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【二人目・二葉 兵固】
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再び騎士のような格好をしたポリスを見る羽目になった俺たち。
だが、姉さんはびびることなく逆に責めだした。
「ね~あんた達、本当に仕事してんの?」
「り、リンデル嬢、我々はちゃんと監視を」
「なら、何でまた私の目の前でプレイヤー殺し犯が倒れてんの?ねぇ、本当に仕事してんの?」
「っ!!!不敬だぞ!!こっちはちゃんと」
「なら、何でさっさとここに来ないのよ?何で私が倒してんの?理由を完結に述べてくれる?」
「それは君の方が先に」
「ではないでしょう?私たち結構ここに着くの遅かったわよ。あっちに隠れているプレイヤーさんたちから聞いたら?一体どのくらいのプレイヤーが殺された後に私たちが着たのかをさ?」
姉さんはポリスに言い訳を言わさず、責め立てていく。そして、周りのプレイヤーにも『自分たちに非はないでしょう?』と地味に脅迫しているところが姉さんらしい。
「は、はい・・・・・・・・その方達がここに来られたのは、私たちがプレイヤー殺しから逃げて巻いた後くらいです」
「ほら?その間一体いくらのプレイヤーがなぶり殺されたのかしら?ねぇ『運営』?」
「っ!!!君、本当に永久追放に」
「してご覧なさい?その代わりこのご時世どこで私があんた達の『職務怠慢』を言いふらすか、覚悟なさいな」
本当に容赦ねーなこの人。
いや、これってまだ序の口だよな。
もっと、この人といたら『楽しい出来事』に出会いそうで、本当に離れられないわ。
「くくく、姉さんの言うとおりだな。俺もどこで呟くかわかんねーよ?居酒屋?飲み屋?綺麗なお姉さんの前でいろんなこと話しちゃうかもね?あ、格好いいお兄さんに、かも?」
「あっははははは!ヒョウゴ、それ最高よ!性別不明を装うなんて!でも、話し方が『男』だから、無理ね」
「ええええええっ!で、でもさ、、もしかして俺が同性愛者かもしれないじゃん?」
「あっ!!!その考えなかったわ!うんうん、有りだわ!腐女子としては最高よ!あんたのその話聞かせなさい!」
ガシリと肩を掴まれて揺さぶられるが、
「いや、俺は姉さんみたいな女性がタイプです・・・・・・・・・」
と、無難な答えを返したら、なんと可愛く頬を染めて、
「ま~~~~~ま、な、ええええええええええええええええっ!よし、あんた明後日弁当作ってあげるわ!」
「よっしゃーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
姉さんの弁当美味そうなんだよ!
いつも「残り物よ」と言いながら、ちゃんと魚焼いてるし、ひじきとかも炊いててさ!
ほぼ毎日総菜コーナーでお世話になっている俺には本当に食べたい手製の弁当なのだ!!
今まで見てきた姉さんの弁当の中身を思い出すと自然と涎が出てくる。
「あんた、そこまでして私の弁当食べたいの?」
「うっす!家庭の味?お袋の味?を食べたいっす!」
「仕方ないわね~~~」
嬉しそうな表情の姉さん、マジかわいい!!
いや、そうじゃなくて!!
「ポリスの初動は確かに遅いと掲示板などに書いてあったぜ?ちゃんと『運営』できてんの?」
「どこの『町』の掲示板だ!公共の施設にそんなことをっ!!けしからん!!」
?????????
内容おかしくね?
