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5 カークランド
しおりを挟む爪楊枝を咥えたあの姿が目に浮かぶ。ニックネームは「(木枯らし)モンジロー」。
高校卒後1953年にニューヨーク・ジャイアンツと契約し、球団がサンフランシスコに移転した1958年にメジャー初昇格。ウィリー・メイズ、ウィリー・マッコビーと共にクリーンアップを打ったと云うからすごい。1959年から1962年まで4年連続20本塁打以上をマークした。
1968年春季キャンプから阪神タイガースへ入団。同年に37本塁打(4位)を放つと、主軸打者に定着。2年目の1969年も26本塁打を放ったが、三振が133個を数えて当時の日本記録となる。1973年11阪神を退団しそのまま引退した。 その後はデトロイトに移住し、ゼネラルモーターズに車両の整備員として就職。GM工場閉鎖まで勤務。
野手での6年の在籍は、ランディ・バース、マット・マートンと並び最長の在籍である。 126本塁打はバースに次ぐ。
何で、爪楊枝を加えているのか当時は知らなかった。これは元々リラックスのためガムを噛みながらプレーしていたが、クロスプレーにより前歯を折ってしまい、義歯を入れたところガムがくっつくようになってしまったためらしい。なお口を傷つけないよう、爪楊枝は尖った方ではなく、柄の部分を噛み潰していた。
モンジローが在籍した当時のタイガースはどんなだったろう。川上巨人がONで9連覇中で71年の5位を除いていつも2位。特に村山兼任監督の70年時は最後まで争って2ゲーム差。カークランドが退団になった73年は中日戦で勝てば優勝だったが負けて、巨人との最終戦で争うことになった。結果0.5差で2位。優勝していれば、カークランドにはいい、思い出と記念になっただろうにと思う。
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