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・10.クロエの過去
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幼いクロエの前に家庭教師が算数の問題が書かれた紙を置くと、尋ねてきた。
「24÷(3+5)×6は?」
「18です」
「では48÷4+6×2は?」
「24です」
「(18+12)÷(6-3)+5は?」
「15です」
「素晴らしい!」
出題された問題にクロエが即答すると、家庭教師が感嘆の声を上げた。
どうしてこんなにも驚かれるのかは分からない。
尋ねられたことに答えただけなのに。
4歳のクロエはそう思って不思議そうに首を傾げた。
「この子は天才です。私が教えることはもうありませんわ」
家庭教師の女性は、クロエの父であるジェレミー・ランディットにそう告げた。
ジェレミーが家庭教師からそう告げられるのは、今回が初めてではなかった。
これまでの教師はみな口を揃えてクロエを「天才だ」と言い、職を辞そうとするのだ。
今回は大学でも学んだことのある、学力の高い教師を選んだ。ところが、彼女からも半分匙を投げるようなことを言われてしまった。
そのことに、ジェレミーは戸惑いの表情を浮かべた。
そして、言葉を選びながら、まるで家庭教師を諭すように話を始めた。
「ですが、娘はまだ4歳ですし、他に学ぶことがあるかと」
「率直に申し上げて、読み書きや算数は初等教育をクリアしてしまっております。特に数学と魔法科学については中等部の基礎レベルには達しているかと。今後については、私のような一介の家庭教師ではなく、専門的な教師に師事して学んだほうがよろしいかと思いますわ」
「そう、ですか」
「では失礼いたしますわ」
ジェレミーが困惑しながら家庭教師の言葉を聞き、彼女が部屋を出て行く後ろ姿を見送った。
父が眉を下げて困っている表情を見たクロエは、自分のせいで父がこのような表情をしていることを察した。
ギュッと手を握って尋ねた。
「お父様、困ってる? 私のせい?」
「いや、クロエのせいじゃないよ」
「でも先生が帰っちゃった。私が嫌いだから帰っちゃったの?」
「そんなことない。クロエは頭がいいから、もっと他の勉強をした方がいいと仰ったんだよ」
「頭がいい?」
「あぁ、テストは100点満点だ。クロエの歳で満点を取ることなんて無理だからね」
クロエは父が言っている意味が理解できなかった。
父の言い方だと、普通の子供は100点が取れないらしいが、クロエにとってはみんなが何故間違えるのかが分からない。
キョトンとするクロエに目線を合わせたジェレミーは、彼女のキャラメル色の髪を撫でた。
「お前の才能はきっと神様からのギフトだな。なら、これからは父様がお前に色々教えてやろう」
「うん! 私、〝まほうかがく〟のお勉強がしたいの」
「そうかそうか。父様の得意分野だ。いっぱい教えてやるからな」
「うん!」
ようやく父が満面の笑みになってくれたことに、クロエはほっとして笑った。
その時ドアがノックされ、母エマが入ってきた。その表情はジェレミーと同様、困惑している様子だった。
「ジェレミー、家庭教師の先生の件だけど、新しい人を雇った方がいいかしら?」
家庭教師が辞めてしまうのは、これで4人目だった。
その理由はクロエの知能が異常に高く、教えることはないからだという。
クロエは行儀が良く、駄々をこねたり癇癪を起こしたりなどはせず、どちらかと言えば手のかからない子どもではあるが、両親から見て、クロエは普通の子供だ。
甘いお菓子が大好きで、ニンジンは嫌い。
本を読むのが大好きであるが、天気の良い日は日向ぼっこもするし、お花も動物も好きな普通の子供だ。
だが、その一方で、頭脳は天才と言えるのも事実である。
それについては、二人とも少々悩んでいた。
クロエをどうやって育てるべきか。家庭教師に相談しても先ほどの様に匙を投げられる。
今日もまた家庭教師が辞めてしまい、今後について相談しようとしたエマに対し、ジェレミーが何かを決心したように口を開いた。
「いや、その件なんだが、これからは僕がクロエに勉強を教えようと思うんだ。というか、彼女の好きなようにさせるのが一番じゃないかな?」
その提案を聞いたエマも、逡巡したがすぐに納得したように頷いた。
「そうねぇ……無理に家庭教師をつける必要はないわね。子供がやりたいことを応援するのが親だと、私も思うわ」
「それに、僕たちができるのは彼女を見守ることが一番だ。クロエは人とは違う。これから人と違うことで傷つくことも多いだろう。それを僕たちが守ってあげるのが親の役目だ」
「そうね」
エマは大きく頷いて、晴れやかな顔になった。
そして、自分が何か問題を起こして両親が困っているのではないかと不安に思っているクロエに向かってエマは微笑んだ。
「クロエ、心配しなくても大丈夫よ。そうだわ、お茶とスコーンを用意したの。行きましょう」
「うわぁうれしい! 私、スコーン大好き!」
クロエはそう言って母親と部屋を出た。
父ジェレミーは国家魔術研究所にて医療魔術研究員として働いており、クロエの知能が高いことについても、理解があった。
母エマは高い知能を持つクロエをどう育てればいいのか悩むこともあったが、楽天的な性格であり、今ではすっかりクロエを受け入れている。
そういう意味では、両親がクロエの才能を認め、庇護してくれるのは救いだった。
