22 / 44
22話 連行
しおりを挟む
朝を迎える。
二階の部屋には木製の大きめベッドがあった。
獣人は身体が大きいからな。
あとは鏡とタオルがおいてあるくらいの簡素な部屋だ。
転移初日に無一文で宿に泊まれるとはありがたい。
部屋に一礼して一階へ降りる。
「おう兄ちゃん。
昨日は面白かったぜ。な?ところで名前は?」
「ああ名前行ってなかったか。
赤羽です。
よろしく。」
「ははは、赤羽かー。
変わった名前だな。
さすがにこっちの人間じゃないな。
改めてクロックだ。よろしく。
んで、これからどうするんだ?」
そういいながら椅子を引く。
「朝飯はおごりじゃないぜ?出世払いよ」
「なにからなにまで悪いな。いただくよ。
今後は・・・そうだな。
とりあえずレベルアップを目標にしたい。
あとは情報だな。この国、世界の事、全然分からないんだ」
「ほーなるほどな。俺は教えるのは得意じゃないしな。
そういうのはピューイだな。ギルドであったろ?ペンギンの」
「ああ、あの人か。獣人魔法とかいってたな。」
「レベルアップはまかせろ。
この世界にきたらレベルアップを目指すのは当然さ。
この国には3つレベルアップに適したもんがある。
1つ、冒険者になる
2つ、コロシアムで剣闘士になる
3つ、軍に所属して戦争に行く
おすすめは冒険者だ。俺が手とり足とり教えてやるよ。
そろそろ新しい仲間を募集しようと思ってたんだ。
つーか俺と来いよ!」
「仲間も知識も手に入るなんてありがたい。是非頼むよ」
「おっ!決定だな!
じゃさっそくギルド登録しねえと。
ギルドに行こうぜ。」
朝ごはんをかき込むクロック。
「クロック、つけ払いそろそろ払ってね。」
いつのまにか後ろに立っているウサギ娘。
「おおう。すまんすまん。怒るなよユーン。
新しい仲間も増えたしダンジョンアイテムで一攫千金だ。
倍にして返してやらあ」
「もう少子良いんだから。赤羽さんもクロックに言ってやって」
てきぱきと皿を片付け、キッチンに戻るユーン。
「あ、あとお兄ちゃんみてない?全然音沙汰無いんだから」
「いやあ見てねえな。じゃ、行ってくるわ」
「はいはいありがとうございましたー朝ごはん代もつけときますー」
ふてくされながら手をひらひらとふるユーン
クロックについていく。
朝の陽ざしが坂に反射して、きらきらと輝く。
美しい街並み。
クロックと登っていく。
「そういえばおめえ足悪いのか?普通に歩いてるけど」
「ああ杖な。
ストーンって魔法つかったら取れなくなって。色々形を変えてみてはいるんだが」
「なんだそりゃ。
転移者・転生者は魔力強すぎて不具合が出ることがある
とかそんな話を聞いたことがあるけどな。
それも専門外だ。ピューイに聞いてみよう。」
ギルドにたどり着く。
昨日のバカ騒ぎとは打って変わって、中の獣人たちは真剣なまなざしで看板を見ている。
「お、ズージー。来たなゲロ吐き爬虫類。鑑定男」
ラクダ男バンが近づいてくる。
「ズージー。やかましいぞ低レベル。妹がさがしてたぞ。」
「ああ俺は家族にもとらわれない男なのさ。
宿を継ぐ気なんてないんだ。」
(ユーンの兄貴ってこいつかよ。ウサギ娘の兄はウサギ男じゃないのか)
「ズージー。鑑定男。昨日は楽しかったぜ。
で、冒険者ギルドに登録に来たってわけか」
「ああそうなんだ」
「おう、こいつは俺たちのパーティーに入るぞ」
「マジか。今更だが俺はバン。砂漠を駆ける一陣の風。パーティーの生命線さ。よろしくな。」
「レベル低いけどな。ははは」
「(こいつもパーティーなのか)ああ、よろしくな。」
「でお前さん、役職は?」
「あー決まってない」
「魔法使えるなら魔術師か。あとは人間なら剣士が多いな。
鑑定もあるか。」
「とりあえずピューイ待ちだな。わがパーティーの紅一点もまだ来てない。」
クロックが腕を組む。
「自称エリート剣士もな。」
「あいつは病気がちだからなあ」
なにやらあと2人いるらしい。
「とりあえずギルド登録だな。」
