男の戦い! 〜jyanken〜

餡蜜

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〜給食ジャンケン〜 (1)

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「うわぁーマジかよ」

「俺様ラッキー!!」

「月イチの楽しみがぁ...」

「ジャンケンって不公平じゃね?」

これは男の仁義なき戦いである。









「もう次こそ勝ちたいよ!」
簡単な自己紹介を、しよう。
俺の名は、遠野夏樹。
サッカー部に入っていて、成績は中の上くらい。彼女絶賛募集中←ここ大事
な中学2年生だ。

俺らは今とても熱中している所がある。
それは『ジャンケン』なんだ。

学校では、給食の時牛乳が出たりするよね。
でも俺の学校はちょっと特別で、毎月第4金曜日は必ずコーヒー牛乳が出てくるんだ。

多分来月も頑張れって事なんだろうけど、そんなのは知ったこっちゃない。

だってコーヒー牛乳は、必ず余り、そして争奪戦になる。

なんで余るのかは置いてといて、この争奪戦はジャンケンで決められるんだ。

で、そのジャンケンが終わった所なんだけど、やっぱり負けてしまった。

だって、クラスの男子は殆ど参加するから倍率が18倍くらいになる。

人気アイドルグループのコンサートのチケットより当たりづらいんじゃないかな?

1年生の時も負け続けて2年生の2学期でも勝てていない。

そんな俺のコーヒー牛乳を巡る戦いを、ここに記していきたいんだ。







「ねぇガリッチョ~」

「そのあだ名辞めてくんない?」

ガリッチョって言ったのは身長が175もあるのに体重が41キロしかないから俺が勝手に名付けた、刈田って奴でコーヒー牛乳ジャンケンに唯一参加しないやつだ。

「また負けちまったよー」
 
「あんなに人数が多いのに勝てる方が不思議だよ。」

「なぁガリッチョどうすれば勝てると思う?」

「そのあだ名を辞めてくれるなら、考えてあげてもいいよ。」

「マジで!ガリッチョありがとう!」

「ねぇだからそn...」

「いやー良かったなぁガリッチョが仲間なら負ける気しないね!」

「てか思ったんだけどジャンケンって公平なゲームだから無理じゃない?」

「いや確率を高める方法ならある。」

「嘘でしょ?」

「いや嘘ではない。」

「どうするんだよ!ガリッチョ」

「そのあだ名を辞めてくれたならいいよ。」

「えぇーガリッc...刈田ぁ...」

「俺勝ちたいよ!このままじゃ期末に支障が出ちゃうよ!」

「そこまでかよハハッ」

「1本目では味わえない次元に飛び込みたいんだよ!」
 
「じゃあなんとかしてやろう!」

「ありがとうガリッチョ!」

ガチッ!この硬い握手から俺の未来は変わっていく...


「結局元のままかよ...」
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