じゃあ勇者でお願いします。

本能寺隼人

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第六章ー神界転移ー

THE49ー3人目と1stー

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俺達はスプリエルを捕獲してシルバの背中で話し合いをしていた。

「おいっ駄女神は何か役に立つ事はあるのか?」

「駄女神って…フンッ!姉様ぁ達のぉ居場所がぁわかるぅよぉ?」

「「「「「「チッ!」」」」」」

「で…でしたら…案内…してもらえば…ど…どうかしら?」

エリスは拳を震わせながら俺に言うが…怖い…

「あ…あぁ…頼めるか?」
「はぁぁいっかしこまりぃ~!」

あなた…?
龍九よ…
あの娘は…ダメ…じゃ…

あぁわかる…口で言え…

「おいっ…その話方…なんとかならないか?」

「えぇ…はぉっ!?…了解っス!」

俺は急に青褪めたので振り返るとエリスとスカーレットがニコニコしていたが…
エイシャとリリョウも青褪めていた…

「リューク…あんたマジで気をつけなさいよ?」
「はっ?なにを?」

「「さぁ…ねぇー?」」
エリスとスカーレットは機嫌が良くなった。

「…怖…い」
「妻は怖い者ですよ」
ナージャは冷静であった。

途中までシルバが疾走するも幽霊がまた増えてきたので徒歩に変更になった…

「あぁマジ徒歩とかダルいっス!タコ焼きないんスカ~?」

「ねぇよっ!!」
「ところであなた?たこ焼き…って何?」
「おっ!姉さんタコ焼き…気になりまスカ?」

そう言うとスプリエルは右手を別の空間にいれ手を戻すとタコ焼きを持っていた…

「あるのかよっ!」
「隠しラストタコ焼きっスよ!」
「「「「「「っ!!」」」」」」

「「「「「「「美味し~」」」」」」」

「…なくなったっス…」

「ん~ちょうど8人だからなッゴク」

「出さなきゃよかったっスよ…」

「こんなの初めて食べたわ♪」
「うむっ美味じゃった!」
「我もこんな物初めて食べました!」
「美味…」
「美味しかったっ!」
「ボクはまだ鼻に香りが残ってるよ~♪」

「はぁ~…」

「「「なっ!!」」」
シルバ、ナージャ、スプリエルは戦闘態勢に移りそれを見た俺達も剣抜き、魔法を放つ態勢に移った。

「なんじゃ…ばれてしまったか…残念っ!」
すると声した方向より先日エリスが放った物と同じ魔法が襲う。
「くっ…皆私の後ろにっ!」
エリスは同じ魔法で相殺している。

