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そして初夜を迎えた。
僕は閨着に着替えて旦那様になったアドラ様を待つ。緊張で手の震えがおさまらない。
「……ミリアン、待たせた。」
ふぁ!い、いつの間に入ってきていた事にも気付かなかった。
「ア、アドラ様!お、お待ちしておりました。あの、今宵はつ、月が綺麗に出ておりまして、」
「ふっ、うん。そうだな。」
月明かりに照らされるアドラ様がいつもの数倍色っぽい。……どんどん近付いてる。
「ミリアン、綺麗だ。月よりも。」
「っ!!」
その瞬間唇に何かが触れた。と思ったら口を開かれ温かいものが入ってくる。
「んっ、はぁッんむ、あっ」
キ、キスだ!息が出来ないっ!
「あっ、っドラ、しゃまっ、まっ」
「っ!すまない、急過ぎたな。……触るぞ?」
「え、あ、はい!よろしくお願い致します。」
あぁ、僕が初心者過ぎる、ごめんなさい満足させられなかったらどうしよう。……?何だか、か、身体が熱くなって
「ア、アドラ様っ!どうしましょう、僕、僕身体がっ」
「ああ、俺も感じてるよ。ヒートが来たんだな。」
ヒート!そう言えばΩなのに一度もヒートを経験したことがなかった。
「安心しろ、今までは抑制剤で抑えてきていただけだ。今日は初夜だからな、必要ないだろ。」
??抑制剤?僕そんなの飲んだことない気が……?わかんない。
「んあっ!」
アドラ様の手が僕の胸の突起を弾く。なにこれ?
「き、きもちぃ……。」
「っ!そうか良いか。」
「もっとぉ、アドラしゃまぁ、んっ!」
胸の刺激とキスでドロドロになり、意識が保てなくなってきた。お腹の下の辺りがなんだか疼く?
「どうしたミリアン?」
「んっ、お腹がムズムズするぅ、は、はやくアドラしゃまのください、ミリアンの中に、ね?」
僕をうつ伏せにさせて後孔の周りを撫で、ゆっくりと中に指を滑らせてしっかりと拡げて硬いものの先端を僕のと合わせる。
「焦るな、初めてなんだから怪我でもしたらどうする。」
「んぅ、でもっ、はやく欲しいっれす」
「ははっ、今入れるから。んっ!」
「っ!!!」
みちみちっと音が出そうなくらい後孔が広がり目がチカチカするくらいの衝撃が走る。
「んぉっ、んんんぅ、あぁぁあ"っ!!」
「っ!…っは、ミリアン全部入ったぞ。頑張ったな。」
??アドラ様何か言ってる?
「いい!気もちぃ~、ア、アドリャしゃま、んっ、き、きもちい!♡」
「ああ、俺も気持ちいいぞ。っん!」
「っあんっ!な、中に中に出して!ミリアンの中にちょうだいっ?♡」
「可愛い、ミリアンもう少し待て、んっ」
な、何も考えれないっ、お腹の奥が熱くてしょうがない、
「出すぞミリアン、一番奥にっ、っく!」
「っ!!あっ!♡」
アドラ様のが僕の一番奥で果てするりと出て行くとぽっかり穴が空いた感覚になる。……さみしい。
起き上がりアドラ様のモノにかぶり付く。
「っ!?ミリアン?!やめろそんな所汚いだろ!」
「んーんっ、んんんっんっ!♡」(やーだっ、やめなぁいっ!♡)
レロッ、ぢゅっと音を立て口から離し正面から自分で入れてみる。
「待てっ、ミリアンっそんな事しなくていい!っ!!」
「あんっ♡はいっちゃいましたぁ♡」
「後悔しても遅いからな。おらっ!」
「んおっ!!♡」
朝方になるまで身体を繋げ続け意識が戻る頃にはアドラ様は部屋から居なくなっていた。
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