11 / 29
②
しおりを挟む
スマホはマナーモードになっており応答が無い。
一体どうしたと言うんだ。
私は足首に負担をかけるなと最上さんから言われていた。
それなのに無理をして不可をかけすぎて炎症を起こした。
少し前から腫れており、最上さんにレントゲンを撮ると言われていた、絶対に無理するなと言われていたのに、自業自得とはこの事だと反省した。
なんか具合が悪い、私はマンションの近くの公園までたどり着いていたのに、もう足が動かなくなってベンチに座り込んでしまった。
顔が熱って熱が出てきたのかなと思うぐらいに熱くなって来た。
この時足首に炎症を起こし熱が出て来たのである。
私はそのまま意識を失った。
その頃、俺は必死に梨花の行方を探していた。
「全く面倒かけやがって、炎症起きるのも時間の問題なのに」
俺はなんでこんなに必死になって梨花を探しているんだ。
自分で自分の気持ちがわからない。
そうだ、俺は外科医だ、患者を心配するのは当たり前だよな。
でも勝手にいなくなったんだから、去る者は追わずだ。
俺には関係ない。
その頃、私は目を覚ました。
えっ、どこ?私どうしたの?
おでこをタオルで冷やされて、ちょっと身体が楽になってる。
そこにドアが開いて一人の男性が入って来た。
「お、目が覚めたか」
「あっ、あのう、私……」
「公園でぶっ倒れてたから俺の部屋に運んだ、相当足首虐めたな、悲鳴あげてるぞ」
「わかってます、担当の先生にレントゲン撮るからって言われて、炎症
起きるのも時間の問題だからって言われたのに、無理したので自業自得です」
「そうなんだ、すぐに治療しないとやばいぞ」
「えっ」
「俺の病院で診てやろうか」
「あのう、お医者様なんですか」
「自己紹介まだだったな、俺は安藤英人、安藤内科クリニックの医者だ」
「あ、私は最上梨花と申します」
「最上?俺の知り合いの外科医に最上ってやつがいるんだけど、それがまた、やなやろうなんだ、梨花ちゃんの主治医は誰?」
もしかして、安藤さんのしりあいの外科医って最上さんの事?
どうしよう。
私の戸惑っている様子で、もうバレバレだったみたいで、安藤さんはスマホを手に電話をかけ始めた。
『あ、俺、、久しぶりだな、元気だったか』
『英人か、今忙しいんだ、切るぞ』
『梨花ちゃんの足首、相当やばいぞ』
嘘、誰に電話してるの?
『梨花はそこにいるのか』
『ああ、主治医の最上先生は嫌いだってよ』
『はあ?』
『俺が主治医代わろうか』
『お前は内科医だろ。今から迎えに行く、お前の病院にいるのか』
『いや、俺のマンション』
『なんで、梨花はお前のマンションにいるんだ』
『俺のベッドで寝てるよ』
えっ、そんな言い方したら誤解されちゃう。
『今、迎えに行く、お前の住所変わってないな』
『待ってるよ』
安藤さんはスマホを切った。
「安藤さん、そんな言い方したら誤解されちゃいます」
「誰に?」
「最上さんに」
「最上と同じ苗字だけど、どんな関係なの?」
「主治医と患者です」
「へえ、それだけ?」
もう、どうしよう、なんて言えばいいの?
一体どうしたと言うんだ。
私は足首に負担をかけるなと最上さんから言われていた。
それなのに無理をして不可をかけすぎて炎症を起こした。
少し前から腫れており、最上さんにレントゲンを撮ると言われていた、絶対に無理するなと言われていたのに、自業自得とはこの事だと反省した。
なんか具合が悪い、私はマンションの近くの公園までたどり着いていたのに、もう足が動かなくなってベンチに座り込んでしまった。
顔が熱って熱が出てきたのかなと思うぐらいに熱くなって来た。
この時足首に炎症を起こし熱が出て来たのである。
私はそのまま意識を失った。
その頃、俺は必死に梨花の行方を探していた。
「全く面倒かけやがって、炎症起きるのも時間の問題なのに」
俺はなんでこんなに必死になって梨花を探しているんだ。
自分で自分の気持ちがわからない。
そうだ、俺は外科医だ、患者を心配するのは当たり前だよな。
でも勝手にいなくなったんだから、去る者は追わずだ。
俺には関係ない。
その頃、私は目を覚ました。
えっ、どこ?私どうしたの?