「ウィンタエル!」
スプリエルは声の主に向かい名を叫ぶ。

「私達がっ!」
エイシャはリリョウと龍神昇華を行い空中に飛び立つ。

「はぁぁっ!」

「ほぉこれはこれはっ中々強いのっ」

「こっのぉっ!ふざけんなぁぁ!」

明らかに相手は手を抜いている…

「ほれっ当たってしまうぞ?ほほほ」
「チッ!」

「ところで、スプリエルよ?お主はあのお方を裏切ったのじゃな?」

「くっ…えっ?」
スプリエルを庇うように俺が前に立つ。

「全く…其方はいつも影でコソコソと…」
「お前の相手は私だぁぁぁ!」
「五月蝿いっ!」

「なっ!」
エイシャの剣は弾かれその勢いはエイシャ本人に戻り地面に激突する。

「ビックバン!」

「これはまずいな…」


「くっ…逃げられました…」

「リリョウ!エイシャ!」
俺は慌てて2人が落ちた場所に走る。

「だ…大丈夫よっ!くそっなめやがってっ!」
エイシャは無事なようだ。

「リリョウはどこだ?」
「うぅ…だ…大…丈夫…はぁ…はぁ」

明らかに顔色も良くない…俺はすぐさま抱き上げ回復魔法をかける。
「あり…がと…あぅっ…」

そのままリリョウは気を失った。

「「リリョウ!?」」

「これは…魂の負荷がひどいの…」
「「??」」

俺とエイシャはなんの事かわからなかった。

「とりあえず今日はここまでだ…」

俺はリリョウを抱き上げたまま皆にここでキャンプをする事を伝えた。

……

テントにリリョウを寝かせてリュークとエリス、スカーレットは看病をしている…

ナージャとシルバは別のテントで仮眠中だ。

私はスプリエルと2人で焚き火の番と見張りをしている。

「くそッ…私のせいでリリョウは…」

「そっスね~明らかにキャパオーバーしてたっスもんね~」

「なっ!?あんたに何がわかんのよっ!」

「私ぃこれでも女神なんでぇ!」

「くっ…」

「明らかにリリョウさんに負担がかかりすぎっス!エイシャさん弱すぎでそれを無理矢理押し上げてもらってるスネ!」

「…何が…言いたいのよっ!」

「だからぁリリョウさんはでっかいタコなんスヨっ!でもエイシャさんの衣は小さいから破けない様にリリョウさんが補って無理して大きくしてるっス!」

「くっ…どうしたら…」

「簡単っスよ?幸いにもここには最強メンバーが揃ってますからっ最悪紗維斗さんだけでもコピれば楽勝にレベルアップしますからっ!」

「えっ!?」
「だからぁエイシャさんも《女神の代理》スキルゲットすればいいんっスよ!」

「…しなさい…」
「ハイッ?」

「いいから私にもよこしなさいよ!」

エイシャはスプリエルの肩を激しく揺する。
「ちょっ無理っ!無理っスよぉ~ぉ~」

「チッ!なんでよっ?」

「はぁ…はぁ…私の力はもう残りカスなんスヨ…力のほとんどは紗維斗さんが所持してますから~…」

「じゃあリュークに譲渡してもらえばいいのね?」

「まぁ簡単に言うとそっスね!ただぁ~…」
「っ何よっ!まだなんかあんのっ?」

「はいぃ~スキルは基本…誕生前に付けるものであって途中付与は…ふふっ」

「何が言いたいのよっ!まどろっこしいわねっ!」

「弟さんとチュー…っスね!」

「なっっっ!バッカじゃないの!?」

「エイシャうるせぇよ!リリョウが大変な時ぐらい静かにしろよっ!」

「っっっっ!うっさいっ!死ねっ!愚弟っ!」

「「…」」

「わかったわよ…でもっこれはリリョウの為なんだからねっ!」

「へいへいっ別につがいになれって言ってね~んっスから~」
「つが…///っこのっ駄女神っ!」

スプリエルは楊枝を咥えながら手をヒラヒラしてエイシャを見送った。

「あっ!言い忘れた…まぁ紗維斗さんならぁ大丈夫かぁ~」


「リューク…リリョウは?」
「まだ眠ってる…」

「…ちょっといい?」
「あっ?…わかった…」

エイシャに呼び出されてテントを出るが何やらエイシャが真面目な顔で呼ぶので外に出た。

そしてテントの横でエイシャに袖を掴まれたので振り返る。

「一体、なんっ!?」
「んっ!」

「「なっ!」」
「「えっ?」」

2人の行為は焚き火により2つのテントの中からでも影で丸見えであった。

なぜ俺は…エイシャにキスされてる?
意味がわかなかった…

唇が離れるとエイシャに突き飛ばされ走って逃げて行った…
テントに戻るとエリスとスカーレットが口をぱさせていてナージャもテントに入ってきた。

「どっどうした…?」
「「「それは…こっちの…」」」

「俺も意味がわからない…」

俺達は頭に?が浮かんでいた。


「はぁ…はぁ…キ…キス…してきたわよ?」

「おぉ早いっスね~で、ステータスはどうっスか?」
「ちょっと待ちな…へ…?」
「あっれぇ?付与されてねぇっスね?」

…ブチッ…

「んっ?ブチ?…ちょ…っと?」

「な…な…なんでよぉぉ!!騙したのねぇぇ!」

「なぁ~ん~のぉ~事ぉ~スカァ~ァ~!」

「わだじのファーズトギズだったのにぃー」

俺達はまた騒がしくなった外に顔を出すとエイシャは大泣きでスプリエルを激しく揺すっていた…


「一体どうしたんだよ?変だぞ?」
「はい…お義姉様からリュークにキスなんて…」
「そうじゃっキスなどっ!」
「まさかお義姉様もマスターに…」

「ちっ…ぢがうー!うわぁぁぁん」





「うぅ…ヒック…ヒック…」
「…ヨシ…ヨシ…」

エイシャが号泣している間にリリョウも目が覚め今リリョウの膝でエイシャは未だに泣いていた…

「そんなに…俺…嫌…」

「私は初めてのキスはあなたでよかったわ!」
「妾もじゃ安心せい」
「我もですよ、マイマスター」
「…私…も…ダヨ」
「ボクも!」

「「「「…え?」」」」
「あっ…」

「いや…それよりも…」
俺は話を変えたかっただけだ。

「「「「黙ってて!」」」」
「はい…」

あぁまたか…いや…でもエイシャも同じじゃね?

俺は問い詰められてるシルバを横にコソコソとスプリエルの下に一体何が起きたのかと事の顛末を確認した。


「なるほど…そんな事できるのか…」
「そっスよ!確かめてくださいな」

俺は1人ステータスを弄ってみると付与まで行く事ができた。

「あっそれっスね!それで付与する相手にブッチューでオッケーッスよ!ただしっ1人が限度ッス!」

「わかった…」

すると…

「あなたー?」
「龍九ー?」
「マスター?」
「龍…九?」

俺は背後から妻達に呼びかけてられるが殺気が…

眼前にいるスプリエルは青褪め口をパクパクして震えてる…

俺は振り向く事なくスプリエルに向かい妻達に言い放つ。

「違うぞ!エイシャと同じだからな!」

俺はあぐらをかき腕を組んだまま誰かに襟を掴まれ後方のテントの裏に引きずられて行った…







俺の服はボロボロになっていたが外傷はすでに回復済みだ…

エイシャは目の前で目を閉じている。
「行くぞ?」

俺はエイシャにキスをして付与した。

「できたぞ?」

「…うん…」

「姉弟なんだから回数に加算されんから安心しろ!」

「…うん…」

唇を抑え頬を赤く染め妙にしおらしくなったエイシャだった。
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