そんな両親に温かく見守られながらクロエは育てられ、成長していった。
「24÷(3+5)×6は?」
「18です」
「では48÷4+6×2は?」
「24です」
「(18+12)÷(6-3)+5は?」
「15です」
「素晴らしい!」
出題された問題にクロエが即答すると、家庭教師が感嘆の声を上げた。
どうしてこんなにも驚かれるのかは分からない。
尋ねられたことに答えただけなのに。
4歳のクロエはそう思って不思議そうに首を傾げた。
「この子は天才です。私が教えることはもうありませんわ」
家庭教師の女性は、クロエの父であるジェレミー・ランディットにそう告げた。
ジェレミーが家庭教師からそう告げられるのは、今回が初めてではなかった。
これまでの教師はみな口を揃えてクロエを「天才だ」と言い、職を辞そうとするのだ。
今回は大学でも学んだことのある、学力の高い教師を選んだ。ところが、彼女からも半分匙を投げるようなことを言われてしまった。
そのことに、ジェレミーは戸惑いの表情を浮かべた。
そして、言葉を選びながら、まるで家庭教師を諭すように話を始めた。
「ですが、娘はまだ4歳ですし、他に学ぶことがあるかと」
「率直に申し上げて、読み書きや算数は初等教育をクリアしてしまっております。特に数学と魔法科学については中等部の基礎レベルには達しているかと。今後については、私のような一介の家庭教師ではなく、専門的な教師に師事して学んだほうがよろしいかと思いますわ」
「そう、ですか」
「では失礼いたしますわ」
ジェレミーが困惑しながら家庭教師の言葉を聞き、彼女が部屋を出て行く後ろ姿を見送った。
父が眉を下げて困っている表情を見たクロエは、自分のせいで父がこのような表情をしていることを察した。
ギュッと手を握って尋ねた。
「お父様、困ってる? 私のせい?」
「いや、クロエのせいじゃないよ」
「でも先生が帰っちゃった。私が嫌いだから帰っちゃったの?」
「そんなことない。クロエは頭がいいから、もっと他の勉強をした方がいいと仰ったんだよ」
「頭がいい?」
「あぁ、テストは100点満点だ。クロエの歳で満点を取ることなんて無理だからね」
クロエは父が言っている意味が理解できなかった。
父の言い方だと、普通の子供は100点が取れないらしいが、クロエにとってはみんなが何故間違えるのかが分からない。
キョトンとするクロエに目線を合わせたジェレミーは、彼女のキャラメル色の髪を撫でた。
「お前の才能はきっと神様からのギフトだな。なら、これからは父様がお前に色々教えてやろう」
「うん! 私、〝まほうかがく〟のお勉強がしたいの」
「そうかそうか。父様の得意分野だ。いっぱい教えてやるからな」
「うん!」
ようやく父が満面の笑みになってくれたことに、クロエはほっとして笑った。
その時ドアがノックされ、母エマが入ってきた。その表情はジェレミーと同様、困惑している様子だった。
「ジェレミー、家庭教師の先生の件だけど、新しい人を雇った方がいいかしら?」
家庭教師が辞めてしまうのは、これで4人目だった。
その理由はクロエの知能が異常に高く、教えることはないからだという。
クロエは行儀が良く、駄々をこねたり癇癪を起こしたりなどはせず、どちらかと言えば手のかからない子どもではあるが、両親から見て、クロエは普通の子供だ。
甘いお菓子が大好きで、ニンジンは嫌い。
本を読むのが大好きであるが、天気の良い日は日向ぼっこもするし、お花も動物も好きな普通の子供だ。
だが、その一方で、頭脳は天才と言えるのも事実である。
それについては、二人とも少々悩んでいた。
クロエをどうやって育てるべきか。家庭教師に相談しても先ほどの様に匙を投げられる。
今日もまた家庭教師が辞めてしまい、今後について相談しようとしたエマに対し、ジェレミーが何かを決心したように口を開いた。
「いや、その件なんだが、これからは僕がクロエに勉強を教えようと思うんだ。というか、彼女の好きなようにさせるのが一番じゃないかな?」
その提案を聞いたエマも、逡巡したがすぐに納得したように頷いた。
「そうねぇ……無理に家庭教師をつける必要はないわね。子供がやりたいことを応援するのが親だと、私も思うわ」
「それに、僕たちができるのは彼女を見守ることが一番だ。クロエは人とは違う。これから人と違うことで傷つくことも多いだろう。それを僕たちが守ってあげるのが親の役目だ」
「そうね」
エマは大きく頷いて、晴れやかな顔になった。
そして、自分が何か問題を起こして両親が困っているのではないかと不安に思っているクロエに向かってエマは微笑んだ。
「クロエ、心配しなくても大丈夫よ。そうだわ、お茶とスコーンを用意したの。行きましょう」
「うわぁうれしい! 私、スコーン大好き!」
クロエはそう言って母親と部屋を出た。
父ジェレミーは国家魔術研究所にて医療魔術研究員として働いており、クロエの知能が高いことについても、理解があった。
母エマは高い知能を持つクロエをどう育てればいいのか悩むこともあったが、楽天的な性格であり、今ではすっかりクロエを受け入れている。
そういう意味では、両親がクロエの才能を認め、庇護してくれるのは救いだった。
そんな両親に温かく見守られながらクロエは育てられ、成長していった。
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