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世界樹への道のり その2
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「いってらっしゃいませタタラ様、マロフィノ様」
「ありがとうございます。それでは一週間後にまたここで」
「フライヤお姉さんまたね!オニ」
「差し支えが無ければひとつ、お聞きしてもよろしいでしょうか?」
いつもよりも少しだけ険しい顔のフライヤさん、とは言ってもエヴァさんに比べたら仔鹿のようなものである。
「はい」
「個人的な好奇心でお聞きしますが、どういった御用事でわざわざ【クリプス】まで行かれるのでしょうか?」
「…っえ?」
「オニ?」
移動している間に目的地に行くのが目的になって、いつのまにか世界樹見学ツアー的な気分になっていたが、本来の目的は。
「いや、その…【フェニックスの羽】を5枚ほど」
「なるほど、それでしたら守護鳥フェニックス様のお住まいであられる、聖地クリプスが目的地なのに納得いたしました」
「いやー、あはは、そうなんですぅ」
世界樹で頭がいっぱいでまったく情報収集をしなかった自分の愚かさを棚に上げ、フライヤさんに対し「昨日会った時に聞いてよ!」と心の中で文句を言ってしまったことは黙っておくとしてだ。【クリプス】にフェニックスの巣があると知れたことは朗報だ。巣の周りなら羽の5枚や6枚、いや行くだけでも難易度の高い場所だ十数枚単位で期待が出来るかも知れない。
一枚1000万……アクリスに来てから金運にだけは恵まれている気がする。
そう、金運にだけは……。
「引き止めてしまい、申し訳ございませんでした。ご武運をお祈り申し上げます」
私は、フライヤさんに会釈をしてマロオニに視線をおくった。
「マロ、頼んだぜ」
「任せて!いっくよー!フィッ、グウォォォン」
マロオニは前屈みになり全身に力を込めた。
次第に体が大きくなっていき、ポンッと軽い音とともに煙が上がりマロオニの体を隠した。そして、煙の中から巨大なドラゴンが姿を現し。
「マロッ!フィーーート!ドラ」
毎回思うのだが、マロの変身なんか雑じゃね?
視線を後ろに移すとドン引きした顔のフライヤさんが見えたが、とりあえず見なかったことにしよう。
「このまま真っ直ぐ飛べば良いからな」
マロフィートの背に乗りながら声をかける。
「了解なのだ!ドラ」
マロフィートが大きな翼をはためかせ、その巨体を宙に浮かせた。
「いっくよー!ドラ」
「行って来ます!フライヤさん」
「ご武運を」
マロフィートは徐々に高度を上げながら私が指し示した方角に一直線に飛び立った。
てか、風圧がやばい。
「いやっはー!!ドラ」
「ちょっ、もう少しゆっくり」
「まだまだいけちゃうよー!ドラ」
あっ、ダメだコイツ、ハイになってる。
「マジ無理!マジ無理だって!!」
「ドラ!ドラ!ドラ!ドラァァアア!!」
「速度あげんなぁぁ!!」
♢
島を飛び立ってから約40分、空を飛ぶ魔獣に何度か遭遇したもののマロフィートの異常なハイスピードのおかげで戦闘になることもなく【クリプス】に向け順調に飛行を続けていた。
しかし。
「グウォォォン!!空飛ぶのたっのしー!!ドラ」
「……フィート……速度……もう限界」
ツルツルの鱗に必死にしがみつく私に限界が訪れようとしていた。
「えっ?なにか言った?ドラ」
ダメだ風圧に負けて全然聞こえてねぇ、もうマジで……って!
「マロフィート!!アレは!!」
「フィッ?グロッ!!ドラ」
私の言葉にマロフィートは驚きの声を上げ急ブレーキをかけ止まると同時にホバリングを始めた。
「すっ、すげぇ」
「おおきい……ドラ」
遥か前方で海の上に浮かんでいるように見える一本の木。
「ははは、島は輪郭すら見えちゃいないってのに、先にお出迎えいただけるとは…」
「フィーーウォッ!!タタラ!タタラ!もしかしてアレが!?ドラ」
「そうだ間違いない……アレが」
私はかつて【AQURIS online】というヴァーチャル空間で、まったく同じ景色を船の上から見て、まったく同じ感動を味わったことがある。
「世界樹だ」
世界樹があそこで待っている、そう思うと、体が震えた。
「行くぞマロフィート!!全速力!前進だ!!」
「ラジャラジャー!!いっくぞー!!ドラ」
マロフィートは先ほどまでよりさらに力強く羽ばたき速度を上げたが、私の腕にいつのまにか力が戻りさっきまでの辛さがが嘘のように消え去り、片手でも余裕でしがみついていられるようになった。
「タタラ!前に鳥さんたくさん。ドラ」
鳥さんと言うにはあまりにも巨大な魔獣がクリプス方面からこちらに向かって来ている。
コウモリの羽を思わせるようなフォルムの大きな翼に大きな頭、それに対しての小柄な胴体、翼開長は約7~8メートルと言ったところか、つーか鳥じゃ無くて翼竜じゃん。
【解析】
【 名前 】 コアトリス
【 レベル 】 110
【 HP 】 14800/14800
【 OP 】 1900/1900
うわー、こんなのが20体も来てるー。うわー、引くわー。って。
「引いてる場合じゃねぇ!マロフィート!引き付けて【ブレス】だ!」
「了解!いっくぞー!!ふーーーーーーーーーーーッ!ドラ?」
マロフィートは結構強めに息を吐いた。
「これにどんな意味がある?ドラ」
長い首をくねらせ不思議そうに背中の私を見つめるマロフィート。
「よし!ごめん!俺が悪かった!俺に任せてそのまま突っ込め!」
「ラジャ!ラッジャー!いっくぞー!!ドラ」
雷魔法【トリプルサンダー】
来い!
