どちらの王妃でも問題ありません【完】

mako

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夫婦の繋がり

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私達はその後ベッドに入り、色々なはなしをした。

理想の夫婦像。

お父様とお母様の様子を交えながら嬉しそうに話す私に殿下は柔らかい表情で頷き話を聞いてくれている。

『良いな。素敵なご夫婦だ。デュアンのご両親はお互いありのままの姿であろうな。』

深雑な環境下で育った殿下はこうも続けた。

『私達の子どもには、デュアンの育った様な環境を与えられたら良いな。』

『もちろんですわ!殿下!』


『‥デュアン?お義母様はお義父様を公爵と呼んでいたのかだろうか?』

そんなバカな(笑)

『まさか~、愛称で呼んでらしたわ!』

あっ!そうか、私はいつも殿下とお呼びしていたわ。もしくはサル?

『う~ん、ではハインリッヒ様?』


では
『ハインリ様?』


『ハイン‥?ハインリ‥?』

ぱぁっと花咲く様な笑顔になった殿下は
『うん、悪くない!』

『では、ハインリ、アルフレッド殿下はハインリの望むような働きをするでしょうか?』

‥あれ?嬉しくないの?急に笑顔が消え子犬のような困った顔になったハインリは

『今は夫婦の話しでしょ?』

でしょ?って。どうした?

ハインリと向かい合って話をしていた私をギュッと抱き込んだ。


これって、あれ?どうする?どうする?でもあれか。白い結婚卒業か♡でも、どうするの?


『クックックッ。百面相みたいになってるよ。
デュアン可愛いね』

可愛いねってキャラ変わってますけど。ってか変わりすぎ!

ハインリは私に覆い被さり耳元で囁いた。

『愛してる、デュアン‥』

はい、ノックアウト。ここから先は私の脳みそは機能停止となります‥


ハインリは耳元から首すじに口付けを移しながら何度も丁寧にキスを落としていく。

目を白黒させている私の顔を除き込み
『大丈夫だから』


って何がぁ?

それから私の唇を塞ぎ舌でかき回す。

ここからがリデュアンネにとって初めての経験。未知なる世界への扉を叩いた二人であった。

◆◆◆


私は隣で汗だくになっているハインリを睨む。

『どうしたの?そんな怒った顔して』

怒るわよ、何が大丈夫よ。全然大丈夫じゃないじゃないの!

『大丈夫って言ったのに‥』

『大丈夫だったでしょう?私の子種は間違いなくデュアンのお腹に沢山いるよ。デュアンの卵に出会うのは誰かな?』

うん?競争なの?

『ほら、こっちおいで!』
とまたもや抱き込まれたリデュアンネ。


えっ?何?何?どうした?

『デュアンの卵と出会う競争に相手は多い程優秀だろ?ほら、3人の中から選ばれた1人より100人の中から選ばれた1人の方が優秀だろ?なんてたって王子か王女になるんだからね。』


‥100人って、そんなに無理よ。ハインリ。

そんな私にお構いなしに2回戦が始まった。

これ、いつまで続くの‥

リデュアンネが解放された頃には、すっかり夜が明けて爽やかな風が窓から流れてきた。



このまま幸せな毎日が続きます様に‥
そう願い、目を閉じた‥
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