「おう、忘れてた。ペリカン嬢のとこ行って来いよ赤羽」
クロックが背中を押す。
「すいません、ギルド登録したいんですけど初めてで。」
「あ、昨日の鑑定士さん。ズージー。
お待ちしてましたよ。
私は受付嬢のペリーピーチです。今後よろしくお願いします。
書類の用意できてます。
転移者さんということで国に報告、一応冒険者ってことで話は通してあります。」
仕事が早い。
「で、こちらがギルド登録証ですね。
他の国でも使える本人確認用書類の代わりにもなりますので
なくさないように注意してください。」
首から下げるプレート状の登録証をもらった。
「クロックさんとパーティー組むんですね。
古株ですけど荒っぽい人なので宜しくお願いしますね。
あ、お仲間がまた来たみたいですよ」
振り向くと亀獣人の女の子がいた。
茶色チェックのスカートに大きな杖。
「ズージー、初めまして魔術師のカティです。」
「初めまして赤羽です。よろしく」
「赤羽よ、あいさつは『ズージー』だぜ」
「そういうのは先に教えといてやれよクロック。なあアカ」
バンのなかで俺のあだ名はアカに決まったみたいだ。
「じゃあ私はアカさんって呼びます。」
「ああ、よろしくカティ。」
「さて剣士様はまだだがまあ来ないだろ。揃ったところで行きますかダンジョン」
「クロック、赤羽ほぼ裸装備じゃん」
「あー、剣くらい買わないといかんか。役職もまだだしな。」
「ペンギンマンを待ってたんじゃないのかよ」
「おお!忘れてた。あいつもまだ来てないようだな」
ギルドの扉が乱暴に空く。
「転移者の人間はいるか!?」
高そうな鎧をつけたチーター顔の髪の長い剣士風の女が言い放つ。
複数の兵士を連れている。
俺とクロック、顔を見合わせる。
「おう何の用だ。うちのパーティーに入ったんだ」
「クロックか。
そいつに王から召喚命令がでている。
おとなしく城まで来てもらおう。
強制だ。逆らうな。」
「王の要件はなんなんだ?」
バンが冷静に言う。
「貴様には関係ないぞ。
ところで一番レベルが低かったらしいな。
貴様、自慢の足でにげてばかりいるからじゃないか。」
兵士一団が失笑する。
「ファースてめえ」
クロックが睨む。
「貴様も連行されたいか。例の件、忘れたわけではないぞ」
「くそ、王には借りがある。あの人にゃ逆らうつもりはねえよ。」
「そうか。ではその転移者こちらで預からせてもらう。」
「赤羽、すまん。王のやつも悪い奴じゃねえから。
おとなしく連行されてくれ。
あとから必ず迎えに行く。」
そして俺は城に連行された。
二階の部屋には木製の大きめベッドがあった。
獣人は身体が大きいからな。
あとは鏡とタオルがおいてあるくらいの簡素な部屋だ。
転移初日に無一文で宿に泊まれるとはありがたい。
部屋に一礼して一階へ降りる。
「おう兄ちゃん。
昨日は面白かったぜ。な?ところで名前は?」
「ああ名前行ってなかったか。
赤羽です。
よろしく。」
「ははは、赤羽かー。
変わった名前だな。
さすがにこっちの人間じゃないな。
改めてクロックだ。よろしく。
んで、これからどうするんだ?」
そういいながら椅子を引く。
「朝飯はおごりじゃないぜ?出世払いよ」
「なにからなにまで悪いな。いただくよ。
今後は・・・そうだな。
とりあえずレベルアップを目標にしたい。
あとは情報だな。この国、世界の事、全然分からないんだ」
「ほーなるほどな。俺は教えるのは得意じゃないしな。
そういうのはピューイだな。ギルドであったろ?ペンギンの」
「ああ、あの人か。獣人魔法とかいってたな。」
「レベルアップはまかせろ。
この世界にきたらレベルアップを目指すのは当然さ。
この国には3つレベルアップに適したもんがある。
1つ、冒険者になる
2つ、コロシアムで剣闘士になる
3つ、軍に所属して戦争に行く
おすすめは冒険者だ。俺が手とり足とり教えてやるよ。
そろそろ新しい仲間を募集しようと思ってたんだ。
つーか俺と来いよ!」
「仲間も知識も手に入るなんてありがたい。是非頼むよ」
「おっ!決定だな!
