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グランディ帝国編-第一章
第七話 「崩壊の序曲」
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朝の光が、ルカドナの薄霧を引き裂いた。
陽の光だけが、唯一平等なものだった。その光は、貴族街の磨かれた瑠璃窓に口づけもすれば、平民街の湿った壁に触れもする。だが、光が届く場所で、その運命は天と地ほどに異なっていた。
女たちの銅の腕輪が値切る声に合わせて高らかに鳴り響く一方で、男たちは分厚いたこのできた掌で、背中を流れる汗を黙って拭っていた。
平民街において、男という存在はとうに苦役によって定義づけられていた。波止場では、上半身を露わにした荷運び人たちが重い木箱を担ぎ、汗がその逞しい筋肉を濡らし、その一歩一歩が服従のリズムを刻んでいる。
工房では、若い見習いが女職人の後ろに付き、些細な不手際一つで厳しい叱責が飛んでくることを恐れて息を殺し、道具を差し出す。街角では、野菜売りの老人が女の客の粗探しに愛想笑いを返し、荒れた指先で不安げに古びた服の裾を弄んでいる。
それとは対照的に、女たちはこの街の生命力に満ちた脈動を支配していた。女商人たちは高らかに言い放ち、その腕につけられた銅の腕輪は彼女たちの営業許可の証として、有無を言わせぬ光を放っている。
パン屋の女主人は片手を腰に当て、数人の男の働き手を威厳たっぷりに指揮している。
街頭を巡回する衛兵の小隊ですら、率いるのは必ず腰に長剣を佩いた女性であり、その後ろを男の隊員たちが影のように、黙って俯きながら付き従うのだった。
そして、この見えざる階級の壁は、貴族街において、さらに高く、さらに厳格に築かれているのだった。
ここの朝は、冷酷なほどの静寂の中で幕を開ける。
豪奢な馬車が音もなく滑るように通り過ぎる。御者を務める男は白い手袋をはめ、その卑しい指紋が主の車体を汚すことのないよう徹底されている。
庭では、庭師の少年が花壇に跪き、一心に枝葉を刈り込んでいる。露台から女主――モーニングガウンをまとった貴族の令嬢――が、気怠げな眼差しで、彼と、そして彼女が愛でる花々とを品定めしていることには、まるで気づいていない。
この光景の極致は、遠方の要塞で繰り広げられていた。
帝国の女性士官たちが集う朝の軍議では、椅子が立てる物音一つしない。そもそも、会議室にそのような物は存在しないのだ。その代わりにあるのは、居並ぶ男性の侍従官たちである。彼らは沈黙して地面に傅き、その四肢と背中で、温もりのある一脚一脚の「人型長椅子」を構成している。硬い床に骨が軋むほどの痛みを覚えても、微動だにすることは許されない。
これこそが、グランディ帝国。性別を礎とし、世俗の秩序を根底から覆した、巨大な鳥籠。ここでは、陽光は無私に降り注ぐのかもしれない。だが、ルールの偏在は生まれつき備わったものであり、生命が生を受けたその瞬間から、血肉に刻み込まれ、決して覆ることはない。
パリン――!
甲高い音が、貴族街の露台の静寂を打ち破った。
庭師を監督していた貴族の令嬢の指が震え、その繊細な磁器の杯が手から滑り落ち、石の階段の上で粉々に砕け散った。彼女は困惑して瞬き、手すりに掴まろうとしたが、腕はぐにゃりと力が抜けていることに気づく。次の瞬間、膝が折れ、骨を抜き取られたかのようにその場に崩れ落ちた。
「お、お嬢様っ!?」
花壇に跪いていた庭師の少年は、狼狽して立ち上がろうとしたが、瞬時にその動きを止めた――両脚が鉛のように重くなり、女主人が意識を失う様を、ただ為すすべなく見つめることしかできなかった。
……誰も、気づいていなかった。
この朝最初の破壊音が、まさかルカドナ全体の崩壊の前奏曲だったとは。
混乱は、疫病のように蔓延した。
市場では、威勢よく値段交渉をしていた女商人たちが次々と屋台の傍らに倒れ込み、銅の腕輪が地面に当たって甲高い音を立てた。
パン屋の女主人は男の働き手の耳を掴んだかと思うと、突然その手を離し、小麦粉の袋の横にぐにゃりと崩れ落ちた。巡回中の衛兵隊長は、かろうじて剣を支えに身体を保ったが、号令を発しようとした時には、すでに舌が痺れて動かないことに気づいた。
男たちの状況は、さらに無様だった。御者たちは慌てて馬車から飛び降りたが、着地と同時に膝から崩れ、糸の切れた操り人形のように地面に傅した。
荷運び人たちは重い木箱を足元に落としてしまうが、痛みに叫び声を上げる力さえなく、ただ硬直して土埃の中にうずくまるだけだった。
――悲鳴を上げる者はなく、逃げ出す者もいない。
なぜなら、全ての人間が、時を同じくして自らの身体に裏切られたからだ。
ルカドナの路上に残されたのは、あちこちで響く人が倒れる音と、まだ晴れやらぬ朝霧の中で、呆然と見開かれ、次第に焦点を失っていく瞳、瞳、瞳……。
「ふむ……薬の効果が出るのが、予測より少し遅いか」
エドは城壁の上から、次第に沈黙へ陥っていく街を冷ややかに見下ろしていた。
「致死量を薄めたせいで、毒性の発現が緩やかになっている……薬効が切れるのも想定より早いかもしれん。行動を早めねば」
彼の視線が、街から要塞へと戻った。そして、まるで獲物の心臓を探るかのように、真っ直ぐに最上階の軍議室へと突き刺さる。
――あの光景の極致が、今まさに、崩れ落ちようとしていた。
パリン、カラン――!
女騎士たちの手から杯や短剣が滑り落ちる。彼女たちは恐怖に顔を見合わせ、互いの瞳に映る同じ色の絶望に震えた。支えようとした身体は言うことを聞かず、一人、また一人と崩れ落ちていく。
女騎士たちが意識を失って崩れ落ちると同時に、それを支えていた“椅子”たちもまた、麻痺して硬直したまま、重みに耐えきれず、鈍い音を立てて倒れていく。
権力者も、道具も、等しく無力な肉塊と化す。
――これこそが、グランディ帝国。性別を礎とし、秩序を根底から覆した巨大な鳥籠の、滑稽で無様な終焉の始まりだった。
陽の光だけが、唯一平等なものだった。その光は、貴族街の磨かれた瑠璃窓に口づけもすれば、平民街の湿った壁に触れもする。だが、光が届く場所で、その運命は天と地ほどに異なっていた。
女たちの銅の腕輪が値切る声に合わせて高らかに鳴り響く一方で、男たちは分厚いたこのできた掌で、背中を流れる汗を黙って拭っていた。
平民街において、男という存在はとうに苦役によって定義づけられていた。波止場では、上半身を露わにした荷運び人たちが重い木箱を担ぎ、汗がその逞しい筋肉を濡らし、その一歩一歩が服従のリズムを刻んでいる。
工房では、若い見習いが女職人の後ろに付き、些細な不手際一つで厳しい叱責が飛んでくることを恐れて息を殺し、道具を差し出す。街角では、野菜売りの老人が女の客の粗探しに愛想笑いを返し、荒れた指先で不安げに古びた服の裾を弄んでいる。
それとは対照的に、女たちはこの街の生命力に満ちた脈動を支配していた。女商人たちは高らかに言い放ち、その腕につけられた銅の腕輪は彼女たちの営業許可の証として、有無を言わせぬ光を放っている。
パン屋の女主人は片手を腰に当て、数人の男の働き手を威厳たっぷりに指揮している。
街頭を巡回する衛兵の小隊ですら、率いるのは必ず腰に長剣を佩いた女性であり、その後ろを男の隊員たちが影のように、黙って俯きながら付き従うのだった。
そして、この見えざる階級の壁は、貴族街において、さらに高く、さらに厳格に築かれているのだった。
ここの朝は、冷酷なほどの静寂の中で幕を開ける。
豪奢な馬車が音もなく滑るように通り過ぎる。御者を務める男は白い手袋をはめ、その卑しい指紋が主の車体を汚すことのないよう徹底されている。
庭では、庭師の少年が花壇に跪き、一心に枝葉を刈り込んでいる。露台から女主――モーニングガウンをまとった貴族の令嬢――が、気怠げな眼差しで、彼と、そして彼女が愛でる花々とを品定めしていることには、まるで気づいていない。
この光景の極致は、遠方の要塞で繰り広げられていた。
帝国の女性士官たちが集う朝の軍議では、椅子が立てる物音一つしない。そもそも、会議室にそのような物は存在しないのだ。その代わりにあるのは、居並ぶ男性の侍従官たちである。彼らは沈黙して地面に傅き、その四肢と背中で、温もりのある一脚一脚の「人型長椅子」を構成している。硬い床に骨が軋むほどの痛みを覚えても、微動だにすることは許されない。
これこそが、グランディ帝国。性別を礎とし、世俗の秩序を根底から覆した、巨大な鳥籠。ここでは、陽光は無私に降り注ぐのかもしれない。だが、ルールの偏在は生まれつき備わったものであり、生命が生を受けたその瞬間から、血肉に刻み込まれ、決して覆ることはない。
パリン――!
