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第二章 捧げちゃった
「東條ホールディングス副社長の秘書の仕事を、やろうかなって思ってる」
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「そんなふうに見えないですね」
「やっぱり理樹と面識あるんですね」
私はしまったと口に手を当てた。
「水本さんは可愛い人だな」
可愛いなんて言われた事ないから、恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまった。
副社長さんはクスクス笑っていた、もう、私、バカにされてるの?
ちょっと拗ねて見せると「拗ねた顔も可愛いな、理樹が好きになるのも納得出来る」と私を見つめた。
「是非、僕の秘書になってください、ご連絡をお待ちしています」
副社長さんが手渡してくれた名刺をじっと見つめて、そう言えば理樹さんは名刺をくれなかった、スマホの連絡先を交換しただけで、あれ以来理樹さんから連絡はない。
やっぱり遊びだったのかな、婚約者いるし……
「水本さん?どうかなさいましたか」
「いいえ、なんでもありません」
「では、絶対に連絡くださいね」
私は曖昧な返事で誤魔化して、その場を後にした。
その夜、冬美と連絡を取った。
「東條ホールディングス副社長の秘書の仕事を、やろうかなって思ってる」
「やっぱり理樹と面識あるんですね」
私はしまったと口に手を当てた。
「水本さんは可愛い人だな」
可愛いなんて言われた事ないから、恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまった。
副社長さんはクスクス笑っていた、もう、私、バカにされてるの?
ちょっと拗ねて見せると「拗ねた顔も可愛いな、理樹が好きになるのも納得出来る」と私を見つめた。
「是非、僕の秘書になってください、ご連絡をお待ちしています」
副社長さんが手渡してくれた名刺をじっと見つめて、そう言えば理樹さんは名刺をくれなかった、スマホの連絡先を交換しただけで、あれ以来理樹さんから連絡はない。
やっぱり遊びだったのかな、婚約者いるし……
「水本さん?どうかなさいましたか」
「いいえ、なんでもありません」
「では、絶対に連絡くださいね」
私は曖昧な返事で誤魔化して、その場を後にした。
その夜、冬美と連絡を取った。
「東條ホールディングス副社長の秘書の仕事を、やろうかなって思ってる」
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