優は床にぺたんと座って、俺のペニスの前にして口を広げた。

 

 美優は長い髪を肩の後ろにのけて、念のためにもみあげも耳に掛ける。

 ボタンパジャマの胸元は、第一ボタンを除いてしっかりと美優の豊かな胸の肌をガードしていたが、その膨らみをこうして直に拝めるというだけで俺にとっては十分な燃料になった。

 

 若干の唾液を含んだ口内。

 挿れたら絶対に気持ちいいのに、と考える頭を振り切って、即座に射精に必要な刺激を与えた。

 

「うっ……はぁ、イク……!」

 

 溢れないよう、前のめりに差し出してきた美優の唇の間あたりで、びゅく、びゅく、と収縮を繰り返す肉棒から、白濁液が放たれる。

 5回ほど吐き出してから、まだ出せる精液が残ってるような気がして、続けざまに擦り、すぐさまやってきた射精感に身を委ねて、更に射精をした。

 

 やはり、ティッシュで処理しているときと美優に出しているときでは、射精量の差が歴然だ。

 美優の口内に溜まった淫らな液体を見ていると、もっと量を増やして飲ませたくなる。

 

 そんな、エスプレッソカップくらいなら一杯にしてしまいそうな量の精液を、美優はゴクリと喉に流し込んだ。

 最初は苦さを隠しきれていなかった美優だが、今では味にも慣れてしまったのか、眉のひとつも動かさずに飲み込んでしまう。

 

「ん。じゃあおやすみ」 

 

 美優は処理を終えると、余韻を楽しむこともなく部屋を出ていった。

 

 感謝を言う暇もなかった。

 あいつが何を思って、俺が射精するのを受け止めてくれているのかはわからない。

 

 静寂に包まれた室内に取り残された俺は、まだカウパーの滴る先端にティッシュをあてがって、ずいぶんとエコになったゴミ箱に投げ込んだ。

 

 

 

 

 

 妹にオナニーの処理をしてもらえる条件として、時間と手間を掛けさせないこと、というものがあることがわかった。

 本人に直接言われたわけではないのだが、暇そうな時間を狙ってお願いをするようにしてから、ほとんど断られることがなくなったのだ。

 

 同時に、悲しくもわかってしまうことがあった。

 結論から言ってしまえば美優は「部屋を汚さずに処理できる場所を提供している」だけだったのだ。

 何かの想いがあって、俺の気持ちを受け止めてくれているわけではなかった。

 

 美優には頼んでから出すまでの時間を限りなく短くするように言われている。

 要は、出る瞬間以外はノータッチでいたいということ。

 

 美優にとって俺の射精を受け止めることは、食卓を囲んでいるときに醤油差しを取ってと頼まれるようなもので、手間でなければ全く抵抗はないというだけの話だった。

 

 ショックを受けるべきことでもない。

 これだけでも十分に感謝すべきだし、傍から見れば俺たち兄妹はどこを取っても異常だ。

 

「──で、一つ思ったんだけど」

 

 刻は例によって放課後、帰宅した直後のリビングにて、俺は美優に問いかける。

 

「俺がふとももに掛けようとしたとき、気持ち悪いって言ってたよな。口で受け止めるのとどう違うの?」

 

 ずっと引っかかっていた。

 そりゃ、気分や慣れもあるんだろうが。

 妹は妹で、変なこだわりがあるみたいだし。

 

「……なんで?」

 

 ソファーに寝転ぶ美優に、逆に質問を返された。

 なんでと聞かれると、正直に答えるしかないだろうか。

 

「いや、ほら。口に出していいなら、別に他の場所に出してもいいんじゃないかって、思うんだけど」

 

 処理の便利さでいえば、口内が圧倒的だろう。

 拭く必要も洗う必要もなく、飲み込んでしまえばいい。

 それだけで口を使う理由には足りる。

 

 しかし、美優ははっきりと言ったのだ。

 

 ──妹に精液かけるなんて普通に気持ち悪いよ、と。

 

「口じゃ不満なの?」

 

 答えを先延ばしにして、美優は更に質問を返す。

 聞き違いでなければ、ほんのりと感情的な音調だったような気がする。

 

「不満じゃなくて、疑問。口の中に出すほうが気持ち悪くない?」

 

 普通はそうだ。

 誰だって、そう言うはず。

 

「うー……」

 

 美優は漫画で顔を隠してうずくまった。

 

 なんだ。

 なんだその反応は。

 

「だって、ほら」

 

 美優は目だけを出して俺を見つめてくる。

 

「体って、服が触れる場所じゃない?」

 

 美優はそう言った。

 その言葉を、何度か脳内で反芻してみたが、ダメだ。

 

 ごめんよ。

 

 お兄ちゃんは妹の言っている意味がよくわからない。

 

 服?