おでこをタオルで冷やされて、ちょっと身体が楽になってる。
そこにドアが開いて一人の男性が入って来た。
「お、目が覚めたか」
「あっ、あのう、私……」
「公園でぶっ倒れてたから俺の部屋に運んだ、相当足首虐めたな、悲鳴あげてるぞ」
「わかってます、担当の先生にレントゲン撮るからって言われて、炎症
起きるのも時間の問題だからって言われたのに、無理したので自業自得です」
「そうなんだ、すぐに治療しないとやばいぞ」
「えっ」
「俺の病院で診てやろうか」
「あのう、お医者様なんですか」
「自己紹介まだだったな、俺は安藤英人、安藤内科クリニックの医者だ」
「あ、私は最上梨花と申します」
「最上?俺の知り合いの外科医に最上ってやつがいるんだけど、それがまた、やなやろうなんだ、梨花ちゃんの主治医は誰?」
もしかして、安藤さんのしりあいの外科医って最上さんの事?
どうしよう。
私の戸惑っている様子で、もうバレバレだったみたいで、安藤さんはスマホを手に電話をかけ始めた。
『あ、俺、、久しぶりだな、元気だったか』
『英人か、今忙しいんだ、切るぞ』
『梨花ちゃんの足首、相当やばいぞ』
嘘、誰に電話してるの?
『梨花はそこにいるのか』
『ああ、主治医の最上先生は嫌いだってよ』
『はあ?』
『俺が主治医代わろうか』
『お前は内科医だろ。今から迎えに行く、お前の病院にいるのか』
『いや、俺のマンション』
『なんで、梨花はお前のマンションにいるんだ』
『俺のベッドで寝てるよ』
えっ、そんな言い方したら誤解されちゃう。
『今、迎えに行く、お前の住所変わってないな』
『待ってるよ』
安藤さんはスマホを切った。
「安藤さん、そんな言い方したら誤解されちゃいます」
「誰に?」
「最上さんに」
「最上と同じ苗字だけど、どんな関係なの?」
「主治医と患者です」
「へえ、それだけ?」
もう、どうしよう、なんて言えばいいの?
11
あなたにおすすめの小説
課長のケーキは甘い包囲網
花里 美佐
恋愛
田崎すみれ 二十二歳 料亭の娘だが、自分は料理が全くできない負い目がある。
えくぼの見える笑顔が可愛い、ケーキが大好きな女子。
×
沢島 誠司 三十三歳 洋菓子メーカー人事総務課長。笑わない鬼課長だった。
実は四年前まで商品開発担当パティシエだった。
大好きな洋菓子メーカーに就職したすみれ。
面接官だった彼が上司となった。
しかも、彼は面接に来る前からすみれを知っていた。
彼女のいつも買うケーキは、彼にとって重要な意味を持っていたからだ。
心に傷を持つヒーローとコンプレックス持ちのヒロインの恋(。・ω・。)ノ♡
お見合いに代理出席したら花嫁になっちゃいました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
綾美は平日派遣の事務仕事をしているが、暇な土日に便利屋のバイトをしている。ある日、お見合いの代理出席をする為にホテルへ向かったのだが、そこにいたのは!?
ハイスペミュージシャンは女神(ミューズ)を手放さない!