じゃさっそくギルド登録しねえと。
ギルドに行こうぜ。」
朝ごはんをかき込むクロック。
「クロック、つけ払いそろそろ払ってね。」
いつのまにか後ろに立っているウサギ娘。
「おおう。すまんすまん。怒るなよユーン。
新しい仲間も増えたしダンジョンアイテムで一攫千金だ。
倍にして返してやらあ」
「もう少子良いんだから。赤羽さんもクロックに言ってやって」
てきぱきと皿を片付け、キッチンに戻るユーン。
「あ、あとお兄ちゃんみてない?全然音沙汰無いんだから」
「いやあ見てねえな。じゃ、行ってくるわ」
「はいはいありがとうございましたー朝ごはん代もつけときますー」
ふてくされながら手をひらひらとふるユーン
クロックについていく。
朝の陽ざしが坂に反射して、きらきらと輝く。
美しい街並み。
クロックと登っていく。
「そういえばおめえ足悪いのか?普通に歩いてるけど」
「ああ杖な。
ストーンって魔法つかったら取れなくなって。色々形を変えてみてはいるんだが」
「なんだそりゃ。
転移者・転生者は魔力強すぎて不具合が出ることがある
とかそんな話を聞いたことがあるけどな。
それも専門外だ。ピューイに聞いてみよう。」
ギルドにたどり着く。
昨日のバカ騒ぎとは打って変わって、中の獣人たちは真剣なまなざしで看板を見ている。
「お、ズージー。来たなゲロ吐き爬虫類。鑑定男」
ラクダ男バンが近づいてくる。
「ズージー。やかましいぞ低レベル。妹がさがしてたぞ。」
「ああ俺は家族にもとらわれない男なのさ。
宿を継ぐ気なんてないんだ。」
(ユーンの兄貴ってこいつかよ。ウサギ娘の兄はウサギ男じゃないのか)
「ズージー。鑑定男。昨日は楽しかったぜ。
で、冒険者ギルドに登録に来たってわけか」
「ああそうなんだ」
「おう、こいつは俺たちのパーティーに入るぞ」
「マジか。今更だが俺はバン。砂漠を駆ける一陣の風。パーティーの生命線さ。よろしくな。」
「レベル低いけどな。ははは」
「(こいつもパーティーなのか)ああ、よろしくな。」
「でお前さん、役職は?」
「あー決まってない」
「魔法使えるなら魔術師か。あとは人間なら剣士が多いな。
鑑定もあるか。」
「とりあえずピューイ待ちだな。わがパーティーの紅一点もまだ来てない。」
クロックが腕を組む。
「自称エリート剣士もな。」
「あいつは病気がちだからなあ」
なにやらあと2人いるらしい。
「とりあえずギルド登録だな。」
「おう、忘れてた。ペリカン嬢のとこ行って来いよ赤羽」
クロックが背中を押す。
「すいません、ギルド登録したいんですけど初めてで。」
「あ、昨日の鑑定士さん。ズージー。
お待ちしてましたよ。
私は受付嬢のペリーピーチです。今後よろしくお願いします。
書類の用意できてます。
転移者さんということで国に報告、一応冒険者ってことで話は通してあります。」
仕事が早い。
「で、こちらがギルド登録証ですね。
他の国でも使える本人確認用書類の代わりにもなりますので
なくさないように注意してください。」
首から下げるプレート状の登録証をもらった。
「クロックさんとパーティー組むんですね。
古株ですけど荒っぽい人なので宜しくお願いしますね。
あ、お仲間がまた来たみたいですよ」
振り向くと亀獣人の女の子がいた。
茶色チェックのスカートに大きな杖。
「ズージー、初めまして魔術師のカティです。」
「初めまして赤羽です。よろしく」
「赤羽よ、あいさつは『ズージー』だぜ」
「そういうのは先に教えといてやれよクロック。なあアカ」
バンのなかで俺のあだ名はアカに決まったみたいだ。
「じゃあ私はアカさんって呼びます。」
「ああ、よろしくカティ。」
「さて剣士様はまだだがまあ来ないだろ。揃ったところで行きますかダンジョン」
「クロック、赤羽ほぼ裸装備じゃん」
「あー、剣くらい買わないといかんか。役職もまだだしな。」
「ペンギンマンを待ってたんじゃないのかよ」
「おお!忘れてた。あいつもまだ来てないようだな」
ギルドの扉が乱暴に空く。
「転移者の人間はいるか!?」
高そうな鎧をつけたチーター顔の髪の長い剣士風の女が言い放つ。
複数の兵士を連れている。
俺とクロック、顔を見合わせる。
「おう何の用だ。うちのパーティーに入ったんだ」
「クロックか。
そいつに王から召喚命令がでている。
おとなしく城まで来てもらおう。
強制だ。逆らうな。」
「王の要件はなんなんだ?」
バンが冷静に言う。
「貴様には関係ないぞ。
ところで一番レベルが低かったらしいな。
貴様、自慢の足でにげてばかりいるからじゃないか。」
兵士一団が失笑する。
「ファースてめえ」
クロックが睨む。
「貴様も連行されたいか。例の件、忘れたわけではないぞ」
「くそ、王には借りがある。あの人にゃ逆らうつもりはねえよ。」
「そうか。ではその転移者こちらで預からせてもらう。」
「赤羽、すまん。王のやつも悪い奴じゃねえから。
おとなしく連行されてくれ。
あとから必ず迎えに行く。」
そして俺は城に連行された。
0
あなたにおすすめの小説
異世界で家をつくります~異世界転移したサラリーマン、念動力で街をつくってスローライフ~
ヘッドホン侍
ファンタジー
◆異世界転移したサラリーマンがサンドボックスゲームのような魔法を使って、家をつくったり街をつくったりしながら、マイペースなスローライフを送っていたらいつの間にか世界を救います◆
ーーブラック企業戦士のマコトは気が付くと異世界の森にいた。しかし、使える魔法といえば念動力のような魔法だけ。戦うことにはめっぽう向いてない。なんとか森でサバイバルしているうちに第一異世界人と出会う。それもちょうどモンスターに襲われているときに、女の子に助けられて。普通逆じゃないのー!と凹むマコトであったが、彼は知らない。守るにはめっぽう強い能力であったことを。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活
怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。
スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。
何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる