サイコストーカー野郎から逃げるため異世界転移を目指す魔女子高生の話

れん月さくら

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願い人 01

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 三寒四温の三の日、学校から寮へ戻る道すがら、取り立てて変わったことの無い日に雨宮香の人生は変わった。

 高校一年生の春、新しい環境に思いの外慣れてきて降りしきる雨ぐらいしか懸念が無い時、香は帰路を急いでいた。
 特殊児童用学園都市内は様々な事情でとても広く、複雑に入り組んでいる。うっかり薄手で出てしまい朝から冷える体に参っていた香は、早々に帰宅し身体を温めたくて堪らなかった。
 レンガの道に僅かに出来ている水溜りを避けて、彼女は足を進める。右、右、左。
 そして彼女は角を右に曲がり急に足を止め、先程まで華麗なステップで水溜りを避けていた右足を、見事に水溜りの中に着地させた。
「…………さいあく」
 とりあえず呟いただけで、実際彼女は心を込めてその悪態を吐いてはいなかった。彼女は目前の、足を止めた原因に、心奪われていた。
 地べたに座り込み、天を仰ぐ美青年がそこにはいた。
 長い睫毛に縁取られた、垂れ目ながらも大きい瞳、不健康な色合いの薄い唇と白い肌が不気味さではなく人間離れした美しさを感じさせる整った顔立ち。
 平たく言って、とても綺麗な顔である。
 香は面食いではないが、イケメンは嫌いではないので思わず見惚れてしまった。
 しかし、すぐに関わらない方が良いのではと理性的な思考が彼女の中で蘇る。
 なにせその青年は全てが普通ではない。まず美貌、そして睫毛までもがそうであるから地毛であろう白髪、雨が降り衣服がぐっしょりと濡れているのに微動だにせず天を仰ぐその姿。そして服は、全くサイズの合ってないXXLではないかと疑われる白の長袖シャツ一枚だ。
(……パンツ、履いてるのかな)
 思わずそんなことを考えながら、香はどうしようかと思案する。
 天使の香は、可哀想な彼に傘を差し出しこんな世の中だからこそ助け合おうととても真っ当なことを言っている。悪魔の香は、こんなどう考えても頭が可笑しい奴なんか無視して帰ろうぜとこれまた真っ当なことを言っていた。
 どうしようか、悩んで結局、香は、そっと傘を差し出した。しかし結果は、無反応であった。
「…………あのー……、大丈夫、ですか?」
 傘によって遮られ仰ぎ見る空の景色がだいぶ削れたはずなのに欠片もリアクションしない相手に、香は迷いながらも問いかける。
「えっと、……食べますか?」
 どうしたものかとポケットに突っ込んだ左手に当たった飴玉を、香は取り出して差し出してみる。
 真っ赤な包みに、林檎の絵が描かれた何味か分かりやすい飴玉の外袋だ。
 しかしどうせ無反応だろうなと思っていた香は、その頭が動き唇が動いたことに心底驚いてしまう。
「 ……Apple?」
「へ!? えっ、あっ、り、りりりんごですよ!? アッポー! アッポー!」
 少し考えれば分かりそうな青年が日本人ではない可能性に、その口から出た言語でやっと思い至り大慌てになりながらも香は片言の英語で答える。しかし続けるべき会話ができないため文明の利器をとスマートフォンを鞄から取り出した彼女の耳に、次に飛び込んだのは流暢な日本語だった。
「………林檎?」
「え、に、日本語、分かります?」
「この願いの力は、便利だな。あの子に感謝しないと」
 問い掛けを無視して独り言を零す男に対し、香の心の悪魔が強くなる。もう帰っても良いんじゃないかな、と。
「……君は、林檎なんだね?」
「へ? えーと、まぁ、林檎だけど」
 林檎の描かれた包み紙に入った飴玉を受け取りながら問われたため、日本語を間違えているなと思いながら香は適当に肯定した。そうして飴玉を渡した瞬間、空気が氷った。物理的に。
 香と青年の周りに、氷柱を逆さにしたような氷が地面から勢いよく無数に生えたのだ。一気に下る温度と、有り得ない事象に香は顔を青ざめさせる。
 対して正反対に青年は、興味なさそうに、無表情のまま香を唯見詰めていた。
「ッ! 願い人!? それとも魔法!?」
「今日こそ逮捕する! 覚悟しろよ、教祖様ぁ!!」
 香が視線を遣った先、逆氷柱の発生源には短い金髪で2Lペットボトルを小脇に抱える背の高い男がいた。男はそのペットボトルを地面に投げ捨てると、香達に向かい突進してきた。その動きに合わせるように逆氷柱の巨大なものが次々と地面から突き出し、そして香達に迫ってくる。
「ひぃぃぃ!?」
「ねぇ、僕の林檎、僕と一緒に、生きてくれる?」
「はい!?」
 パニックに襲われながら香が声を掛けてきた彼を見ると、それはそれは綺麗な顔がそこで微笑んでいた。死ぬかもしれないのに、わぁ美形だなぁなんて思ってしまうほどの微笑である。
 しかし、その顔が無遠慮に近付いてくるものだから、香は思わず咄嗟に魔法を起動させてしまった。
「しょ、障壁発動!!!」
 透明の薄い膜のようなものが、香を中心にふわっと生れ出る。ハンサムな青年の唇と冷気から、その膜は香を守り、そしてシャボン玉のように消滅した。
 香が使える魔法は、その程度なのだ。
 口づけを阻まれた青年はしかし、右から迫る脅威も何も気にせずに美しく、儚げに微笑む。
「迎えに来るよ、僕の林檎」
 そう言って、彼は足元に突如として現れた真っ黒な穴に落下し、そして消えた。
 降りしきる雨の中に取り残された香は、呆然として、そして聞こえてきた舌打ちにビクリとその肩を震わせた。



