6 / 23
6話
しおりを挟む
次の日琴美は行方不明の母娘が住む家へ行ってみた。
琴美の自宅からは電車で1時間程かかった。
駅からは少し遠く、古いが造りが洋風の一軒家だった。
琴美は家の周りをぐるりと一周してみた。
母親がまだ行方不明ならば、中には誰もいないはずだ。
一応琴美はインターホンを鳴らしてみた。
三回程鳴らすが返事はない。
やはり母親はまだ帰っていないのだ。
(此処にあの猫も住んでいたのね。)
琴美は亡くなった猫の事を思い出していた。
玄関先で立っていると、ほうきを持って1人の女性が声を掛けてきた。
「この家に何か?」
60歳ぐらいのこの女性は、不審な顔をして琴美を見ている。
どうやら隣に住んでいるようだった。
「すいません、私この家のお母さんが行方不明みたいなので心配になって見に来たんです。」
琴美は咄嗟に答えた。
「このお宅の知り合いの方なのね。私も娘さんを置いていなくなるなんて信じられないのよ。昨日は警察が来たりとかして萌ちゃんも心配だし」
女性は言った。
娘さんは萌ちゃんって言うのか。
「あの、最近何か変わった事はなかったんですか?ストーカーとか不審者とか」
琴美の質問に女性はそんな事は無かったと首を横に振った。
しかし、あっと思いついたように言った。
「最近宅配便の回数が多かったわ。宅配といっても普通の宅配便ではなく、えーっと英語の文字で自転車で運んでくる。。」
「Uber Eatsですか?」
「そう、それ!1日に二回とか来る時もあったわ。以前はそんな事なかったんだけど。」
「食べ物とか注文をして持ってきて貰う人が増えましたからね。」
琴美は女性の会話に相槌をうった。
立ち話が長くなりそうだったので、琴美は自分から頭を下げてその場所から去ろうとした。
その時、会話になっていたUber Eatsの男性が自転車でやってきた。
「あの、注文の品を届けにきたのですが。いらっしゃいますか?」
男性は琴美達に聞いた。
留守だと話すと、男性は首を傾げて困った顔をした。
「注文を受けてきたんですが、、おかしいなあ。」
「今?だって昨日の昼過ぎぐらいからこのお宅は留守のはずだけど」
琴美は男性に言った。
「でも先程男性の方から電話で注文を受けましたよ。いつもの方だから分かります。」
琴美は一体どうなっているのか分からなかった。
琴美の自宅からは電車で1時間程かかった。
駅からは少し遠く、古いが造りが洋風の一軒家だった。
琴美は家の周りをぐるりと一周してみた。
母親がまだ行方不明ならば、中には誰もいないはずだ。
一応琴美はインターホンを鳴らしてみた。
三回程鳴らすが返事はない。
やはり母親はまだ帰っていないのだ。
(此処にあの猫も住んでいたのね。)
琴美は亡くなった猫の事を思い出していた。
玄関先で立っていると、ほうきを持って1人の女性が声を掛けてきた。
「この家に何か?」
60歳ぐらいのこの女性は、不審な顔をして琴美を見ている。
どうやら隣に住んでいるようだった。
「すいません、私この家のお母さんが行方不明みたいなので心配になって見に来たんです。」
琴美は咄嗟に答えた。
「このお宅の知り合いの方なのね。私も娘さんを置いていなくなるなんて信じられないのよ。昨日は警察が来たりとかして萌ちゃんも心配だし」
女性は言った。
娘さんは萌ちゃんって言うのか。
「あの、最近何か変わった事はなかったんですか?ストーカーとか不審者とか」
琴美の質問に女性はそんな事は無かったと首を横に振った。
しかし、あっと思いついたように言った。
「最近宅配便の回数が多かったわ。宅配といっても普通の宅配便ではなく、えーっと英語の文字で自転車で運んでくる。。」
「Uber Eatsですか?」
「そう、それ!1日に二回とか来る時もあったわ。以前はそんな事なかったんだけど。」
「食べ物とか注文をして持ってきて貰う人が増えましたからね。」
琴美は女性の会話に相槌をうった。
立ち話が長くなりそうだったので、琴美は自分から頭を下げてその場所から去ろうとした。
その時、会話になっていたUber Eatsの男性が自転車でやってきた。
「あの、注文の品を届けにきたのですが。いらっしゃいますか?」
男性は琴美達に聞いた。
留守だと話すと、男性は首を傾げて困った顔をした。
「注文を受けてきたんですが、、おかしいなあ。」
「今?だって昨日の昼過ぎぐらいからこのお宅は留守のはずだけど」
琴美は男性に言った。
「でも先程男性の方から電話で注文を受けましたよ。いつもの方だから分かります。」
琴美は一体どうなっているのか分からなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
なお、スピンオフもございます。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる