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第ニ章 あざみ
燈吏は、悪霊に囲まれ冷や汗をかいていた。
ここ最近、悪霊まみれで退治していたのだ。
燈吏の身体は、力が少し弱まっていた。
“あざみから、透子を守らなければ…”
と思っていた時に、あざみが目の前に現れニヤッと笑う。
「燈吏~??
人間を飼いはじめたの~?
人間臭いわ~!!
私達は、神と妖怪の間にいる種族よ?そして…きれない絆じゃない♪
そんなバカなことは、やめてよ?」
ビュッ
あざみの九本の尾が、燈吏に向かってきた。
攻撃を避けながら悪霊も倒していく。
少し息を吸った瞬間、悪霊が燈吏を攻撃をした。
「グッ!!…ってぇ、悪霊のくせに、腹立つな…」
燈吏は、攻撃をしてきた悪霊に向かって手をかざす。
「…火炎」
燃えている悪霊は、炎にのまれ消滅する。
あざみは、ため息を吐きながら
「つまらないわ!燈吏!…最低よ?うふふ、今度は人間のあの子も巻きこむ…面白いものを持ってくるわね?」
燈吏は
「あいつは、関係ないだろ!近づくな!てか、絆って…俺ら何にもないだろ!!」
ニヤ~とした顔のあざみは
「楽しみにしててね!」
ヒュッと音を出して消えていた。
“あざみは、透子の何を知っている?”
ガサッ
「誰だ!!!」
と後ろを振り向く燈吏。
そこには、透子とクウとシノノメがいた。
燈吏はホッとしながら
「…逃げろといったはず…」
不安そうな顔をした透子が
「あの!!!私、燈吏が傷つくのを見たくない!!…だから、私が邪魔をしているのなら…出て…い…」
「ここにいろ!!!!!」
と大きな声を出した燈吏に、透子は驚く。
震えながら透子は
「…私の命の恩人で…温かい気持ちにしてくれた…人達が傷つくのなら…私は…」
燈吏は透子の頭を軽くチョップして
「はい!ストップ!ストップ!!
透子!!俺が、守るから!守るから、自分を犠牲にするな!!!絶対、助けるから!!わかったか?」
涙目で頷く透子。
燈吏は、笑いながら
「帰ろう?暗くなる…」
透子の手をとり、クウとシノノメが二人の手をとり帰った。
あざみは崖からみていた。
「透子ちゃん…透子ちゃんか…明日は、透子ちゃんの知り合いを連れてくるわね?」
ガサガサ
「おい!君ね~?本当に、ここに透子ちゃんがいるのかい?」
と風間がわめいていた。
あざみは、にっこりと
「透子ちゃんは、男といるのよ?…罰を与えないとね?」
そう言われ、風間は頬を赤くしながら
「男と…男といるの?透子ちゃんは、地味でおとなしくて…そんなふしだらな女じゃないと思ってたけど…ふ~ん、妬いちゃうな妬いちゃうな…」
あざみは風間の表情を見ながら
“不細工な人間だこと…”
と見下した。
多数のカラスの鳴き声がする。
風が強くなった。
ここ最近、悪霊まみれで退治していたのだ。
燈吏の身体は、力が少し弱まっていた。
“あざみから、透子を守らなければ…”
と思っていた時に、あざみが目の前に現れニヤッと笑う。
「燈吏~??
人間を飼いはじめたの~?
人間臭いわ~!!
私達は、神と妖怪の間にいる種族よ?そして…きれない絆じゃない♪
そんなバカなことは、やめてよ?」
ビュッ
あざみの九本の尾が、燈吏に向かってきた。
攻撃を避けながら悪霊も倒していく。
少し息を吸った瞬間、悪霊が燈吏を攻撃をした。
「グッ!!…ってぇ、悪霊のくせに、腹立つな…」
燈吏は、攻撃をしてきた悪霊に向かって手をかざす。
「…火炎」
燃えている悪霊は、炎にのまれ消滅する。
あざみは、ため息を吐きながら
「つまらないわ!燈吏!…最低よ?うふふ、今度は人間のあの子も巻きこむ…面白いものを持ってくるわね?」
燈吏は
「あいつは、関係ないだろ!近づくな!てか、絆って…俺ら何にもないだろ!!」
ニヤ~とした顔のあざみは
「楽しみにしててね!」
ヒュッと音を出して消えていた。
“あざみは、透子の何を知っている?”
ガサッ
「誰だ!!!」
と後ろを振り向く燈吏。
そこには、透子とクウとシノノメがいた。
燈吏はホッとしながら
「…逃げろといったはず…」
不安そうな顔をした透子が
「あの!!!私、燈吏が傷つくのを見たくない!!…だから、私が邪魔をしているのなら…出て…い…」
「ここにいろ!!!!!」
と大きな声を出した燈吏に、透子は驚く。
震えながら透子は
「…私の命の恩人で…温かい気持ちにしてくれた…人達が傷つくのなら…私は…」
燈吏は透子の頭を軽くチョップして
「はい!ストップ!ストップ!!
透子!!俺が、守るから!守るから、自分を犠牲にするな!!!絶対、助けるから!!わかったか?」
涙目で頷く透子。
燈吏は、笑いながら
「帰ろう?暗くなる…」
透子の手をとり、クウとシノノメが二人の手をとり帰った。
あざみは崖からみていた。
「透子ちゃん…透子ちゃんか…明日は、透子ちゃんの知り合いを連れてくるわね?」
ガサガサ
「おい!君ね~?本当に、ここに透子ちゃんがいるのかい?」
と風間がわめいていた。
あざみは、にっこりと
「透子ちゃんは、男といるのよ?…罰を与えないとね?」
そう言われ、風間は頬を赤くしながら
「男と…男といるの?透子ちゃんは、地味でおとなしくて…そんなふしだらな女じゃないと思ってたけど…ふ~ん、妬いちゃうな妬いちゃうな…」
あざみは風間の表情を見ながら
“不細工な人間だこと…”
と見下した。
多数のカラスの鳴き声がする。
風が強くなった。
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