汐瀬うに
恋愛
雫は失恋し、単身オーストリア旅行へ。そこで素性を隠した男:隆介と出会う。意気投合したふたりは数日を共にしたが、最終日、隆介は雫を残してひと足先にった。スマホのない雫に番号を書いたメモを残したが、それを別れの言葉だと思った雫は連絡せずに日本へ帰国。日本で再会したふたりの恋はすぐに再燃するが、そこには様々な障害が…
互いに惹かれ合う大人の溺愛×運命のラブストーリーです。
※ムーンライトノベルス・アルファポリス・Nola・Berry'scafeで同時掲載しています
白椿の咲く日~ひそかな恋、遠い日の思いは
紫さゆり
恋愛
結婚を控えた真由子は、久しぶりに異母姉の稚子(わかこ)と会う。
真由子の母、雪江は大学教授であり、著名な歌人の水上実之(みなかみさねゆき)の後添いとして水上家に嫁いだ。
婚約者の諒人(りょうと)のことなど、真由子は稚子と色々語り合ううち、庭の白椿の木は真由子がなついていた異母兄、靖之が植えたものだと知る。
白椿の木をめぐっての、ひそかな大人の恋物語です。
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
子持ち愛妻家の極悪上司にアタックしてもいいですか?天国の奥様には申し訳ないですが
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
胸がきゅんと、甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちだというのに。
入社して配属一日目。
直属の上司で教育係だって紹介された人は、酷く人相の悪い人でした。
中高大と女子校育ちで男性慣れしてない私にとって、それだけでも恐怖なのに。
彼はちかよんなオーラバリバリで、仕事の質問すらする隙がない。
それでもどうにか仕事をこなしていたがとうとう、大きなミスを犯してしまう。
「俺が、悪いのか」
人のせいにするのかと叱責されるのかと思った。
けれど。
「俺の顔と、理由があって避け気味なせいだよな、すまん」
あやまってくれた彼に、胸がきゅんと甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちなのに。
星谷桐子
22歳
システム開発会社営業事務
中高大女子校育ちで、ちょっぴり男性が苦手
自分の非はちゃんと認める子
頑張り屋さん
×
京塚大介
32歳
システム開発会社営業事務 主任
ツンツンあたまで目つき悪い
態度もでかくて人に恐怖を与えがち
5歳の娘にデレデレな愛妻家
いまでも亡くなった妻を愛している
私は京塚主任を、好きになってもいいのかな……?
上司に恋していいですか?
茜色
恋愛
恋愛に臆病な28歳のOL椎名澪(しいな みお)は、かつて自分をフッた男性が別の女性と結婚するという噂を聞く。ますます自信を失い落ち込んだ日々を送っていた澪は、仕事で大きなミスを犯してしまう。ことの重大さに動揺する澪の窮地を救ってくれたのは、以前から密かに憧れていた課長の成瀬昇吾(なるせ しょうご)だった。
澪より7歳年上の成瀬は、仕事もできてモテるのに何故か未だに独身で謎の多い人物。澪は自分など相手にされないと遠慮しつつ、仕事を通して一緒に過ごすうちに、成瀬に惹かれる想いを抑えられなくなっていく。けれども社内には、成瀬に関する気になる噂があって・・・。
※ R18描写は後半まで出てきません。「ムーンライトノベルズ」様にも投稿しています。
恋は襟を正してから-鬼上司の不器用な愛-
プリオネ
恋愛
せっかくホワイト企業に転職したのに、配属先は「漆黒」と噂される第一営業所だった芦尾梨子。待ち受けていたのは、大勢の前で怒鳴りつけてくるような鬼上司、獄谷衿。だが梨子には、前職で培ったパワハラ耐性と、ある"処世術"があった。2つの武器を手に、梨子は彼の厳しい指導にもたくましく食らいついていった。
ある日、梨子は獄谷に叱責された直後に彼自身のミスに気付く。助け舟を出すも、まさかのダブルミスで恥の上塗りをさせてしまう。責任を感じる梨子だったが、獄谷は意外な反応を見せた。そしてそれを境に、彼の態度が柔らかくなり始める。その不器用すぎるアプローチに、梨子も次第に惹かれていくのであった──。
恋心を隠してるけど全部滲み出ちゃってる系鬼上司と、全部気付いてるけど部下として接する新入社員が織りなす、じれじれオフィスラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる