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ー真美という娘 ー
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俺には、血の繋がっていない真美という娘がいる。亡くなった早苗は、自分に娘がいるのを隠してたし、「そんな事じゃ嫌いにはならないから。」そう言っても早苗は、なかなか会わせてはくれなかった。
どんな子なのか、どうしても知りたかった俺は、デート帰り駅で別れた早苗の跡をつけ、家を突き止め翌日…
「嘘……なんで…」
手土産のケーキを持参に、押し掛けた。
「なかなか会わせてくれないから。知りたくてな。上がっていいか?」
狭い台所の奥の部屋から、顔だけを引き戸から覗かせている女の子と目があった。
「こんばんは。」
「こんばんは。だーれ?」
「真美っ!あっちいってなさい!」
早苗は、突然俺が来たことを喜んではいなかったが、部屋に入ると静かに口を開き始めた。
女の子は、真美と言って小学5年だと言うのもわかった。
「知的傷害?」
「そっ。見た目は、小学生なんだけど、頭がね…少し遅れてるの。」
付き合う男にそれを言うと、連絡が途絶えた事が多く、俺もそうだと思ったらしい。
「別にいいんじゃないか?周りに迷惑かけてる訳じゃないんだし。」
「そうなんだけどね…。」
ちょうど見ていたテレビが終わったのか、真美は早苗の隣に隠れるように座った。
「真美ちゃん?」
「はい…。」
目が少し大きくて、笑うと早苗に似ているかも知れない。
「真美ちゃんは、お母さんのこと好き?」
「うん。大好き!!」
そう言い、笑ってまた隠れた。それから、早苗に聞きながらも真美ちゃんに学校の事とか少し聞いたりした。
「じゃ、僕が真美ちゃんのお父さんになってもいいかな?」
「ちょっ…と…誠吾さん。」
早苗は慌てていたが、俺は早苗の事を愛していたし、この真美と言う娘も気に入った。
「おとうさん…?パパ?」
「まだ…早いかと…」
「駄目かな?」
真美ちゃんは、早苗を見ていたが、早苗はまだ迷っているらしかった。
「いいよぉ!!これで、みーんな家族だね!!ママ!!」
やはり、真美ちゃんは、笑うと早苗に似ていた。
「じゃ、決まりだ!!早苗、俺と結婚してくれ。お前と真美を泣かせるような事はしないから!!頼む!!」
「はいっ!!」
返事をしたのが、真美ちゃんで早苗は泣き笑い…
「宜しくお願いします。」
そう早苗が頭を下げながら、言って俺達は、家族になり住まいも変わって、半年後…
病院から帰ってる途中、いきなり飛び出してきたバイクに跳ねられ、亡くなった。早苗のお腹の中には、俺のまだ見ぬ子供がいて、くしくもその日は真夏の11回目の誕生日だった…
「ごめんな。お前を泣かせるようなことになつて…」
目撃者が居なくて、事故の起こした奴も名乗り出てはこなかった。
「ママは?死んじゃったの?」
「うん。」
『死ぬ』という言葉は、わかるらしいが…
初七日、四十九日が過ぎ、何となくではあるが真美は、死というのを理解していった。
「これからは、早苗の分まで幸せになろうな。」
「うん…。ママ、ばいばい。」
納骨が終わり、早苗が眠っている墓に真美は手を振り、俺の手を繋いできた。
早苗が、居ない生活は慌ただしかったが、それでも真夏の存在が大きかった。
「パパ、今日は、土曜日だよ。お掃除するんだよ!!」
仕事で疲れてまだ寝ていたかったが、真美は真美なりに頑張って色々としてくれた。
「はいはい。起きるから…ちょっ…隣の部屋で待ってて。」
「はーい!!」
一瞬、真夏の着ているシャツの胸元からぷっくりと膨れてる胸が見えた瞬間、俺の下半身に一気に熱が籠り、久々に勃起…
最近、俺は、真夏の事が気になり始めてきた。
義理とは言え、娘なんだけど、女を感じている…
どんな子なのか、どうしても知りたかった俺は、デート帰り駅で別れた早苗の跡をつけ、家を突き止め翌日…
「嘘……なんで…」
手土産のケーキを持参に、押し掛けた。
「なかなか会わせてくれないから。知りたくてな。上がっていいか?」
狭い台所の奥の部屋から、顔だけを引き戸から覗かせている女の子と目があった。
「こんばんは。」
「こんばんは。だーれ?」
「真美っ!あっちいってなさい!」
早苗は、突然俺が来たことを喜んではいなかったが、部屋に入ると静かに口を開き始めた。
女の子は、真美と言って小学5年だと言うのもわかった。
「知的傷害?」
「そっ。見た目は、小学生なんだけど、頭がね…少し遅れてるの。」
付き合う男にそれを言うと、連絡が途絶えた事が多く、俺もそうだと思ったらしい。
「別にいいんじゃないか?周りに迷惑かけてる訳じゃないんだし。」
「そうなんだけどね…。」
ちょうど見ていたテレビが終わったのか、真美は早苗の隣に隠れるように座った。
「真美ちゃん?」
「はい…。」
目が少し大きくて、笑うと早苗に似ているかも知れない。
「真美ちゃんは、お母さんのこと好き?」
「うん。大好き!!」
そう言い、笑ってまた隠れた。それから、早苗に聞きながらも真美ちゃんに学校の事とか少し聞いたりした。
「じゃ、僕が真美ちゃんのお父さんになってもいいかな?」
「ちょっ…と…誠吾さん。」
早苗は慌てていたが、俺は早苗の事を愛していたし、この真美と言う娘も気に入った。
「おとうさん…?パパ?」
「まだ…早いかと…」
「駄目かな?」
真美ちゃんは、早苗を見ていたが、早苗はまだ迷っているらしかった。
「いいよぉ!!これで、みーんな家族だね!!ママ!!」
やはり、真美ちゃんは、笑うと早苗に似ていた。
「じゃ、決まりだ!!早苗、俺と結婚してくれ。お前と真美を泣かせるような事はしないから!!頼む!!」
「はいっ!!」
返事をしたのが、真美ちゃんで早苗は泣き笑い…
「宜しくお願いします。」
そう早苗が頭を下げながら、言って俺達は、家族になり住まいも変わって、半年後…
病院から帰ってる途中、いきなり飛び出してきたバイクに跳ねられ、亡くなった。早苗のお腹の中には、俺のまだ見ぬ子供がいて、くしくもその日は真夏の11回目の誕生日だった…
「ごめんな。お前を泣かせるようなことになつて…」
目撃者が居なくて、事故の起こした奴も名乗り出てはこなかった。
「ママは?死んじゃったの?」
「うん。」
『死ぬ』という言葉は、わかるらしいが…
初七日、四十九日が過ぎ、何となくではあるが真美は、死というのを理解していった。
「これからは、早苗の分まで幸せになろうな。」
「うん…。ママ、ばいばい。」
納骨が終わり、早苗が眠っている墓に真美は手を振り、俺の手を繋いできた。
早苗が、居ない生活は慌ただしかったが、それでも真夏の存在が大きかった。
「パパ、今日は、土曜日だよ。お掃除するんだよ!!」
仕事で疲れてまだ寝ていたかったが、真美は真美なりに頑張って色々としてくれた。
「はいはい。起きるから…ちょっ…隣の部屋で待ってて。」
「はーい!!」
一瞬、真夏の着ているシャツの胸元からぷっくりと膨れてる胸が見えた瞬間、俺の下半身に一気に熱が籠り、久々に勃起…
最近、俺は、真夏の事が気になり始めてきた。
義理とは言え、娘なんだけど、女を感じている…
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