 服がそんなに重要なのか。

 

「あっ」

 

 そこまで考えた至ったところで、思い出した。

 

 一番最初、美優に向かって射精した時、かなりの量が服にかかった。

 あのときは、頭が真っ白だったからなんとも思わなかったけど、結構怒られたんだよな。

 

「そっか、服か」

 

 一応、気持ちはわかったけど。

 どうしてあんなに答えるのに恥ずかしがったんだろう。

 

「精液がかかったところがベタつくから、そこに服が触れるのが嫌ってことでいい?」

「そんな感じ」

 

 どうやら体より服が大事らしい。

 まだまだ不思議の多い妹だ。

 

「なら、風呂に入る直前とかなら、口以外に出してもいいの?」

「別にいいけど」

 

 美優はまた無愛想モードに戻って淡々と答える。

 

「え!? いいの!?」

「うん」

 

 漫画を読みながら、空返事をする美優。

 

 ヤバい、嬉しさと驚きで上手く頭が回らない。

 

「そしたら、えっと、お風呂に入る時間とか、教えてもらえる?」

 

 鉄は熱い内に打て、だ。

 気分が変わってやっぱりヤダと言われる前に、出したい。

 

「今日も出すの?」

「お、おう」

 

 不意の質問に、罪悪感が再燃する。

 

 悪かったな、こんなオナニーしてばかりの兄で。

 

「でもママたちが帰ってきたら、さすがにお風呂場でするのは嫌かな……」

 

 渋る妹。

 

「今なら?」

 

 食い下がる。

 諦めるわけにはいかない。

 

「今?」

 

 美優は漫画を横に置いて、体を起こす。

 

「出したいの?」

 

 ビクッ、と俺の肉棒が反応するのがわかった。

 あんなぱっちりな目で見つめられて、子供をあやすように「出したいの?」なんて聞かれたら、そりゃ出るに決まってる。

 

「うん」

 

 理由はともかく、出したいと強く思う気持ちがあった。

 それだけで、わがままを通すには十分だった。

 

「うーん」

 

 頭を悩ませる美優。

 

 これは難しいところだ。

 美優は手間を掛けさせられるのを嫌う。

 わざわざ俺の要望に応えるために早めに風呂に入るというのは、気が進まないんだろう。

 

「あのね。確認させて欲しいことがあるんだけど」

 

 美優は髪の毛の先をくるくるして、いじらしく訊いてくる。

 今までになかった雰囲気だった。

 

 首元がゾワッとして、急に口が乾き出す。

 

 なんだろう、この感じ。

 空気がピリピリして、ざらつく。

 

 覚えのある感覚だった。

 あれは、中学生くらいだったか。

 なんとなく好きとも好きじゃないとも言えないクラスメイトに、それとなく告白して、それとなくフラれたあのときのような。

 

 嫌な空気だった。

 

「お兄ちゃんさ、もしかして、私のことオカズにしようとしてない?」

 

 神妙な面持ちで、尋ねられた。

 

 俺は咄嗟に首を振って、焦りをグッと抑え込む。

 

「そんなことない」

 

 口が乾いていたせいで掠れ気味になってしまったが、それはきちんと美優の耳に届いたようで、「ならいいけど」といつも通りの妥協を引き出すことに成功する。

 

 待て、妹よ。

 お前は俺が妹をオカズにすることを認めたんじゃなかったのか。

 

「ならいいけど。私はシャワー浴びてくるから。すぐ出せる状態になったら声かけてね」

 

 美優はソファーから立ち上がってお風呂場に向かう。

 

 リビングのドアを開けて、廊下に出ようとしたところで、返事のない俺に振り返った。

 

「さっきの、わかってる?」

 

 妹が目を細めて睨んでくる。

 さっきのとは、オカズの件だろうか。

 

 わかってはいる。

 わかってるけど、本当にオカズにしちゃいけないのか……?

 

「服の匂い嗅いだりしたら、怒るからね」

 

 強めの口調で放たれたその言葉に、俺は思わず背筋を伸ばす。

 

「し、しません」

 

 ロボットみたいに体を硬くして、カタコトで答える。

 そんな返事でも、ひとまず納得してくれた美優は、脱衣所へ入っていった。

 

「はぁー。そっちかぁー」

 

 俺は大きく息を吐いて脱力する。

 服に対して並々ならぬ思い入れがあるらしいが、服とか体に不用意に触りさえしなければ問題ないようだ。

 

 とはいえ。

 嗅いじゃいけないのか。

 安堵した心で考え直してみると、ものすごく残念なことを言われてしまった。

 女の子の匂いこそ、エロゲでは体感できない重要ファクターだったのに。

 

「……抜きに行くか」

 

 俺は力なく立ち上がると、シャワー音の響く脱衣所へと、足を進めた。
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