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王妃の病
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翌朝、ご飯を食べると牢から出された。連れていかれたのは呻き声をあげてる人たちが沢山いるところだった。そこにソ・ヨンギもいる。
「この者の病を治してみよ」
私は言われたとおり、治癒魔法で病を治した。
「治しました」
「医官」
「はい!」
医官と呼ばれた人が私が治した人の脈を見ている。それで病が治ったかどうかが分かるなんて、私より凄いのでは?
「どうだ?」
「完治しております」
「本当か?」
「はい」
私たちはその場を後にする。そして私はソ・ヨンギに付いてくるように言われた。連れていかれた場所は宮殿だった。現代にいたころちょっとだけ韓国ドラマの時代劇で見たことがあった。
「この者の身なりを整えよ」
「はい」
チマチョゴリを着た女の人に私を託すとソ・ヨンギは出ていった。
私は服を脱がされ、上はピンクで下は濃い青の服に着替えされられ、髪を後ろにリボンで結ばれた。そして化粧をされる。
支度が整うとまたソ・ヨンギのところに連れていかれた。
「これから行くところは中宮殿だ。そなたには王妃様の病を治してもらう」
そのまま行こうとするソ・ヨンギを呼び止める。
「まずは礼儀作法を教えてくれませんか?無礼があってはなりませんから」
お辞儀とカーテシーしか出来ない。ここでは違うだろう。
「時間がない。王妃様は危篤だ」
今回は無礼があっても許してもらえるということで急いで中宮殿に向かった。中宮殿の中に入ると医官のほかに金龍の刺繍が胸と両肩にある赤い服を着た40歳くらいの男もいた。
「王様、この者です」
王様?
それって礼儀作法がなってないと会ってはならない人では?
私の焦りなど無視してソ・ヨンギは王様に私を差し出す。
「そなたが王妃を治せるのか?」
「は、はい」
ペコペコと頭を下げて是と答えた。
「ならば治してみよ」
王妃様の側に行くのは失礼な気がして、その場で治癒魔法を使う。
「治りました」
「は? そなたが今何かしたのか?」
「はい。治癒魔法を使いました」
「御医、確認しろ」
王様の命令で御医が王妃様の脈をみる。脈をみた御医は驚いたあと王様に告げた。
「治っております。完治しております!」
「本当か?」
「はい!直に目覚めるかと思います」
王様が私を見る。
「名を何と申す?」
「山下美耶と申します」
「ミヤか。褒美をとらす、何でも言うが良い」
「それならば住む家と仕事をお願いします」
あんな牢生活はごめんだ。
「それは叶えることは出来ぬ」
「どうしてですか?」
そんな難しいことなんて言ってないのに。
「そなたの力は危険だ。そなたの道は2つに1つ。このまま獄中で過ごすか、余の側室になるかだ」
側室!?
「無意味に魔法を使うことはしないと誓います」
「周りはそうは思わぬ。そなたの力を利用しようとするだろう」
沢山の人がいる中で使ったから今更隠すことは無理か……。
側室か……。
王様の顔を見る。まぁ悪くは無い。だが、王妃がいるのに側室なんて。現代で生きてきた私には受け入れにくい話だ。それでも獄中で過ごすことを考えたら側室の方がいいかもしれない。
「恐れ多いことですが、少しでも思いを寄せてもらうことは出来ますか?」
親愛の情でも構わないから、少しでも好きだと思ってくれるならいい。もちろん、私も好きになるように努力する。
「心を寄せる?」
「はい。ほんの少しでいいのです」
「そなは余に心をくれるのか?」
「王様のことを好きになれるよう努力します」
「そうか」
王様は嬉しそうに笑った。その笑顔を見て、この人ならいいかもしれないと思った。
「この者の病を治してみよ」
私は言われたとおり、治癒魔法で病を治した。
「治しました」
「医官」
「はい!」
医官と呼ばれた人が私が治した人の脈を見ている。それで病が治ったかどうかが分かるなんて、私より凄いのでは?
「どうだ?」
「完治しております」
「本当か?」
「はい」
私たちはその場を後にする。そして私はソ・ヨンギに付いてくるように言われた。連れていかれた場所は宮殿だった。現代にいたころちょっとだけ韓国ドラマの時代劇で見たことがあった。
「この者の身なりを整えよ」
「はい」
チマチョゴリを着た女の人に私を託すとソ・ヨンギは出ていった。
私は服を脱がされ、上はピンクで下は濃い青の服に着替えされられ、髪を後ろにリボンで結ばれた。そして化粧をされる。
支度が整うとまたソ・ヨンギのところに連れていかれた。
「これから行くところは中宮殿だ。そなたには王妃様の病を治してもらう」
そのまま行こうとするソ・ヨンギを呼び止める。
「まずは礼儀作法を教えてくれませんか?無礼があってはなりませんから」
お辞儀とカーテシーしか出来ない。ここでは違うだろう。
「時間がない。王妃様は危篤だ」
今回は無礼があっても許してもらえるということで急いで中宮殿に向かった。中宮殿の中に入ると医官のほかに金龍の刺繍が胸と両肩にある赤い服を着た40歳くらいの男もいた。
「王様、この者です」
王様?
それって礼儀作法がなってないと会ってはならない人では?
私の焦りなど無視してソ・ヨンギは王様に私を差し出す。
「そなたが王妃を治せるのか?」
「は、はい」
ペコペコと頭を下げて是と答えた。
「ならば治してみよ」
王妃様の側に行くのは失礼な気がして、その場で治癒魔法を使う。
「治りました」
「は? そなたが今何かしたのか?」
「はい。治癒魔法を使いました」
「御医、確認しろ」
王様の命令で御医が王妃様の脈をみる。脈をみた御医は驚いたあと王様に告げた。
「治っております。完治しております!」
「本当か?」
「はい!直に目覚めるかと思います」
王様が私を見る。
「名を何と申す?」
「山下美耶と申します」
「ミヤか。褒美をとらす、何でも言うが良い」
「それならば住む家と仕事をお願いします」
あんな牢生活はごめんだ。
「それは叶えることは出来ぬ」
「どうしてですか?」
そんな難しいことなんて言ってないのに。
「そなたの力は危険だ。そなたの道は2つに1つ。このまま獄中で過ごすか、余の側室になるかだ」
側室!?
「無意味に魔法を使うことはしないと誓います」
「周りはそうは思わぬ。そなたの力を利用しようとするだろう」
沢山の人がいる中で使ったから今更隠すことは無理か……。
側室か……。
王様の顔を見る。まぁ悪くは無い。だが、王妃がいるのに側室なんて。現代で生きてきた私には受け入れにくい話だ。それでも獄中で過ごすことを考えたら側室の方がいいかもしれない。
「恐れ多いことですが、少しでも思いを寄せてもらうことは出来ますか?」
親愛の情でも構わないから、少しでも好きだと思ってくれるならいい。もちろん、私も好きになるように努力する。
「心を寄せる?」
「はい。ほんの少しでいいのです」
「そなは余に心をくれるのか?」
「王様のことを好きになれるよう努力します」
「そうか」
王様は嬉しそうに笑った。その笑顔を見て、この人ならいいかもしれないと思った。
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