「ベルググ!!」
私の右手に漆黒の大剣が現れる。
『ずいぶんご無沙汰だったなぁ』
「ああ、すまん。久しぶりに腹いっぱいにしてやるよ、俺のイメージがわかるか!?」
『あん?ああ、クックッ。テメェ面白ぇこと考えやがる』
「出来るよな!?」
『テメェ次第だ』
なら……出来る!!
「そろそろ来る!行くぞ!」
暴食スキル
「【暴食王の右手】」
最初に放った三連の雷が閃光を撒き散らしながら私達の上に飛来する、それをベルググから伸びた漆黒の腕のようなオーラが絡めとる。
バハムートの戦闘でレベルアップした私は、特殊スキル【イマジネーター】で今で出来なかったような高度なスキルを発動可能になっていた。
「マロフィート!頭下げろ!」
ベルググの刀身が暴れまわる雷のエネルギーを閉じ込めながら青白い光を放つ。
「【三首黄金龍】」
閉じ込めたエネルギーを【飛剣】【龍件】を合わせ、三方向に同時放つイメージでベルググを振る。
ベルググから放たれた雷を纏った龍型のオーラうねりながら突き進み【コアトリス】の集団手前で三本に分かれ【コアトリス】の集団を食い尽くし砂煙に変えた。
「タタラ!すごいすごい!よきできました!ドラ」
「ほっ、うまく行ったな」
タタラ(LV198)スキルイマジネーター
HP:6806/6912 OP:2292/3698
今の一瞬でOPを1400も消費したが、それでも、凄まじい威力だったなぁ……。
「ねぇねぇねぇ、ふーってやつなんだったの?ドラ」
「……忘れろ」
ドラゴンのブレスで敵をなぎ倒しながら空を駆け巡りたいと言う欲求はお前にはわかるまいて。
「さて、道が空いたところでとっとと上陸といこうか!」
「さっんせー!!レッツゴーだ!ドラ」
「ありがとうございます。それでは一週間後にまたここで」
「フライヤお姉さんまたね!オニ」
「差し支えが無ければひとつ、お聞きしてもよろしいでしょうか?」
いつもよりも少しだけ険しい顔のフライヤさん、とは言ってもエヴァさんに比べたら仔鹿のようなものである。
「はい」
「個人的な好奇心でお聞きしますが、どういった御用事でわざわざ【クリプス】まで行かれるのでしょうか?」
「…っえ?」
「オニ?」
移動している間に目的地に行くのが目的になって、いつのまにか世界樹見学ツアー的な気分になっていたが、本来の目的は。
「いや、その…【フェニックスの羽】を5枚ほど」
「なるほど、それでしたら守護鳥フェニックス様のお住まいであられる、聖地クリプスが目的地なのに納得いたしました」
「いやー、あはは、そうなんですぅ」
世界樹で頭がいっぱいでまったく情報収集をしなかった自分の愚かさを棚に上げ、フライヤさんに対し「昨日会った時に聞いてよ!」と心の中で文句を言ってしまったことは黙っておくとしてだ。【クリプス】にフェニックスの巣があると知れたことは朗報だ。巣の周りなら羽の5枚や6枚、いや行くだけでも難易度の高い場所だ十数枚単位で期待が出来るかも知れない。
一枚1000万……アクリスに来てから金運にだけは恵まれている気がする。
そう、金運にだけは……。
「引き止めてしまい、申し訳ございませんでした。ご武運をお祈り申し上げます」
私は、フライヤさんに会釈をしてマロオニに視線をおくった。
「マロ、頼んだぜ」
「任せて!いっくよー!フィッ、グウォォォン」
マロオニは前屈みになり全身に力を込めた。
次第に体が大きくなっていき、ポンッと軽い音とともに煙が上がりマロオニの体を隠した。そして、煙の中から巨大なドラゴンが姿を現し。
「マロッ!フィーーート!ドラ」
毎回思うのだが、マロの変身なんか雑じゃね?