 願いごとは何か、問われて貴方は何を思うだろうか。貴方が心より願うのは、貴方の奥底にある願望は、それは。

 世界がファンタジーに侵略され、百八十四年が経過した。地球の総人口は激減し、常識と普通が息を引き取ってからかなりの月日が経過している。
 その始まりは、一人の大魔女であった。
 わざわざ異世界から科学の発達した21世紀の地球に訪れたファンタジー世界の彼女は、そのファンタジーで地球を染色し変え始めたのだ。
 その初めは、願い人。
 地球上でランダムに選ばれた人間、その中で強い願いを持ち、大魔女に応えることができた者達だけが願い人になった。その願望を叶える力を持つ、願い人に。
 願い人は、人類を滅亡させることと生命を蘇らせること以外の願いであれば、どんな願い事でも叶えることができる。心の底からそれを願っていさえすれば。
 実際に世界では願い人によって空飛ぶ国家が生まれたり、王権制度ができ独裁国家になったり、武器が消えたり現れたり玩具になったり、お菓子が空から降ったり、全人類にモテる男が爆誕したり、全ての猫に好かれる人間が何人か爆誕したりと、カオスを極めている。
 そうして常識は容易く崩壊し、秩序は乱れ、株価は乱高下。治安が良いところなどあるわけもなく、人類を滅亡させなければ人を殺す願いも容易く叶えられるという事実が広まってからは明日は我が身かと全人類が怯える日々が始まった。
『この世界は、魔法で支配される。奇跡に満ちる。石は流れ、葉は砕け散る。世界は混沌となる。楽しもうぞ。どうせお前達も、いずれ順応する。進化する。抗う者達となる』
 何故かどの国の者達も理解できた大魔女の声が轟いた日食の日、その言葉の意味を理解する者はしかし誰一人とていなかった。
 しかし、それから数十年後、人類は知ったのだ。その言葉の意味を。
 順応し、進化し、現れた者達。ファンタジーを受け入れた人間、魔法を使うことが可能な、次世代の子供達が世界で生まれ始めたことによって。
 世界の変容に、世界は悲鳴をあげた。
 しかしそれでも住めば都。人間は慣れる生き物だ。
 ファンタジーではない人間も、願い人も、魔法使いもいるこの世界で、人は存外平然と普通に息をしている。
 もはや街の名物となった少し頭がおかしい様子の人間から魔女になったお姉さんが空から唐突に降らすお菓子も傘で防げるし、夕方のニュースで国が増えたとか減ったとか飛んだなど、滅茶苦茶が流れるのも当たり前となったのだ。
 雨宮香も、魔法が使えるが、それも今ではさして珍しくもない。
 魔法が使えない子供達と違い特殊児童用学園都市で暮らし、決められた学校に行かなければいけないが、同じような境遇の子供は他にも沢山いる。
 そう、何もかもが普通だったのだ。変わり果てた後の世界に生まれ、香は、その世界で普通に生きていた。
 生きていたはずだった。