つか、この人
「ゲーム作る会社に就職しているのになんでデータでの掲示板じゃなくて『紙媒体』の掲示板を想像するんだ?」
俺の言葉にぎくりと身を震わせて、大粒の汗をタラタラと流し出した。
さては、
「『運営』は何もしらない企業に委託したな?ただの『警備』として」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
だんまりは肯定と捉える。
つまり、『運営』は自社の社員で『運営』すると夜間の出勤手当やその他諸々が負担となり外部に安く委託する方が企業としては最良なので、本当の内容は伝えずただの『警備』として警備会社に委託したのだろう。
それがまさかゲーム内での警備とは知らずに。
でも、前あったポリスはまともだったような・・・・・・・・・・・・・・。
この企業、ログアウトしたら調べるか。
「ま、とりあえず、この『プレイヤー殺し』は永久追放にしておけよ。そして、俺たちは無罪放免。全く無関係。俺たちに非があるようにするのであれば法的処置も厭わないからな」
「っ!!!!本当の『運営』に説明しておく。・・・・・・・リンデル嬢たちには関わるなってこのことだったのか・・・」
聞き捨てならない言葉が聞こえたので、俺は問いただそうとしたのが遅かった。
すでにプレイヤー殺しを引っ捕らえて、自分の監視スペースに戻った後だったのだ。
だが、姉さんはびびることなく逆に責めだした。
「ね~あんた達、本当に仕事してんの?」
「り、リンデル嬢、我々はちゃんと監視を」
「なら、何でまた私の目の前でプレイヤー殺し犯が倒れてんの?ねぇ、本当に仕事してんの?」
「っ!!!不敬だぞ!!こっちはちゃんと」
「なら、何でさっさとここに来ないのよ?何で私が倒してんの?理由を完結に述べてくれる?」
「それは君の方が先に」
「ではないでしょう?私たち結構ここに着くの遅かったわよ。あっちに隠れているプレイヤーさんたちから聞いたら?一体どのくらいのプレイヤーが殺された後に私たちが着たのかをさ?」
姉さんはポリスに言い訳を言わさず、責め立てていく。そして、周りのプレイヤーにも『自分たちに非はないでしょう?』と地味に脅迫しているところが姉さんらしい。
「は、はい・・・・・・・・その方達がここに来られたのは、私たちがプレイヤー殺しから逃げて巻いた後くらいです」
「ほら?その間一体いくらのプレイヤーがなぶり殺されたのかしら?ねぇ『運営』?」
「っ!!!君、本当に永久追放に」
「してご覧なさい?その代わりこのご時世どこで私があんた達の『職務怠慢』を言いふらすか、覚悟なさいな」
本当に容赦ねーなこの人。
いや、これってまだ序の口だよな。
もっと、この人といたら『楽しい出来事』に出会いそうで、本当に離れられないわ。
「くくく、姉さんの言うとおりだな。俺もどこで呟くかわかんねーよ?居酒屋?飲み屋?綺麗なお姉さんの前でいろんなこと話しちゃうかもね?あ、格好いいお兄さんに、かも?」
「あっははははは!ヒョウゴ、それ最高よ!性別不明を装うなんて!でも、話し方が『男』だから、無理ね」
「ええええええっ!で、でもさ、、もしかして俺が同性愛者かもしれないじゃん?」
「あっ!!!その考えなかったわ!うんうん、有りだわ!腐女子としては最高よ!あんたのその話聞かせなさい!」
ガシリと肩を掴まれて揺さぶられるが、
「いや、俺は姉さんみたいな女性がタイプです・・・・・・・・・」
と、無難な答えを返したら、なんと可愛く頬を染めて、
「ま~~~~~ま、な、ええええええええええええええええっ!よし、あんた明後日弁当作ってあげるわ!」
「よっしゃーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
姉さんの弁当美味そうなんだよ!
いつも「残り物よ」と言いながら、ちゃんと魚焼いてるし、ひじきとかも炊いててさ!
ほぼ毎日総菜コーナーでお世話になっている俺には本当に食べたい手製の弁当なのだ!!
今まで見てきた姉さんの弁当の中身を思い出すと自然と涎が出てくる。
「あんた、そこまでして私の弁当食べたいの?」
「うっす!家庭の味?お袋の味?を食べたいっす!」
「仕方ないわね~~~」
嬉しそうな表情の姉さん、マジかわいい!!
いや、そうじゃなくて!!
「ポリスの初動は確かに遅いと掲示板などに書いてあったぜ?ちゃんと『運営』できてんの?」
「どこの『町』の掲示板だ!公共の施設にそんなことをっ!!けしからん!!」
?????????
内容おかしくね?
つか、この人
「ゲーム作る会社に就職しているのになんでデータでの掲示板じゃなくて『紙媒体』の掲示板を想像するんだ?」
俺の言葉にぎくりと身を震わせて、大粒の汗をタラタラと流し出した。
さては、
「『運営』は何もしらない企業に委託したな?ただの『警備』として」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
だんまりは肯定と捉える。
つまり、『運営』は自社の社員で『運営』すると夜間の出勤手当やその他諸々が負担となり外部に安く委託する方が企業としては最良なので、本当の内容は伝えずただの『警備』として警備会社に委託したのだろう。
それがまさかゲーム内での警備とは知らずに。
でも、前あったポリスはまともだったような・・・・・・・・・・・・・・。
この企業、ログアウトしたら調べるか。
「ま、とりあえず、この『プレイヤー殺し』は永久追放にしておけよ。そして、俺たちは無罪放免。全く無関係。俺たちに非があるようにするのであれば法的処置も厭わないからな」
「っ!!!!本当の『運営』に説明しておく。・・・・・・・リンデル嬢たちには関わるなってこのことだったのか・・・」
聞き捨てならない言葉が聞こえたので、俺は問いただそうとしたのが遅かった。
すでにプレイヤー殺しを引っ捕らえて、自分の監視スペースに戻った後だったのだ。
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