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ステファニー初めての経験
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帰宅した2人の姿に侯爵家は安堵の空気に包まれた。
『奥さま心配いたしました。』
パトリシアにステファニーは笑顔で応える。まさかアランが媚薬を飲まされたとは言えず詳細は伏せてあるため、余計に心配をさせたのだとステファニーは思った。しかしその柔らかい視線はステファニーを心の底から安堵感をもたらした。
…ここがわたし帰る場所。
ステファニーは普段よりも早く湯浴みを済ませるとバルコニーへ出て侯爵邸を見下ろした。管理された庭はライトアップされ美しく輝く。ステファニーが今まで身を置いていた世界のような綺羅びやかな世界では無い。しかしその世界では感じた事の無い幸福感を今、ステファニーは身をもって感じているのである。
アランが部屋に入ってきた気配を感じステファニーは名残惜しい景色から視線を部屋へと移し扉を閉めた。
『冷えたんじゃない?』
アランはステファニーの背中に触れると少しひんやりとした。
『冷えてるよ。風邪を引くといけない。』
そう言うと慌ててガウンを羽織らせた。
途端にステファニーは昨夜の様子を思い出し顔を赤らめた。それを察知したアランは苦笑いをしながら
『思い出したんだね?本当君は分かりやすくていい。』
…。
昨夜、媚薬に侵されたアランは獲物狙うかのような目をし必死に己の欲求と戦っていた。それを扉の向こう側で感じたステファニーは居ても立っても居られなくなり部屋の中へ入るべくラインハルトの持つカギを探したものの、ラインハルトはそれを自らのポケットへしまい込んだ。
流石に本人から借りる事は出来ず悩んだステファニーはあろうことかスペアのカギを思い出したのである。それは国王の部屋にある奥の金庫に入っているのをステファニーは知っていた。ステファニーは生まれて初めて国王陛下の私室に向かったのである。
ステファニーの訪問に父である国王は少し驚いた様な様子を見せたがステファニーの話しを聞くとすこし考えゆっくりと金庫に向かいスペアを手に戻って来た。
『この部屋の鍵は明日には新しいものと取り替える。返却は不要だ。』
それだけ言うとカギをステファニーに手渡したのである。ステファニーは満面の笑みで受け取ると王女の時にはあり得ない様で国王の部屋を駆け出して行った。国王もまた見たことの無い娘の姿を目を細めて見送ったのだ。
色欲にまみれた目をする夫の部屋に入るとアランは苦しそうにステファニーを見て顔を顰めた。
『ステファニー、っ出ろ。出ていけ。』
ステファニーを見ることなく声をあげるアランにステファニーはドレスを脱ぎながらアランの元へ歩みを進めた。驚いたアランは
『やめろ!』
ステファニーは唇を噛み締め
『楽になりますから!これしか他には手はありませんの!』
アランは息を荒げて
『明日になれば落ち着く…っ』
アランの言う通り時間が解毒させるのは確かであるが本来の目的を果たせぬままだと媚薬は弱毒化はするもののアランの身体に残るという。
『全て出し切るには性を吐き出す他ありません。それはわたしで無ければ嫌なのです!他の誰でも嫌!』
泣き出すステファニーを目を見開きながら眺めるアラン。
…
『ステファニーそれで良いのか?』
ステファニーは幼子のように泣きじゃくる。自身も驚く事にステファニーは泣いた事が無かった。
そんなもの淑女として有るまじき行為。女の武器などという言葉はクソ食らえ。そんなステファニーが顔をぐちゃぐちゃにして泣いている。
アランは白く美しい裸体を見てゴクリと喉を鳴らした。
ステファニーを腕の中に捉えると
『申し訳ないが、優しくは出来そうに無い。』
ステファニーの頷く前にアランは飢えた獣と化していた。
俯いたステファニーにアランは優しく声を掛けた
。
『昨晩の名誉を回復しても良いだろうか?』
ステファニーはアランをゆっくりと見上げ頷いた。
アランはステファニーを優しくベッドに寝かせると下に組み敷きステファニーの目を見つめた。
『昨日が初めてだったなんて、なんて事をしたんだ?大切な君の純血を、奪ったのが色欲にまみれた自身だなんて殺してやりたいよ…。』
ステファニーは幸せ過ぎて涙が止めどなく流れる。
『痛かったろ?』
ステファニーは素直に
『はい。でもみんなそうなのですよね?』
はにかむ笑顔にアランは顔を伏せて
『分かった。今夜は昨日の分まで取り返すから覚悟してね?』
ニヤリと笑うアランに対して、昨夜の痛みを思い出したステファニーは顔が引き攣りながら笑顔で返した。
アランはキスを唇だけではなくステファニーの全身に落とした。首筋から胸、お腹から足の指に至るまで隅から隅まで時間を掛けてゆっくりとキスを落とす。くすぐったいステファニーは余裕の笑みでアランの髪の毛に手を通す。アランは起き上がるとまたステファニーの唇に吸い付くと
『余裕そうだね?』
アランはステファニーの胸揉みほぐすと耳元で
『これからだからね…』
かすれる声にドキドキするステファニーは己を律する為に瞬きを3回する。
アランの息遣いが次第に荒くなってきた頃、アランはステファニーの想像を遥かに越えてきた。
ステファニーの足を開かせると秘所を丁寧に開き舌を入れて愛液を掻き出している。
…!
『旦那様?』
慌てて足を閉じようとするが真ん中にアランが入っているので物理的に無理である。
『ステファニーは知らないだろうけど、これは大切な行為だよ。みんなこうしているからね?』
…。
王女たるもの他の令嬢がしているならば耐えるしか有るまい。そう思ったのは一瞬で、ステファニーの意志とは異なりステファニーの口から荒い息と共に快楽の声が漏れる。
…!
自身ではどうしようも無いこの時。もちろん自身で操作出来ない事柄など経験がない。どんな時も己を律し奮い立ててきたステファニー。半分パニックとなるステファニーに
『大丈夫。みんなそうだ。おかしくなって当たり前だよ?おかしくならなきゃできないからね。』
アランの言葉は全て疑う事なく入ってくるステファニーはアランの言う通り全てを委ねてこれから始まる快楽へと導かれるのである。
『奥さま心配いたしました。』
パトリシアにステファニーは笑顔で応える。まさかアランが媚薬を飲まされたとは言えず詳細は伏せてあるため、余計に心配をさせたのだとステファニーは思った。しかしその柔らかい視線はステファニーを心の底から安堵感をもたらした。
…ここがわたし帰る場所。
ステファニーは普段よりも早く湯浴みを済ませるとバルコニーへ出て侯爵邸を見下ろした。管理された庭はライトアップされ美しく輝く。ステファニーが今まで身を置いていた世界のような綺羅びやかな世界では無い。しかしその世界では感じた事の無い幸福感を今、ステファニーは身をもって感じているのである。
アランが部屋に入ってきた気配を感じステファニーは名残惜しい景色から視線を部屋へと移し扉を閉めた。
『冷えたんじゃない?』
アランはステファニーの背中に触れると少しひんやりとした。
『冷えてるよ。風邪を引くといけない。』
そう言うと慌ててガウンを羽織らせた。
途端にステファニーは昨夜の様子を思い出し顔を赤らめた。それを察知したアランは苦笑いをしながら
『思い出したんだね?本当君は分かりやすくていい。』
…。
昨夜、媚薬に侵されたアランは獲物狙うかのような目をし必死に己の欲求と戦っていた。それを扉の向こう側で感じたステファニーは居ても立っても居られなくなり部屋の中へ入るべくラインハルトの持つカギを探したものの、ラインハルトはそれを自らのポケットへしまい込んだ。
流石に本人から借りる事は出来ず悩んだステファニーはあろうことかスペアのカギを思い出したのである。それは国王の部屋にある奥の金庫に入っているのをステファニーは知っていた。ステファニーは生まれて初めて国王陛下の私室に向かったのである。
ステファニーの訪問に父である国王は少し驚いた様な様子を見せたがステファニーの話しを聞くとすこし考えゆっくりと金庫に向かいスペアを手に戻って来た。