視線を後ろに移すとドン引きした顔のフライヤさんが見えたが、とりあえず見なかったことにしよう。
「このまま真っ直ぐ飛べば良いからな」
マロフィートの背に乗りながら声をかける。
「了解なのだ!ドラ」
マロフィートが大きな翼をはためかせ、その巨体を宙に浮かせた。
「いっくよー!ドラ」
「行って来ます!フライヤさん」
「ご武運を」
マロフィートは徐々に高度を上げながら私が指し示した方角に一直線に飛び立った。
てか、風圧がやばい。
「いやっはー!!ドラ」
「ちょっ、もう少しゆっくり」
「まだまだいけちゃうよー!ドラ」
あっ、ダメだコイツ、ハイになってる。
「マジ無理!マジ無理だって!!」
「ドラ!ドラ!ドラ!ドラァァアア!!」
「速度あげんなぁぁ!!」
♢
島を飛び立ってから約40分、空を飛ぶ魔獣に何度か遭遇したもののマロフィートの異常なハイスピードのおかげで戦闘になることもなく【クリプス】に向け順調に飛行を続けていた。
しかし。
「グウォォォン!!空飛ぶのたっのしー!!ドラ」
「……フィート……速度……もう限界」
ツルツルの鱗に必死にしがみつく私に限界が訪れようとしていた。
「えっ?なにか言った?ドラ」
ダメだ風圧に負けて全然聞こえてねぇ、もうマジで……って!
「マロフィート!!アレは!!」
「フィッ?グロッ!!ドラ」
私の言葉にマロフィートは驚きの声を上げ急ブレーキをかけ止まると同時にホバリングを始めた。
「すっ、すげぇ」
「おおきい……ドラ」
遥か前方で海の上に浮かんでいるように見える一本の木。
「ははは、島は輪郭すら見えちゃいないってのに、先にお出迎えいただけるとは…」
「フィーーウォッ!!タタラ!タタラ!もしかしてアレが!?ドラ」
「そうだ間違いない……アレが」
私はかつて【AQURIS online】というヴァーチャル空間で、まったく同じ景色を船の上から見て、まったく同じ感動を味わったことがある。
「世界樹だ」
世界樹があそこで待っている、そう思うと、体が震えた。
「行くぞマロフィート!!全速力!前進だ!!」
「ラジャラジャー!!いっくぞー!!ドラ」
マロフィートは先ほどまでよりさらに力強く羽ばたき速度を上げたが、私の腕にいつのまにか力が戻りさっきまでの辛さがが嘘のように消え去り、片手でも余裕でしがみついていられるようになった。
「タタラ!前に鳥さんたくさん。ドラ」
鳥さんと言うにはあまりにも巨大な魔獣がクリプス方面からこちらに向かって来ている。
コウモリの羽を思わせるようなフォルムの大きな翼に大きな頭、それに対しての小柄な胴体、翼開長は約7~8メートルと言ったところか、つーか鳥じゃ無くて翼竜じゃん。
【解析】
【 名前 】 コアトリス
【 レベル 】 110
【 HP 】 14800/14800
【 OP 】 1900/1900
うわー、こんなのが20体も来てるー。うわー、引くわー。って。
「引いてる場合じゃねぇ!マロフィート!引き付けて【ブレス】だ!」
「了解!いっくぞー!!ふーーーーーーーーーーーッ!ドラ?」
マロフィートは結構強めに息を吐いた。
「これにどんな意味がある?ドラ」
長い首をくねらせ不思議そうに背中の私を見つめるマロフィート。
「よし!ごめん!俺が悪かった!俺に任せてそのまま突っ込め!」
「ラジャ!ラッジャー!いっくぞー!!ドラ」
雷魔法【トリプルサンダー】
来い!
「ベルググ!!」
私の右手に漆黒の大剣が現れる。
『ずいぶんご無沙汰だったなぁ』
「ああ、すまん。久しぶりに腹いっぱいにしてやるよ、俺のイメージがわかるか!?」
『あん?ああ、クックッ。テメェ面白ぇこと考えやがる』
「出来るよな!?」
『テメェ次第だ』
なら……出来る!!
「そろそろ来る!行くぞ!」
暴食スキル
「【暴食王の右手】」
最初に放った三連の雷が閃光を撒き散らしながら私達の上に飛来する、それをベルググから伸びた漆黒の腕のようなオーラが絡めとる。
バハムートの戦闘でレベルアップした私は、特殊スキル【イマジネーター】で今で出来なかったような高度なスキルを発動可能になっていた。
「マロフィート!頭下げろ!」
ベルググの刀身が暴れまわる雷のエネルギーを閉じ込めながら青白い光を放つ。
「【三首黄金龍】」
閉じ込めたエネルギーを【飛剣】【龍件】を合わせ、三方向に同時放つイメージでベルググを振る。
ベルググから放たれた雷を纏った龍型のオーラうねりながら突き進み【コアトリス】の集団手前で三本に分かれ【コアトリス】の集団を食い尽くし砂煙に変えた。
「タタラ!すごいすごい!よきできました!ドラ」
「ほっ、うまく行ったな」
タタラ(LV198)スキルイマジネーター
HP:6806/6912 OP:2292/3698
今の一瞬でOPを1400も消費したが、それでも、凄まじい威力だったなぁ……。
「ねぇねぇねぇ、ふーってやつなんだったの?ドラ」
「……忘れろ」
ドラゴンのブレスで敵をなぎ倒しながら空を駆け巡りたいと言う欲求はお前にはわかるまいて。
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