甲高い音が、貴族街の露台の静寂を打ち破った。
庭師を監督していた貴族の令嬢の指が震え、その繊細な磁器の杯が手から滑り落ち、石の階段の上で粉々に砕け散った。彼女は困惑して瞬き、手すりに掴まろうとしたが、腕はぐにゃりと力が抜けていることに気づく。次の瞬間、膝が折れ、骨を抜き取られたかのようにその場に崩れ落ちた。
「お、お嬢様っ!?」
花壇に跪いていた庭師の少年は、狼狽して立ち上がろうとしたが、瞬時にその動きを止めた――両脚が鉛のように重くなり、女主人が意識を失う様を、ただ為すすべなく見つめることしかできなかった。
……誰も、気づいていなかった。
この朝最初の破壊音が、まさかルカドナ全体の崩壊の前奏曲だったとは。
混乱は、疫病のように蔓延した。
市場では、威勢よく値段交渉をしていた女商人たちが次々と屋台の傍らに倒れ込み、銅の腕輪が地面に当たって甲高い音を立てた。
パン屋の女主人は男の働き手の耳を掴んだかと思うと、突然その手を離し、小麦粉の袋の横にぐにゃりと崩れ落ちた。巡回中の衛兵隊長は、かろうじて剣を支えに身体を保ったが、号令を発しようとした時には、すでに舌が痺れて動かないことに気づいた。
男たちの状況は、さらに無様だった。御者たちは慌てて馬車から飛び降りたが、着地と同時に膝から崩れ、糸の切れた操り人形のように地面に傅した。
荷運び人たちは重い木箱を足元に落としてしまうが、痛みに叫び声を上げる力さえなく、ただ硬直して土埃の中にうずくまるだけだった。
――悲鳴を上げる者はなく、逃げ出す者もいない。
なぜなら、全ての人間が、時を同じくして自らの身体に裏切られたからだ。
ルカドナの路上に残されたのは、あちこちで響く人が倒れる音と、まだ晴れやらぬ朝霧の中で、呆然と見開かれ、次第に焦点を失っていく瞳、瞳、瞳……。
「ふむ……薬の効果が出るのが、予測より少し遅いか」
エドは城壁の上から、次第に沈黙へ陥っていく街を冷ややかに見下ろしていた。
「致死量を薄めたせいで、毒性の発現が緩やかになっている……薬効が切れるのも想定より早いかもしれん。行動を早めねば」
彼の視線が、街から要塞へと戻った。そして、まるで獲物の心臓を探るかのように、真っ直ぐに最上階の軍議室へと突き刺さる。
――あの光景の極致が、今まさに、崩れ落ちようとしていた。
パリン、カラン――!
女騎士たちの手から杯や短剣が滑り落ちる。彼女たちは恐怖に顔を見合わせ、互いの瞳に映る同じ色の絶望に震えた。支えようとした身体は言うことを聞かず、一人、また一人と崩れ落ちていく。
女騎士たちが意識を失って崩れ落ちると同時に、それを支えていた“椅子”たちもまた、麻痺して硬直したまま、重みに耐えきれず、鈍い音を立てて倒れていく。
権力者も、道具も、等しく無力な肉塊と化す。
――これこそが、グランディ帝国。性別を礎とし、秩序を根底から覆した巨大な鳥籠の、滑稽で無様な終焉の始まりだった。
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