婚約破棄されて異世界トリップしたけど猫に囲まれてスローライフ満喫しています

葉柚

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一章

31

「肥料あげないと育たないよ?」

「肥料はどこで手に入るの?」

肥料が必要なことはわかったが、肥料はどこで手に入れることができるのだろうか・・・。

「肥料はローズさんのところで購入できるよ?もしくは魔道具を購入して、そのなかに草や野菜やお肉、お魚などを入れておくと肥料にすることもできるよ。でも、まずはローズさんのところで購入するのがいいかもね。まだ畑の面積少ないし。あ、刈り取った草は畑に穴を掘って埋めておくといいよ」

「そうなんだ。ありがとう。うーん、じゃあ、肥料を買いに行かなきゃ植えられないかぁ」

折角、ひまわり植えきっちゃえるかなと思ったのに。
しゃがんでいた姿勢から立ち上がると、腰に痛みが走った。

「痛っ・・・」

腰を押さえると、マリアが覗きこんできた。

「ありゃ。マユって元の世界で畑仕事したことなかったの?農作業は結構力いるからね。魔道具でちょちょいってやってしまえば簡単だけど、マユの場合、購入できないからなぁ・・・」

「・・・大丈夫、ゆっくり体をならしていくから。それより、肥料を買いに行こう」

「無理しないでね?」

私は、マリアと一緒にローズさんのところに肥料を買いに行くことになった。



「ローズさん。肥料ちょうだーい」

「あいよ。ああ、マユいらっしゃい。肥料がなかったのかい。初心者なら万能肥料がいいかな?万能肥料だったらどんなものにでも使えるよ」

ローズさんはそう言って、白い入れ物に入った肥料を見せてきた。

「いくつ必要だい?」

「いくつ必要なんだろう。どのくらい肥料を混ぜていいのかわからないんです。目安ってありますか?」

「そうだね。だいだい5m四方で1つかね」

5m四方で1つか。
ヒマワリだけなら一つで足りそうだけど、ほかにもいろいろあるからなぁ。

「とりあえず、3ついただけますか?」

「あいよ!3つで1500ニャールドだよ。一つあたり10キロだが持てるかい?」

合計30キロか。
以外と重いなぁ。

困ったなぁと思っていると、マリアが横から

「大丈夫です。肥料袋持ってきましたから」

「そうかい、なら肥料袋にいれとくね」

肥料袋ってなんだろうと思いながら、お金を払う。

「ローズさん、ありがとうございました」

「こちっこそ毎度あり。また買いにきてよ」

「はいっ!」

私たちはローズさんの店を後にした。 
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