「なんでっ、私、逮捕されてるの!!?」
 雨宮香、高校一年生、16歳、逮捕歴有り。恐ろしい言葉の羅列が脳裏によぎり香は身震いする。広島で暮らす両親にもう知らせは行ってしまったのだろうかとか、せっかくできた友人達の自分を見る目が変わってしまうのだろうかとか、不安の種は尽きることがない。
 先程起きた珍事の意味も原因も分からぬまま、香はペットボトル男──ペットボトルを小脇に抱えていたのでそうあだ名した──に捕まった。あの青年の関係者なのかと問われて当然違うと即答したのに、手錠を掛けられたのだ。
 そして今は、近くにあった学園棟の使用されていない空き教室にいる。
 濡れたシャツにミニスカートの女子高校生が、誰も居ない空き教室にて椅子に手錠で繋がれている。
 如何わしい空気になっていないのは、香が寒いと零した後に男がわざわざ買ってきたタグ付タオルを肩から掛けてきたせいだろう。
「ねぇ、なんで私、逮捕されてるのってさっきから何度も言ってるじゃん!」
「悪いが、アイツと関わっているお前を俺は信頼できない。今は待て。もう少しでサイコメトラーが来る予定だ。えーと、」
 どう見てもヤクザの鉄砲玉か狂犬のような男は、ペラペラと紙を捲っていた手を止める。
「雨宮香……、あまみやかおりか。今は大人しくしてろ。妙な真似すんなよ」
「あ、それ、“こう”って読みます。あまみやこうです」
「あぁ? 面倒くせえな。一発で読まれねぇだろ、こんなの」
「そうなんですよねー。まぁ、嫌いじゃないけどそこは面倒くさ……って、それ私の個人情報じゃない!」
「急にデケェ声出すなよ」
「出すわよ! 一体何なの、このペットボトル男!」
「誰がペットボトル男だ! 俺は警察だよ。警察官。警察庁特異対策科第九斑、柳憲太郎だ」
 先ほど投げ捨てていた後に拾ってきた空のペットボトルを香に向けながら、柳憲太郎は牙を向く。どう見ても、警察に取り締まられるヤンキー側にしか見えないなどと香は思うも、ひとまず黙ることを選択した。
 後ろ手に手錠をつけられている事実は事実なのだ。少し冷静になってきた香は、ちょっとばかりの恐怖感を感じ始めていた。
「どうもどうも、お待たせ~、はじめまして~」
 そんな、少し冷え込んでいた空気の中、ガラリと勢い良く教室の扉を開けてきた男は何とも能天気なオーラを放っていた。
「こんにちは~。サイコメトラーの願い人、明坂五百里です。明るい坂に、数字の五百、たけのこの里の里で、あかさかいおりだよ、よろしくねぇ」
 憲太郎の言い分を丸ごと香が信じるとするならば、彼も警察官ないし警察関係者ということになる。しかしそれならばもっとそれらしい格好はできなかったのだろうかと、香はげんなりしてしまう。
 柳憲太郎は、黒のジャージにスニーカー。明坂五百里はサルエルパンツにぶかぶかの長袖Tシャツだ。大人を舐めた大学生にしか見えない。
「悪いけど、君を読ませてもらうね」
「あっ、」
 伸ばされてきたサイコメトラーの手に、香は思わず咄嗟に身を引いてしまい、それからその無意識の行動に焦ってしまう。
「ご、ごめんなさい……」
「いいよいいよ、自分を読み取られるのに抵抗が無い人間なんて居ないからね。唯、無実を証明するために協力してくれないかなぁ」
「……はい」
 ぎゅうと目を瞑った香の頭に、五百里の手が乗せられる。
 すうっと何かが自分の中に入り込む感覚があって、香は背中に鳥肌が立つのを感じた。そうして、とても長く感じられる時間と例えようのない感覚を香は味わう。暫くして、漸く頭から手が離れてゆき、香は安堵の息を吐く。
「……安心してほしい。彼女は本当に彼を知らない。この学園にスパイで潜り込んでいる訳でもない」
