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王様side
「それは事実か?ポン尚宮」
「ええ、王様。承恩尚宮様は王様派だそうです」
「王様派か。そうか、そうか」
余は前王妃、現在の王妃、そして側室が何人かいる。余が見染めた淑嬪も最初は余の寵愛を求めてるだけだと思っていた。だが、重臣が近付くと権力欲に溺れ、今では禧嬪と争ってる。
誰もが後ろ盾を得て上を目指していくのが世の道理だと諦めていた。
それが、まさか危険なだけで側室にしようとしてる少女が余の味方だと言う。
この気持ちは何だろうか?
とても暖かく心地良い。言葉では言い尽くせない思いがある。
「尚膳!彼女を淑媛にする。いや、貴人だ!いやいや嬪がいい」
「王様、ほかの者が恨みを抱かないように淑媛から与えるのがよいかと」
「そうか?」
「はい。特に嬪は王子を産まなければ重臣たちも納得しないでしょう」
「王妃を治したんだ。もっと高い位でも良いのではないか?」
正二品の昭儀でも構わないと思うがな。位があれば見くびる者も減るだろう。だが、内命婦のことは王妃の管轄でもあるから、余1人の気持ちではどうにもならないな。
王妃も命を救われたんだから、感謝はしてるだろう。きっと余の考えに賛同してくれるに違いない。明日にでも王妃に相談しよう。
「王様、恐れながら……」
「何だ?ポン尚宮」
「承恩尚宮様はまだしきたりを存じてません。位を上げるのはそれからの方が良いかと思います」
国法やしきたりを軽んじれば、その災いは彼女に降りかかる。
「ポン尚宮、彼女を立派な側室にせよ」
「承りました」
ポン尚宮に任せておけば安心だ。
「ええ、王様。承恩尚宮様は王様派だそうです」
「王様派か。そうか、そうか」
余は前王妃、現在の王妃、そして側室が何人かいる。余が見染めた淑嬪も最初は余の寵愛を求めてるだけだと思っていた。だが、重臣が近付くと権力欲に溺れ、今では禧嬪と争ってる。
誰もが後ろ盾を得て上を目指していくのが世の道理だと諦めていた。
それが、まさか危険なだけで側室にしようとしてる少女が余の味方だと言う。
この気持ちは何だろうか?
とても暖かく心地良い。言葉では言い尽くせない思いがある。
「尚膳!彼女を淑媛にする。いや、貴人だ!いやいや嬪がいい」
「王様、ほかの者が恨みを抱かないように淑媛から与えるのがよいかと」
「そうか?」
「はい。特に嬪は王子を産まなければ重臣たちも納得しないでしょう」
「王妃を治したんだ。もっと高い位でも良いのではないか?」
正二品の昭儀でも構わないと思うがな。位があれば見くびる者も減るだろう。だが、内命婦のことは王妃の管轄でもあるから、余1人の気持ちではどうにもならないな。
王妃も命を救われたんだから、感謝はしてるだろう。きっと余の考えに賛同してくれるに違いない。明日にでも王妃に相談しよう。
「王様、恐れながら……」
「何だ?ポン尚宮」
「承恩尚宮様はまだしきたりを存じてません。位を上げるのはそれからの方が良いかと思います」
国法やしきたりを軽んじれば、その災いは彼女に降りかかる。
「ポン尚宮、彼女を立派な側室にせよ」
「承りました」
ポン尚宮に任せておけば安心だ。
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