『この部屋の鍵は明日には新しいものと取り替える。返却は不要だ。』
それだけ言うとカギをステファニーに手渡したのである。ステファニーは満面の笑みで受け取ると王女の時にはあり得ない様で国王の部屋を駆け出して行った。国王もまた見たことの無い娘の姿を目を細めて見送ったのだ。
色欲にまみれた目をする夫の部屋に入るとアランは苦しそうにステファニーを見て顔を顰めた。
『ステファニー、っ出ろ。出ていけ。』
ステファニーを見ることなく声をあげるアランにステファニーはドレスを脱ぎながらアランの元へ歩みを進めた。驚いたアランは
『やめろ!』
ステファニーは唇を噛み締め
『楽になりますから!これしか他には手はありませんの!』
アランは息を荒げて
『明日になれば落ち着く…っ』
アランの言う通り時間が解毒させるのは確かであるが本来の目的を果たせぬままだと媚薬は弱毒化はするもののアランの身体に残るという。
『全て出し切るには性を吐き出す他ありません。それはわたしで無ければ嫌なのです!他の誰でも嫌!』
泣き出すステファニーを目を見開きながら眺めるアラン。
…
『ステファニーそれで良いのか?』
ステファニーは幼子のように泣きじゃくる。自身も驚く事にステファニーは泣いた事が無かった。
そんなもの淑女として有るまじき行為。女の武器などという言葉はクソ食らえ。そんなステファニーが顔をぐちゃぐちゃにして泣いている。
アランは白く美しい裸体を見てゴクリと喉を鳴らした。
ステファニーを腕の中に捉えると
『申し訳ないが、優しくは出来そうに無い。』
ステファニーの頷く前にアランは飢えた獣と化していた。
俯いたステファニーにアランは優しく声を掛けた
。
『昨晩の名誉を回復しても良いだろうか?』
ステファニーはアランをゆっくりと見上げ頷いた。
アランはステファニーを優しくベッドに寝かせると下に組み敷きステファニーの目を見つめた。
『昨日が初めてだったなんて、なんて事をしたんだ?大切な君の純血を、奪ったのが色欲にまみれた自身だなんて殺してやりたいよ…。』
ステファニーは幸せ過ぎて涙が止めどなく流れる。
『痛かったろ?』
ステファニーは素直に
『はい。でもみんなそうなのですよね?』
はにかむ笑顔にアランは顔を伏せて
『分かった。今夜は昨日の分まで取り返すから覚悟してね?』
ニヤリと笑うアランに対して、昨夜の痛みを思い出したステファニーは顔が引き攣りながら笑顔で返した。
アランはキスを唇だけではなくステファニーの全身に落とした。首筋から胸、お腹から足の指に至るまで隅から隅まで時間を掛けてゆっくりとキスを落とす。くすぐったいステファニーは余裕の笑みでアランの髪の毛に手を通す。アランは起き上がるとまたステファニーの唇に吸い付くと
『余裕そうだね?』
アランはステファニーの胸揉みほぐすと耳元で
『これからだからね…』
かすれる声にドキドキするステファニーは己を律する為に瞬きを3回する。
アランの息遣いが次第に荒くなってきた頃、アランはステファニーの想像を遥かに越えてきた。
ステファニーの足を開かせると秘所を丁寧に開き舌を入れて愛液を掻き出している。
…!
『旦那様?』
慌てて足を閉じようとするが真ん中にアランが入っているので物理的に無理である。
『ステファニーは知らないだろうけど、これは大切な行為だよ。みんなこうしているからね?』
…。
王女たるもの他の令嬢がしているならば耐えるしか有るまい。そう思ったのは一瞬で、ステファニーの意志とは異なりステファニーの口から荒い息と共に快楽の声が漏れる。
…!
自身ではどうしようも無いこの時。もちろん自身で操作出来ない事柄など経験がない。どんな時も己を律し奮い立ててきたステファニー。半分パニックとなるステファニーに
『大丈夫。みんなそうだ。おかしくなって当たり前だよ?おかしくならなきゃできないからね。』
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