 その通り、香は何も知らない唯の女子高生である。しかし、それを伝える五百里の声が妙に暗くて、香は首を傾げる。
「唯、香さんは、林檎と呼ばれてしまった。彼女が彼の新しい林檎のようだ」
 しんと、教室内が静まり返り、雨音ばかりが響きわたった。
「……林檎?」
「あのド変態カルト教団! あいつら全員があの教祖を甘やかすから!」
「えっ、何、何っ!?」
「柳、落ち着いて。雨宮さん置いてけぼりなんだからね。ひとまず手錠の鍵出して。これ以上は可哀想だ。彼女は被害者なんだから」
 訳の分からぬままに、手錠の鍵を外された香はぽかんとして男達を見ていた。片方は怒り狂い、片方は沈痛な面持ちをしている。
「雨宮さん、あの男はね、百三十年程前に願い人になった男だ。異能を使う弱者達の救世主、“神”とすら呼ばれている」
「は? 神様?」
 素っ頓狂な声で馬鹿にしたような声を出してしまった香だが、仕方なかった。
 大魔女、願い人、魔法使い、様々なファンタジーが地球を侵食してきたが、“神”という名が付く程の壮大な存在の登場は今までになかったのだ。
「人間だよ、安心しろ。願い人の力で老いと死から少し縁遠いだけだ」
 何やら含みのある言い方をした憲太郎だが、香にとって気にかかることは当然他にあった。
「あの、私が被害者ってのは……?」
 何もされていないはずなのに被害者だと憐れまれる自身に、香は冷や汗を流す。
「君は、林檎と彼に呼ばれたね」
「……そう、ですね」
 今となってはどこか恐ろしい美しい微笑を思い出しながら、香は頷く。
「……”林檎”と名付けられた乙女は、あの男の言い方だと恋人だけど、私達の認識とは違うんだ」
「あいつのペットだ」
「こら、柳!」
「事実だろ! あの狂った馬鹿野郎の唯の慰み物、愛玩人形だ! 永遠に捕まって、自由はない!」
「憲太郎、いい加減にしろ!!」
 ハッとした様子の憲太郎は、青褪めた顔の香を見て舌打ちし小さな声で謝罪する。
「ちょ、ちょっと待ってよ! さっきから恐ろしい言葉ばかり出てきてるけど、冗談でしょう!? 嘘よね!?」
 しんと静まり返り顔を俯かせるばかりの彼らに香はますます顔色を悪くし、そして詰め寄る。
「あ、貴方達、警察なんでしょ!? そんな頭のオカシイ奴捕まえなさいよ!」
「できたら、とっくにしてる」
「あの男は、」
「明坂、詳しい話はいい。被害者の雨宮には無関係だ」
「……そうだね」
 なんちゃってーとか、冗談に決まってるだろとか、夢のような大逆転を香は願うも目前の二人の事実を物語る苦しげな顔は全く変わらない。
「……アイツを殺すか、逃げるしかない。お前にできるとしたら、逃げる方だ」
 無茶苦茶な提案をされ、力の抜けた香は先ほどまで座っていた椅子にガタンと乱暴に腰掛ける。
「逃げるってどこによ……」
「異世界だ」
「……はい?」
「お前はもう、異世界に転移するしかない」
 真っ直ぐな瞳で言ってきた憲太郎のことを、何言ってんだこいつという目つきで香は見てしまう。
 雨宮香、十六歳。
 冷え込む春の雨の日に、ストーカーから逃げるため異世界転移を目指せと言われた世界で唯一の女子高生爆誕の瞬間である。
「いや、もっと良い手段ないの!?」
「願い人になるか、大魔女に会って気に入られるか、大魔女相当の偉大な魔女になるしかないな」
「まだ高校一年生なのに用意された人生の選択肢がそれって酷すぎる!」

 そうして雨宮香の、普通ではない世界での更に異常な日常が始まったのであった。



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